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実現思考とは、何か?
103870 > 現実(実感)と勉強(観念)が断絶している
寺嶋眞一  ( 68 静岡 無職 ) 06/01/10 PM11 【印刷用へ】

> 実現思考とは、何か?
> 103852 現実(実感)と勉強(観念)が断絶している
> 阿部和雄  ( 41 東京 設備士 ) 06/01/10 PM07
> 子供達の勉強めぐって、「現実の役に立たないから出来るようになる(わかる)必要がない」というのは、いいかえれば「現実に向かってないから出来るようになる(わかる)必要が感じられない」ということだと思います。現実とはすなわち日々の暮らしや仕事の中にある課題といってもいいでしょう。

同感です。実学 (技術) ならば、日々の暮らしや仕事にも役立ちます。84032

> 学校の勉強は観念的な知識として教えられ、現実課題とのつながりがほとんどありません。現実と乖離したところで頭を使う訓練しかしていないわけですから現実の役に立たないのはあたりまえです。

同感です。日本語で観念的な知識を教えることは、労多くして益少なしです。83415

> そしてこのまま大人になると、現実の課題に向き合えない思考回路を強固に形成してしまうことになります。仕事でトラブルを起こしても、問題に答えが出せなくても、現実課題と思考が分断されているので、課題を克服するために頭を使う(出来るようになる)ことができず、出来ないことを正当化するためばかりに頭を使う、という事態に陥ってしまいます。

同感です。無為無策の知的低水準に留まるのですね。92993

> 現実への不可能視や課題捨象の言い訳が横行する大人社会の実情も、こういった現実(実感)と勉強(観念)の断絶が根底にあり、今また子供達の教育の場で繰り返されているとしたら、それは忌々しき問題です。現実の役に立たない勉強で社会(みんな)の役に立たない人間ばかりが増えている。社会の根幹を成すのが“教育”ならば、現実課題に答えを出すための勉強、みんなの期待に答えるための勉強、現実(実感)とつながった勉強の再生が急がれます。

同感です。観念・概念は、日本語の頭には入りません84909。序列観念は、日本語文法の一部であり、現実(実感)そのものであります。83909
現実課題に答えを出すための勉強は、理性判断の訓練でなくてはなりません。リーズナブルな答えは、みんなの期待に答えます。95182

> 「現実(実感)とつながった勉強の再生」は、閉塞した社会を根底から再生するための重要な現実課題です。子供と大人、勉強と仕事といった線引きを取り払い、課題に向き合い答えを出してゆく(勉強して出来るようになる)ことがみんなに(子供たちにも大人たちにも)求められているのだと思います。

同感です。英米は、大人が勉強する国です。我が国は、大人の勉強領域により、英米に水をあけられています。82285
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その他(認識論・科学論)
103833 > 私たちの科学観って、どうなってるの? 〜 基礎能力と関心のズレ
寺嶋眞一  ( 68 静岡 無職 ) 06/01/09 PM10 【印刷用へ】

> その他(認識論・科学論)
> 59430 私たちの科学観って、どうなってるの? 〜 基礎能力と関心のズレ
> 福田尚正  ( 29 福岡 SE ) 03/08/01 PM11 【印刷用へ】
> 実現論の参考文献でもある、上岡義雄著『神になる科学者たち』(日本経済新聞社、1999)を読み始めると、こう書かれてあった。
>>欧米では科学と技術は別物で、科学的な知識が技術の知識とは別に存在する。ところが、日本では一般に科学と技術は一体のものとして捉えられており、常識的な科学観の中身は技術観である場合が多い。
> 私もかつては「科学≒技術」と感じていました。それを語り合うには、数学や物理学に長けていなければならないといった強迫観念がありました。本当は、そんな事ないだろうに・・・(T_T)

同感です。84032

> 振り返れば、高校時代に、数学、特に物理学が嫌いだからと、逃げるように文系を選択するひとは多かったですね。理系でさえ、物理嫌いは多かった。私は、物理に特化することによって、うまみを得ましたが、あくまでも相対的な高得点化のための戦略でしかなかった・・・^^;

理解できます。私もそうでした。

> 日本は「目標無き科学技術大国」と言われますが、確かにそうだと思う。環境問題にしても、統合的な方針を考える事無しに、場当たり的に「それは、いつか科学(技術)が解決してくれる」なんて、問題を技術論にすり替え、根拠なしに「科学の力」を信じ、中身の言及を避けるひと(科学信奉者)が多かったりする。

