共認形成の場を作ってゆく活動こそ、真の社会活動
92935 > >>>>>> まずは「支配されていること」に気付くことから
寺嶋眞一 ( 68 静岡 無職 ) 05/06/18 PM10 【印刷用へ】
> 共認形成の場を作ってゆく活動こそ、真の社会活動
> 92861 >>>>>> まずは「支配されていること」に気付くことから
> 佐藤英幸 HP ( 42 新潟 塾長 ) 05/06/17 PM05 【印刷用へ】
> 現実は国際社会の現状であり、情報戦において日本は敗れたということを直視せよというご教示であると理解しました。
日本人は、誰しも先の大戦の過ちを二度と繰り返したいとは思わない。84116
だがしかし、何が過ちであったかを正確に言い当てる人はまだ出ていない。83554
原因が把握されていなければ、その危険に対する適切な対処は期待できない。82476
日本人には、現実直視が難しい。90895
現実構文しかない日本語の皮肉である。84047
それは、常に勝手な解釈を現実構文の中に混入させるからである。82354
> その根底には日本は情報戦において破れたままではいけない、現在の日本人が利用できる思考道具=日本語、英語を研鑽し、本来日本人が持っている潜在能力を信じ発揮できるように訓練することが重要。同時に、国際社会で力を持っている英語圏の観念を正しく理解し、誤解による敗北を許すな、侮るな。というお考えとお気持ちがあると理解してもよろしいでしょうか。
大体、御理解いただけたと思っております。
> それならば、日本語の可能性を広げましょうというのが、私の提案ということになるのかもしれません。もし私の理解が歪んでいなければ、日本人の潜在能力の中には人類の潜在能力から正しく受け継いだものが数多くあるような気がするんです。当然、英米にも、英米に限らず全世界の人々にもです。
日本語の可能性は、有史いらい我々の祖先により深く探求され続けられてきました。
現実構文の内容で足りない情報は、日本人は勝手な解釈で補いました。
それで、ともすれば気分・雰囲気に飲み込まれがちであります。
酒で飲んでは歌を詠む。戦場に出ても歌を詠む。
朧月夜のメンタリティでは、現実問題に対する的確な判断は期待できない。90887
我々に欠けているものは、アッケラカンとした世界の中で、ドライに割り切る決断力である。82373
> 逆に、とくに先進国が数千年の歴史の中で発揮できなかった能力もある。本当の敵は、能力を発揮できなかった原因構造と、それに騙されている自分(ここでは私、共認されれば私たち)なのではないか。それぞれ別の歴史を歩んだ期間が長かったから、言語もいろいろあるし、それぞれに長所と短所があるのでしょう。
私の話は、長所と短所を比較する言語学ではありません。
全ての言語に長所と短所はいくらでも見出せます。その見方にも拠ります。
だがしかし、私の主張は自国の安全に関する問題であります。84571
たとえば、北朝鮮よりも米国の方が日本にとってはるかに危険度が高いということです。82320
だから、韓国・朝鮮語よりも英語の方が、日本人に対する言語の重要性が高いのです。85091
米国に対する誤った判断を言語的にすることは極力避けなくてはなりません。84909
> だからこそ、人類の潜在能力を信じるという共通の土俵に立てば、いったん言語の壁は乗り越えてみようとします。本来の翻訳家とはそういう仕事なのでしょう。
言語の壁は、言語手段により乗り越えるということなのですか。
共通の土俵とは、共通言語のことですか。
翻訳家は、翻訳される言語に違和感を生じない訳を期待されています。名訳は迷訳でもある。
読者は、英語の概念の奇妙奇天烈な訳などを期待していないのではないでしょうか。92580
私は、言語が違えば、結論も違うことがあると考えております。90774
リンク
リンク
この投稿は 92861 に対する返信です。
この投稿に対するトラックバックURL http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_92935
--------------------------------------------------------------------------------
共認形成の場を作ってゆく活動こそ、真の社会活動
92856 > >>>> まずは「支配されていること」に気付くことから
寺嶋眞一 ( 68 静岡 無職 ) 05/06/17 PM02 【印刷用へ】
> 共認形成の場を作ってゆく活動こそ、真の社会活動
> 92661 >>>> まずは「支配されていること」に気付くことから
> 佐藤英幸 HP ( 42 新潟 塾長 ) 05/06/14 PM04
> >理解の伴わない見よう見真似の輸入では、猿真似に終わることも多いと考えられます。
> 日本語の現実構文だけでは欧米の概念を理解できず、理解できずに真似をするだけでは欧米には役立っても日本には役立たないことがある。