科学は個人の世界観です。新しい事実が発見されれば、自分の考えを変えなくてはなりません。ですから、科学は絶えず進歩します。83415
分子がお互いに手を取り合っている姿は、絵の中でしか見ることができません。ちょうど神様が雲の上に乗って浮かんでいるところと同じようなものです。

> 科学認識=事実認識(構造認識)とは、その普遍性から、社会の統合軸として、大きな可能性を持つ。しかし、未だ多くは「社会的には必要だが、難しいから中身の言及、把握は避けたい」と忌避する体質がすり込まれているように思います。

アメリカには、’Scientific American’ (科学的なアメリカ人) という名前の雑誌があります。日本でもこの雑誌の訳本は得られますが、その名前は「サイエンス」になっています。訳本の雑誌名からは、個人の考えであることが抜けているようですね。85728
中身を忌避する体質は、日本語の体質にも関係あるでしょうね。93843
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閉塞の元凶は、個人主義
103813 > 日本が残したものと外国産「近代思想」の比較
寺嶋眞一  ( 68 静岡 無職 ) 06/01/09 PM00 【印刷用へ】

> 閉塞の元凶は、個人主義
> 3800 日本が残したものと外国産「近代思想」の比較
> 川井孝浩 HP  ( 28 東京 設計 ) 01/04/30 PM10 【印刷用へ】
> 近代思想の全面的な洗い直しは、個人主義者達の云わんとする 日本での個人主義のズレの検証と同等とも考えられます。

同感です。個人主義に焦点を当てた文化的なズレの検証ですね。101643

> 日本には、近代思想が不完全燃焼のまま終わろうとしている原因背景に、日本人は何か別の日本的価値を残しているからと捉えることも可能でしょう。それを個人主義の発達を阻害した、等という形でのみ片付けることはあまりにも一面的でしょう。

同感です。日本人は日本語を残しています。日本語は、頭の中に入れて持ち歩ける日本教の聖書のようなものです。96666

> 近代以降、日本が小国ながらも経済的に世界と渡り合って来れたのは、日本人的曖昧さによって、他国の文化を気軽に取り入れつつも、日本人独特の感性によって更に優れた商品開発や技術開発へと繋げる事が可能であったからでしょう。

同感です。日本人独特の感性によって更に優れた商品開発や技術開発を可能にする世界市場をアメリカ人が供用させてくれたことです。103775

> 日本では、集団性の名残が強く残っていると感じる事が多いですが、個人主義の元祖国に比べると凶暴性は極めて弱いと言えます。一時前に、日本の安全神話崩壊、なんて時期もありましたが、他国に比べたらまだまだ平和。むしろ、他人との境界が希薄になってしまった現代であっても、曖昧に他人との境界を保ちながら(結して断絶しない)、柔軟に対応していく中に、暖かさを感じ取る事もできます。

同感です。民族根絶やしを目的とした虐殺は、日本人によって計画されていませんね。5409

> 例えば、個人主義先進国を見るとどうでしょう。完全なる自立(孤立?)社会故に、全ての物事が契約書に基づいて行われます。相手を信用したら負け、みたいな感じで。

契約書に書いてないことにまで言いがかりを付けるというのでは、ヤクザと変わりないですからね。103548

> 米国では、小学生の子供が、「将来は一人で生きていかなければならないから、他人には頼りません」なんて事を冷静にコメントしてる映像を見た事があります。ちょっと、冷たいんじゃない?と思いました。

日本人は、騙された時には「私は相手を信用していた」と答えることになっている。これは、賢者の発言か。99912

> あまりにも個人対立が激しい為に、結婚・離婚問題訴訟の嵐。一方で、民族差別も横行しており、集団暴動も激しかったりします。アメリカの暴動とか、恐ろしいですよね。日本がだめなら、もっと危険な沢山の先進諸国はどーなんでしょ?

同感です。現実はどこも厳しい。それで、人びとは未来に大きな希望を託さなくてはならないのでしょう。82242
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応援板
103794 > 時代の変化
寺嶋眞一  ( 68 静岡 無職 ) 06/01/08 PM11 【印刷用へ】

> 応援板
> 1881 時代の変化
> 佐藤堅  ( 50代 大阪 塾講師 ) 02/05/09 PM00 【印刷用へ】
> 病院で5年ぶりに弟夫婦と会いました。市役所に勤めながら組合運動の中心的役割を担っている弟とは、これまでも帰省の度にるいネットの理念などを話すことがありましたが、どちらかと言えば批判的(理想論だなぁ、という感じ)で、話がかみ合わないことも度々でした。

英米人は、理性を尊び、相手の理想を知りたがる。理想の内容は、この世のことではない。82615
英米では、政治制度が発達しているが、詩人は多くない。力は正義 (Might is right.) であり、自ら力を加えて現実を変えようとする。自力で平和が達成できるか。83579

> ところが、今回はるいネットのことで話が弾み、実現論にも結構興味を示しました。できれば読んでみたいとのことでしたので、アドレスを教え、トップに実現論が公開されている旨を伝え、読んでみるよう勧めました。仕事に組合にと多忙なやつなのですぐに読むかどうかはわかりません。ただ、以前に比べると、イデオロギー的な組合運動に限界を感じてきているようで、やはり時代は確実に変化しているのだと感得させられました。
> 近いうちに感想なども聞いてみようと思います。

日本人は、感性を尊び、相手の感想を知りたがる。感想の対象は、この世のことである。83415
日本では、一億総歌詠みの観があるが、政治には無関心である。厭戦であり、期待と願いを多く持つ。他力で平和が達成できるか。98852

英米人と日本人は、関心の次元が違うので、話が合わない。お互いに物足りない。101134
相手の考えを理解するには、相手の言語を習得することが欠かせない。92856
日本人は、英語を覚えようとするが、その習得は容易でない。文法の相違がメンタリティ (考え方) の相違となり、翻訳が根本的なところで役に立たない。82320
英米人は、日本語の勉強に意欲が無い。あくまでも一時しのぎである。
英米人は、理性の無い大人を好まない。非理性は人間の恥である。(Shame on you!) 94865
日本の文化は、恥の文化といわれるが、この種の恥は日本人には無い。92950
にもかかわらず、国際協調には相互理解が欠かせない。101803
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国家に代る新しい社会統合機構とは、何か?  
103784 > 単一集団による社会統合に正当性はない
寺嶋眞一  ( 68 静岡 無職 ) 06/01/08 PM06 【印刷用へ】

> 国家に代る新しい社会統合機構とは、何か?  
> 87803 単一集団による社会統合に正当性はない
> 井上宏  HP  ( 39 新潟 建築コンサル ) 05/03/23 PM08 【印刷用へ】
> マスコミだけでない、マスコミが批判している社会保険庁などの官庁も、その組織は単一集団の寄せ集めにしかすぎないことは、省庁間の縄張り争い(予算獲得、天下り先確保etc)を見ていれば分かる。

序列系列間の争いですね。忠義の戦いですね。99314

> しかしそれらの組織が、単一の集団であること、その単一集団が社会を動かしていること、その問題性に気が付いている人は少ないのではないかと思う。その問題性は普遍的だ。

人びとに世界観が欠けているので103191、強力な序列が人々を教化できる状態にあるのでしょう。82504

> 単一の集団の問題性とは,必ず自集団の利益第一になってしまい、大局的な観点を失ってしまうことだ。江戸時代の徳川家もお家第一。戦前の軍部、戦後の大蔵省をはじめとする省庁も自集団第一でおかしくなっていく。驚くことに有史以来の統合組織は序列上位の単一集団による社会統合でしかなかったのだ。

序列社会においては、序列内の順位に従って自己利益を分配する82373。
内部にこの陋習を制止する者はいない。自浄作用のなさが忠義でもある。87675
序列なきところに礼儀なしである。蚊帳の外には自己利益の配分はない。94416
我が国の政府は、戦前は軍部に手を焼いていたが、戦後は官僚に手を焼いている。100507
国がひっくり返るほどの多大な犠牲を伴うレッスンの後にも、その民族性は変わらない。84361
我が国の政治指導者には、意思もなければ責任感もない93729。まるで他人事である。政治家でない軍部や官僚にその政治責任を着せられると思うのか。
有権者は、常に一億総懺悔の心配をしなければならない。84432

> アメリカ発祥の三権分立などは、単一集団が権力をもつことによる腐敗しやすさを打破しようと狙ったものだろうが、いかんせん目が届かないし、意識の深層まで届かないという限界がある。