その通りである。
> その反対に、欧米で役立たないかもしれないが日本には役立つ場合があるだろう。
そうかもしれない。概念については無哲学・能天気の国に役立つ場合があるかどうかは疑問である。
しかし、英語を理解することにより、日本人は英米の世において英米人の概念の構築に貢献できる。
> いずれにせよ欧米から概念を輸入して現在の日本があるのだから、概念原産国の言語に同化して概念を正しく理解し、正しく理解してから吸収するのかやめておくのかを、みんなで話し合うことが必要だろう。
吸収するのか、吸収をやめておくのかを議論する必要はない。
英米の世においては、必ず彼らの概念を吸収しなくてはならない。
概念の内容に関する議論は、英米人に直接話しかけなくてはならない。
生兵法は大怪我のもと。「彼を知り己を知れば、百戦して危うからず」である。
我が国は、米国との戦いにおいて情報戦で敗れた。
我々の伝統である技術に英米人の科学を結びつけることにより、我が国に本来ある技術の付加価値を高めた。
技術を科学的にすることにより技術立国の実を示すことができた。そして、日本は経済大国となった。
だが、これは日本人が科学を習得したことにはならない。依然として、我が国の科学業績は低迷している。
大工仕事の道具が大工道具であるように、考える道具は言語であります。
大工道具にもそれぞれの特徴があるように、言語にもそれぞれの特徴があります。
大工道具を適当に選択すれば各種の大工仕事が可能になるように、言語を適当に選択すれば、各種の考え方が可能となります。
これまでの輸入は単語の輸入 (英単語の漢語への言い換えなど) でありましたが、言語そのものの輸入 (文法の輸入) が大切なことであると考えます。
言語の学習は、そのまま考え方の学習になります。
英語の学習は、そのまま正しい考え方の習得につながります。
> 私は正しく理解することや肯定的に同化することはとても大事なことだと思っています。
正しく理解できれば、相手の主張に対する揚げ足取りなどもなくなるものと考えております。
> 欧米が武力や市場で実力を持っていることは現実のように見えますが、お台所も家庭の事情も寒い人々が多いのではないかなと感じます。
> そしてそのような感想を持つのは、欧米の現実を私がよく知らないから持つのかもしれません。また、現実を知ったとしても悲惨なように見える現実(あるいは充足しているように見える現実)が、何かの意図を持ってそうしているのかもしれません。
> しかし、その意図というのは現実をよく見て、原因や原基などを系としてまとめた思考がないと、理解することも意見を言うこともできない、そんな気がします。
一口に欧州人と言っても西ゲルマン語 (ドイツ語・オランダ語・フランダース語・英語など) から離れると、知的活動が衰えると考えられます。
英米人の母語がたまたま幸運にも英語であったということが、彼らの知的能力につながったと私は考えています。
意図的なのは、私の方です。
> 私は、猿真似にせよ日本が取り入れた欧米思想の構造に、社会不全の原因が内蔵されていることを察知しています。それが相手への同化不足による歪であることまでは否定しません。
> 逆に、思想の構造は理解を離れて道具化することによって、正にも邪にもなり得るのだから、猿真似をして日本の社会が閉塞しているならば、その道具をいったん捨て去るのが手順ではないかと考えるのです。
英文和訳では、日本人の知的な学習は不可能であると考えています。
日本人の英語教育の根幹を英米人からの直伝に移し替えることが理想的と考えています。
> >私は、共認革命についての理解が不十分なので、コメントを差し控えさせていただきます。92333
> >何か理解のために参考となるものがあれば、佐藤さんの方から教えていただけませんか。
> 言い換えれば、与えられた概念の理解という個人の資質(の序列を含む)に社会統合を委ねるのではなく、新しい道具(思考に対しては思考の方法が道具)の発明等をみんなで考え使ってみることによって、自分=現実、人々=社会、を実現するのが、共認革命なのではないかと思うところです。
個人の資質は、大切であると考えております。
新しい道具(思考に関しては文法が道具)としては、英語の習得ではないでしょうか。
英語を学ぶことだけで、正しい考えができるようになると考えています。
個人・個人の世界観が他の個人の世界観の形成に選択肢として役立つ学習環境が必要であると考えています。
この環境作りが完成すれば、社会の中での個人選びも効果的なものになります。
共認革命 (自分=現実、人々=社会、を実現する) が、私には理解できません。
> 長くなりましたが、もう一度欧米の思想を正しく理解する方向に活路を見出すならばもう一度(思考の)道具を輸入することになり、ほぼ永久に自主統合はできなくなるのかもしれません。 、、、、、 要するに欧米の思考道具よりも上を行くものを築かなければならないのだと思います。