アメリカは、理想の国ではない。だがしかし、アメリカの大統領であれば、マッカーサーの首も切れる。核のボタンを押すこともできる。全ての議論は、大統領の前から先には進まない。大統領の個人意思は邪魔立てされない。個人主義を守らなくては、我が国の社会の混乱も防げないのではないでしょうか82123。もっとも、個人主義が利己主義に置き換えられていては、どうしようもないのですが31137。
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潮流3 出口が見えない、答えが欲しい(収束不全)
103778 > リーダー像は?
寺嶋眞一  ( 68 静岡 無職 ) 06/01/08 PM01 【印刷用へ】

> 潮流3 出口が見えない、答えが欲しい(収束不全)
> 103767 リーダー像は?
> 谷崎俊文  ( 30 京都 建築計画 ) 06/01/08 AM02 【印刷用へ】
> 序列形成されていた時代、リーダーの存在はその他を傍観者にさせた。寄らば大樹の陰で、序列に甘んじれば生きることが出来たし、時代の答えは私権追求と単純明快で、経験則である程度の指針が出せた。大量の傍観者を生み出だし、一部の私権当事者を「リーダー」と呼んでいたのではないか。
> 今や課題は複雑未明。しかも多くの人が傍観者ではいられないことに気付き初めている。この状況下ではリーダー像もまた変わるのではないか。むしろ、その他を傍観者へと逆行させたり、一部の劣化が集団に大打撃を招く状況がわかった以上、単なるリーダーの存在は、害になる可能性さえある。

今や序列は頼りにならない。派閥もだめだ。義理 (序列) が廃ってこの世は闇になった。88971
小泉首相の後は、誰がこの国のリーダーになるのか。誰が、誰が、誰が、、、、。100684
大切なことは、首相が誰かではなくて、有権者が未来のこの国をどのような国にしたいかということ。97858
それが決まれば、有権者はその構想を実行に移すのにふさわしい人物を首相に推さなくてはならない。82285
だから、次期首相の候補者には、この国の未来構想を語る十分な機会を与えて、それぞれに個人差のあることを示してもらわなくてはならない。83249
たくさんの選択肢を出して、それらを徐々に絞り込んでもらいたい。最後は、有権者が決める。90612
各々の候補者が、はっきりとしたこの国の未来像を示せば、有権者は傍観者から当事者に変わる。98752
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実現思考とは、何か?
103724 > 「見事な解釈」と「構造分析」の違いは「実現の意思」にあり
寺嶋眞一  ( 68 静岡 無職 ) 06/01/07 PM00 【印刷用へ】

> 実現思考とは、何か?
> 103708 「見事な解釈」と「構造分析」の違いは「実現の意思」にあり
> 藤岡聖子  HP ( 33 大阪 教育 ) 06/01/06 PM10
> 現場でミス・トラブルが発生したときに、その現場には直接関わりがない人が、「そのミスはこうすれば防げたはず」「そもそもそのトラブルを起こしたのはこんなことができていなからだ」という発信を繰り返す、ということが身近にあって、「いちいちお説ごもっとも」と思いながらもぬぐい去れないこの違和感はなんだろう?と考えていた。
> まずは、自らは安全域に立った上での「傍観者的発信」への違和感。
次には、永遠に実現しないであろう「こうあるべき」理想との対比による「出来ていない」というマイナス視。
このふたつから受ける印象を、「テレビニュースの解説者みたい」と表現してみたが、それでもなんだか不足しているような気がしていた。

「こうあるべき」理想は、頭の中にあり、「出来ていない」現実は、頭の外にあるのであるから、両者が一致しないことは特に不思議なことではありませんね。82180
あなたのぬぐい去れないこの違和感は、日本人の意思の有無に関する現象から出ていると考えられます82057。テレビニュースは、指導者の意思については、何も述べられていませんね。無意思・無気力の傍観者みたいですね。84687
明白な内容の強い意思を持つ個人を指導者に選出できれば82879、その指導者は専門知識を持った人々の協力をえて、問題を解決に導くことが可能となります。
日本語には、未来構文が無いので、人びとは個人の意思の内容に注意を集中することができません82240。意思を基準にとって個人を選択する習慣もありません82123。それで、未来構文の内容を離れて事業を推進することになれば、現今のように人びとの自発・気力に頼るしかない100479。自発・気力は大切な能力ではありますが、非言語活動の領域にあり、アニマルにも見られる水準です100729。それで、言語活動を主とする専門分野の異なる協力者と固く結束することは難しい。なーなー主義が通じない。94602
我が国の有識者・知識人は、意思の表現が可能になる言語で、考えをまとめる能力を持たなくてはならない。82285
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その他(マスコミ)
103689 > 日本語の魅力
寺嶋眞一  ( 68 静岡 無職 ) 06/01/06 PM05 【印刷用へ】