日本語をよく理解し、更に英語をもよく理解すれば、我々の生活は更に向上します。
そして、日本人はこの地上において最強の民族になることができると考えています。
「力は正義」(Might is right.) であることを考えれば、我々は正義に更に一歩近づくことになります。
リンク
リンク
この投稿は 92661 に対する返信です。
この投稿に対するトラックバックURL http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_92856
--------------------------------------------------------------------------------
共認形成の場を作ってゆく活動こそ、真の社会活動
92653 > >> まずは「支配されていること」に気付くことから
寺嶋眞一 ( 68 静岡 無職 ) 05/06/14 AM11 【印刷用へ】
> 共認形成の場を作ってゆく活動こそ、真の社会活動
> 92600 >> まずは「支配されていること」に気付くことから
> 佐藤英幸 HP ( 42 新潟 塾長 ) 05/06/13 PM04
> >同感です。あなたの旧思想は、私の日本語に相当します。91215
> 日本語に旧思想が刻印されていて、英語には旧思想が刻印されていないというのは、事実なのでしょうか?
私の言葉ではないのですが、旧思想 (恋愛・自由・個人・人権という支配観念) と呼ばれている概念は、英語から輸入された一連の言葉であると考えます。概念は、現実離れがしていて日本語では信じ難いもののようです。92540
欧米人には役立つ考えであっても、日本人にはそのままでは役立たないものが多いと考えられます。91717
英語の単語を右から左へと単純に変換するだけでは、彼らの考え方を理解するには至らない。91780
特に、形而上の内容については、現実構文による解釈に頼るとなると問題が生じます。84909
理解の伴わない見よう見真似の輸入では、猿真似に終わることも多いと考えられます。90887
> 英語で思考訓練を行うと、日本語の呪縛からとかれて、もっと潜在思念を言語化できるというのは、事実なのでしょうか?
日本語による思考の夢 (ゆめ)・現 (うつつ)・幻 (まぼろし)は、ほぼ、英語の未来・現在・過去に相当するものと考えられます。
現実構文 (現在構文) しかない日本語では、夢幻には対応する文章構文がなく、その内容はつかみ所のないものとなっております。
夢幻は、現実構文の内容を組み立てる時の実に邪魔物であり、雑念となっております。84687
英語を使いますと、未来構文と過去構文がありますので、その取り止めのない潜在思念を言語化できる可能性が出てきます。目の前にないものの内容を言語化することが易しくなることは、私も体験しているところであります。
特に、現実の内容に基づいた聴衆からの混ぜ返しを気にすることなく構想を練ることができるので、陳述が楽になります。91213
こうした英米人にとって半ば当たり前の考え方が日本人にとっては難しく、知的な彼らへの崇拝の念を呼び起こす要因になっているように感じられます。90774
> 私はただ一点、それならばどうして英語圏から共認革命が生じないのかを知りたいです。
私は、共認革命についての理解が不十分なので、コメントを差し控えさせていただきます。92333
何か理解のために参考となるものがあれば、佐藤さんの方から教えていただけませんか。
私の世界観の中には、英語圏はありますが共認革命はありません。
> もしその答えがまだ貧困が消滅していないからという答えならば、世界一の大国がどうして貧困を消滅させられないのかを知りたいです。
私は、共認革命についての理解が不十分なので、その答えについてもコメントは出来ません。
それにしても、佐藤さんの質問の中にある世界一の大国と貧困の消滅とが、どのようにして結びつくのか私には理解できないのです。具体的に説明していただけませんか。92333
> 言葉でものを考える前に、人類が共通して持っている、共認機能と「なんで」は言葉を生み出した母胎であれこそすれ、言葉によって変性させられているのならばなおさらに、言葉より深い潜在思念を洗練させて表出方法を進化させればよいのではないでしょうか。
私には、言葉を生み出した母胎についての理解も不十分なので、コメントを差し控えさせていただきます。
私には、言葉より深い潜在思念を洗練させて表出方法を進化させるというあなたの提案がどのような方法論を意味するのか理解できません。
この佐藤さんの提案をもうすこし具体的に説明していただけませんか。92333
リンク
リンク
この投稿は 92600 に対する返信です。
この投稿に対するトラックバックURL http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_92653
--------------------------------------------------------------------------------
共認形成の場を作ってゆく活動こそ、真の社会活動
92580 > まずは「支配されていること」に気付くことから
寺嶋眞一 ( 68 静岡 無職 ) 05/06/13 AM03 【印刷用へ】
> 共認形成の場を作ってゆく活動こそ、真の社会活動
> 92579 まずは「支配されていること」に気付くことから
> 堀喜代造 ( 32 大阪 教育 ) 05/06/13 AM01
> みんな、「何かおかしい」と感じ、言葉に出来ない不安感、不全を抱えている。にもかかわらず、多くの人はその原因が何かすら掴めないでいる。
同感です。
> >人々の意識を変えることさえ出来れば、社会は変わる。逆に、旧思想(恋愛・自由・個人・人権という支配観念)に支配された人々の意識が変わらない限り、社会は(基本的には)変わらない。(9235、岡田さん)
同感です。あなたの旧思想は、私の日本語に相当します。92333,92540
> 周りを見る限り、旧観念に支配されていることを気付いている人は限りなく少ない。今抱えている問題の原因がそこにあるということを自覚すれば、多くは解決に向かうはずなのに。そこを明確にしないかぎり、決して社会が変わり、様々な問題が解決することはないだろう。
まったく同感です。
自分の使っている言語の癖を自覚することは非常に難しいことであると考えられます。92480
> 事の本質は「社会を変えること」以前に、「観念支配されていることに気付くこと」ではないかと感じた。
同感です。一度日本語の支配を離れて考えることこそ、根本的な解決法といえます。91529,85831
我が国の有識者・知識人には、その能力があると考えられます。
リンク
リンク
この投稿は 92579 に対する返信です。
この投稿に対するトラックバックURL http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_92580
--------------------------------------------------------------------------------
NPOが今一つ盛り上がらないのは、何で?
92540 > 個人の自主性だけで組織は崩壊する。
寺嶋眞一 ( 68 静岡 無職 ) 05/06/12 AM05 【印刷用へ】
> NPOが今一つ盛り上がらないのは、何で?
> 92516 個人の自主性だけで組織は崩壊する。
> 今井勝行 ( 中年層 東京 会社員 ) 05/06/11 PM10
> NPOの根本的な問題は旧支配観念(自由、平等、権利ets)が彼らにとって、このことの弊害を認めようとしないばかりか絶対であり、悪いのは行き過ぎた自由や個人主義であるため、自主性が欠落すると批判をする。そうなると、NPO組織は固定観念に塗り固められた、絶対主義者に近い組織構造になる。企業から見ても私権企業以上の権力組織をなす事になる。NPO組織はこのままでは消滅するしかない。
自由、平等、権利などの概念は、日本人にとって受け入れることが難しい。
それは、欧米人の考えたことだからである。NPO組織は、その考えの上に成り立っている。
自由は、理想であり我々の努力目標である。現実ではない。不自由を常と思えば不足なしである。
平等は、理想であり我々の努力目標である。現実ではない。人間万事が不平等である。
権利は、理想であり我々の努力目標である。現実ではない。自然界は、紛れもなく弱肉強食の世界である。
日本語には、現実構文 (現在構文) しかない。
そして、理想の内容は、未来構文の内容である。
だから、現実構文の内容として考えると、どうしても成り立たない。
英文和訳の翻訳技術も概念の理解には役立たない。
‘You shall not ….’ の内容は、あくまでも未来構文として考えなくてはならない。
その内容は、現実離れがして信じがたい。あえて現実の世界のこととして考えると、「それ、嘘・本当?」の嘘に当たる。
そして、現実を理想に近づけようとする意思 (will) も、また、未来構文の内容である。
意思がなくては、その策を練ることにも力が入らない。
自主性が欠落していると指摘されても、今すぐどうすることもできない。
親の代、子の代、孫の代の三代をかけて努力しても、どうにかなるか定かではない。
我々には、その意思が欠けているからである。
リンク
リンク
この投稿は 92516 に対する返信です。
この投稿に対するトラックバックURL http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_92540
--------------------------------------------------------------------------------
どうしたら現実に役に立つ認識を得られるの?