> その他(社会統合)
> 65135 日本語の魅力
> 猪岡拓郎  ( 24  学生 ) 03/12/03 PM05 【印刷用へ】
> しかしるいで共認という言葉とその必要性を知って日本語に対する見方が変わりました。
> 英語のような言語は私権原理の社会においては優れた言語であったと思います。
> それに対し日本語はこれから共認原理の社会を築くうえで非常に適した言語であると思えます。

現在の日本の問題点は、日本語を一語も知らない外国人にこの国の実質的な意思決定を支配されていることです。68456
日本人が無為無策であれば、これは当然の成り行きでありましょう。102795
英米人には、はっきりとした意思があります。だから、現実を変える方策を考え出すことができます。98953
成り行き任せの日本人は、どうしようもない状態です。102351
期待と願いだけでは、ひよわな花としか言われませんね。102682 (正誤表:層懺悔->総懺悔)

> 自分の主張を中心に考える諸外国語に対し、話をしている相手の気持ちを推し量り考えながら話すことができることは素晴らしいことだなと思えるようになりました。

相手の気持ちを推し量る勝手な解釈では、他人の意見に関する誤解は避けられませんね。自分中心の考え方であると言えるでしょう。100923  
英米人の考え方を学ぶことは、英語を学ぶことと同じです。84909
我が国の高等教育を振興させる方策は、英語の普及にあると考えられます。84641 (正誤表:第二外国語->第二公用語に)
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閉塞の元凶は、個人主義
103634 > 漱石をねじ曲げる「奴隷」たちへ
寺嶋眞一  ( 68 静岡 無職 ) 06/01/05 PM03 【印刷用へ】

> 閉塞の元凶は、個人主義
> 933 漱石をねじ曲げる「奴隷」たちへ
> 阪本剛 HP  ( 27 千葉 SE ) 01/03/06 PM10 【印刷用へ】
>>「近頃自我とか自覚とか唱えていくら自分の勝手な真似をしても構わないという符徴に使うようですが、その中にははなはだ怪しいのがたくさんあります。
 彼らは自分の自我をあくまで尊重するような事を云いながら、他人の自我に至っては毫も認めていないのです。」 (夏目漱石「私の自分主義」より)<<

同感です。彼らは、自我が無くても、我 (が) が強い。利己主義者は、他人の利己を認めない。97183

>> ■「たとえば西洋人がこれは立派な詩だとか、口調が大変好いとか云っても、それはその西洋人の見るところで、私の参考にならん事はないにしても、私にそう思えなければ、とうてい受売(うけうり)をすべきはずのものではないのです。」 <<

気分・雰囲気の話は、議論にならない83954。受売(うけうり)を得意とするのもどうかと思う。93306

>>■「私が独立した一個の日本人であって、けっして英国人の奴婢でない以上はこれくらいの見識は国民の一員として具えていなければならない上に、世界に共通な正直という徳義を重んずる点から見ても、私は私の意見を曲げてはならないのです。」 <<

アメリカ人は、’independent’ (独立している) が個人に対するほめ言葉である102886。日本人のほめ言葉は、「言いなり」といえば格好は悪いが、「従属」がすなわち忠義の手本ではないのですか。19034

>>■「普通の学者は単に文学と科学とを混同して、甲の国民に気に入るものはきっと乙の国民の賞讃を得るにきまっている、そうした必然性が含(まれていると誤認してかかる。そこが間違っていると云わなければならない。」 (以上「私の個人主義」より)<<

日本人は、「世の中は、、、、、」の発想法に慣らされている82504。日本語を使って、世界観の個人差を意識することは難しい。94865

>>「西洋の理想に圧倒せられて眼がくらむ日本人はある程度に於て皆奴隷である」(「野分」) <<

そうですね。奴隷解放の方策など、今に至るまで聞いたことも無い。99076

>>「もし人格のないものがむやみに個性を発展しようとすると、他を妨害する、権力を用いようとすると、濫用に流れる、金力を使おうとすれば、社会の腐敗をもたらす。ずいぶん危険な現象を呈するに至るのです。」<<