92480 > 私権収束の認識回路からの脱皮
寺嶋眞一 ( 68 静岡 無職 ) 05/06/11 AM05 【印刷用へ】
> どうしたら現実に役に立つ認識を得られるの?
> 92475 私権収束の認識回路からの脱皮
> 新井弘 ( 47 東京 営業 ) 05/06/11 AM00
> >憶えるのも、理解するのも、使うのも、全て自分の利益発で、自分が理解できればそれで終り。従って、全ては頭だけで、せいぜい自我(自己決定)回路しか作動していない。
現実に生きるための必要な知識の習得といったところでしょうね。自己の世界観までは得られません。
> 確かに、全ての現状認識が、自分発であるように思います。
全ての現状認識は、実況放送・現状報告の類であります。
そして、自分で考えた世界観にはならない。
> と言うことは、私権社会で育ってきた私達の認識回路は、明らかにずれている事になります。私たちの認識回路は現実がどうであるかという認識ではなく、現象をどう考えれば自分に優位となるかと言う「私権収束対応の認識回路」です。> 私権社会では現状把握とは、可能な限り自己に優位な解釈だということです。
自己に優位な解釈ということでは、「勝った勝ったの負け戦」ということもあるでしょうね。
> たとえば、序列の上位人(ex社長)は、力をもって「私がこう思うからこうだ。」と言えてしまいます。事実と違っていると、問題が起こりますがそれも部下が始末すれば、事無きを得たりします。事実追求ではなくて、関係者との私権関係の中で、自分はどう解釈するのが優位となるかが「私権収束の認識回路」のようです。
事実は、現実構文の内容であり「今ある姿」です。
解釈は、未来構文の内容であり「あるべき姿」です。
事実と解釈は、次元の違う内容であり、まったく別物です。
これらを取り違えて判断すると、正しい結論には到達しません。
> 分ったつもりでも、すぐに使いこなせない、又は、戻ってしまうのは、この回路が太いからです。
> 自分発の思考回路を矯正して、相手発で相手との同化・応合により対象を捉えるトレーニングが必要です。自分中心的な思考から、相手を理解する姿勢に変わる練習です。
「今ある姿」に関する考えだけでは、自己中心的にならざるを得ません。子供がそうです。
「あるべき姿」に関する考えを創り出すには、未来構文が必要であります。だが、この構文は日本語にはありません。
> >書物であれ、レジュメであれ、投稿であれ、相手(著者)がなぜこれを問題にしているのか、なぜそう考えるのかを深く読み取ること、換言すれば、潜在思念のレベルで対象に同化・応合することが、不可欠になる。
全ての考えは文章になります。文章にならないものは考えではありません。82476
リンク
リンク
この投稿は 92475 に対する返信です。
この投稿に対するトラックバックURL http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_92480
--------------------------------------------------------------------------------
子供を叱れない親が増えたのは、何で?
92478 > 叱ることより・・・
寺嶋眞一 ( 68 静岡 無職 ) 05/06/11 AM01 【印刷用へ】
> 子供を叱れない親が増えたのは、何で?