人格のない人間では、どうしようもありませんね94438。社会の混乱は、危険な現象ですね103548。

>>「各人の享有するその自由というものは国家の安危に従って、寒暖計のように上ったり下ったりするのです。
 これは理論というよりもむしろ事実から出る理論と云った方が好いかも知れません、つまり自然の状態がそうなって来るのです。
 国家が危くなれば個人の自由が狭められ、国家が泰平の時には個人の自由が膨脹して来る、それが当然の話です。」 <<

同感です。それが当然の話です。102795
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現代意識潮流を探る、その深層には?
103548 > 最近の新書にみる旧観念の明確な否定は、本格的な答え追求の顕在化か
寺嶋眞一  ( 68 静岡 無職 ) 06/01/03 AM11 【印刷用へ】

> 現代意識潮流を探る、その深層には?
> 103530 最近の新書にみる旧観念の明確な否定は、本格的な答え追求の顕在化か
> 清水昌広  ( 31 愛知 建築設計 ) 06/01/02 PM11
> 例えば、1位の『国家の品格』は
>>日本は世界で唯一の「情緒と形の文明」である。<<

「情緒と形の文明」ということに関して同感です。「情緒と形の国柄」でしょうかね。103235

>>国際化という名のアメリカ化に踊らされてきた日本人は、この誇るべき「国柄」を長らく忘れてきた。<<

日本人は、ナウな感じで踊ってきた。踊りそのものが、「国柄」である。忘れていても、身に付いている。93835

>>「論理」と「合理性」頼みの「改革」では、社会の荒廃を食い止めることはできない。<<

目的のない「論理」と「合理性」では、「改革」にはならない。屁理屈になる99101。
ヤクザの因縁のようなもので、これでは社会の荒廃を食い止めることはできない。99241

>>いま日本に必要なのは、論理よりも情緒、<<

これまでも情緒しかなかった。これからも、情緒しか無さそう82144。
論理があれば、これまでどおりの屁理屈。理想社会への前進は期待できない。103487
フランク・ギブニー (Frank Gibney) は、<人は城、人は石垣>の中の<日本文化のエコロジー>で、あら探しを書く我が国のジャーナリズムに関して下の段落の如く述べている。

スキャンダル専門の週刊誌のテクニックは、記事の餌食に「活字にしますから」と電話をかけてくる。想像されようが、日本の名誉毀損法は絶望的に効果がない。アラさがしの週刊誌は日本のジャーナリズムで悲しむべきほど長い伝統を持ち、この事実をフルに利用する。たいてい結婚問題で悪くいわれた芸能タレントだが、だれかが面倒でも訴訟を起こすのはごくまれなケースである。そのような週刊誌は、残りものにたかるハエのように、日刊紙がカバーした大ニュースの残骸に群がり集まる。

>>英語よりも国語、<<

英語下手。アングロ・サクソンの考え方は、日本語を通して解釈することには無理がある。102988
だがしかし、アングロ・サクソンの考え方を理解することは、日本人にとってきわめて重要である。82373
それは、現在の地球は英米の世であるからである。95706
アングロ・サクソンの考え方に関する無理解が、先の大戦と敗北を招いた。102212
現在の我が国は、英米に追従しているが、無理解と追従の現実は、きわめて危険である。82320
対等な立場に立つことはできない。これが、我が国民の不満になる。85831
そして、再び暴発の可能性がある。103408
国民は、非理性の危険を理解していない。93930

>>民主主義よりも武士道精神であり、<<

個人主義がないので、個人選びができない。それで、代議民主主義は形骸化している。103454
序列観念に基づく伝統的な果し合いの毎日となっている。102628 (正誤表:層懺悔->総懺悔)

>>「国家の品格」を取り戻すことである。<<

日本人には、理性判断ができない。理性のないところには、品位がない。82023
「情緒と形」により、その低品位を補うことは難しい。92478 (正誤表:定時->呈示)

>>すべての日本人に誇りと自信を与える画期的日本論。<<

日本文化の紹介という我が国の文化に関する自己慶賀の書は、これまでにも多くあった。いや、それしかなかった。98953 (正誤表:測る->計る) 
序列判断と、「上と見られる」ことへの願望しかないところに我々の問題がある。83909
理性判断の獲得が、我々の課題である82285。
理性判断なくしては、お先真っ暗。82242
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