> 83807 叱ることより・・・
> 三輪歩未 HP ( 24 群馬 OL ) 05/01/09 PM00 【印刷用へ】
> >'70年の貧困の消滅を契機に、それ以降は序列規範が解体される過程にあります。根本規範(本源規範)の大部分を引き継いでいた序列規範が解体されることは、対象同一性(規範同一性)の対象が無くなること、つまり、人々がどんどん対象性を失い自分だけになってゆくことを意味しています(74917)
従来の人間教育では、序列人間の育成が教育の主目的でありました。
世俗的な序列観念を植え付けて、若者に序列作法を励行させます。82023
それが、戦後の民主教育ということで、本人の判断を頼みにすることになりました。82123
だがしかし、日本人が序列観念を求めるのは無理からぬ事情があります。
それは、日本語に階称 (言葉遣い) があるからです。
> 規範がしっかりしていた=みんな規範に同化していた時代は、その規範に反したら皆その子供を叱っていたし、もちろん子供は怒られている理由が分かっていた。
だから、叱ることに意味はあったんだと思う。
序列の基準を容認できれば、その基準に従って現実の中の正誤を述べることが可能になります。
基準があれば、それから外れたものは誰でも批判の対象にすることができます。
この行為は、リーズナブルな (理由になる) 批判であります。81994
自己の哲学を基準に立てることが出来れば、理性批判が可能になります。
哲学の内容を表現するには、現実描写とは異なる次元の陳述が必要となります。
日本語には、現実構文しかありませんから、自己の哲学を述べることは難しいことであります。82320
> だけど、序列規範が解体された以降は、同化すべき規範がないから、親は何を基準にして叱っていいかもわからないし、> 子供は「何で怒られないとけないの?」って思う。
> だから子供も
> >相手が「怒っている」と認識しているだけで、全然叱っても意味がない。
怒るというのは単なる感情であって、主張する内容を呈示しているわけではありません。
こうした情況の下では、親としての強権発動は、アニマルの調教にしかなりません。82285
どうやって規範をつくっていくのか、対象同一性を確立していくのかが先決なのではって思う。
同感です。我々は哲学的考察が必要な時代に入っています。82193
リンク
リンク
この投稿は 83807 に対する返信です。
この投稿に対するトラックバックURL http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_92478
--------------------------------------------------------------------------------
なんで屋あれこれ
92333 > こんな時はどうしたらいい?
寺嶋眞一 ( 67 静岡 無職 ) 05/06/09 AM05 【印刷用へ】
> なんで屋あれこれ
> 92121 こんな時はどうしたらいい?
> 中北千奈美 ( 23 三重 会社員 ) 05/06/05 PM01 【印刷用へ】
> 「私は心理学が専門なのだが、彼が答えている内容はあっているところもあるし間違っているところもあると思う。それはそれとして、ここにはいい言葉がたくさんあるしあなたたちがやっている取り組み自体はいいことだとは思うが、うわっつらの言葉だけになってはいないか危惧される。あなたたちがここでお店を出しているときは感謝とか同一視、肯定視などと言っているが、実生活でそのように考えて行動しているかは分からないし、もしされていなければなんの意味もない言葉、取り組みになる・・・。」
実生活での行動では、日常の言葉で考えているのではないでしょうか。実生活での体験が日常の言葉で表現されれば、うわっつらの言葉にはならないものと考えられます。「感謝という言葉はともかくとして、同一視とか肯定視とかいった言葉は、更にありふれた言葉に置き換えて説明してゆきたいと考えています」と答えたら如何ですか。
> このオジサンのように、露店にある言葉や答えがただのきれいごとにしか感じないと言われたら、どう答えていいのか困ってしまいました。
「広く理解が得られるよう、更に平易な言葉で説明できるように努力して行きたいと存じます」と答えたら、如何でしょうか。出来るだけ即物的な言葉に置き換えると、浮いた感じがなくなります。
この投稿は 92121 に対する返信です。
この投稿に対するトラックバックURL http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_92333
--------------------------------------------------------------------------------
肯定視が共認回路を再生していく
92282 > 現実を直視して可能性を見出す。
寺嶋眞一 ( 67 静岡 無職 ) 05/06/08 AM01 【印刷用へ】
> 肯定視が共認回路を再生していく
> 92261 現実を直視して可能性を見出す。
> 高梨俊寛 ( 39 島根 プランナー ) 05/06/07 PM10
> 現在の世の中には善悪は存在し、全てを100l肯定することはできないかもしれないけれども否定してるだけでは何も生み出さない。
> 否定するのでは無く、現実を直視し、受け止め、可能性を探索し、行動する。そうすれば否定する必要もなくなり、全てを肯定できるのではないかと思う。
現実は、否定できないのではないでしようか。
この投稿は 92261 に対する返信です。
この投稿に対するトラックバックURL http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_92282
--------------------------------------------------------------------------------
肯定視が共認回路を再生していく
91933 > 変わりたいの?変わりたくないの?やっぱり変わりたい・・・
寺嶋眞一 ( 67 静岡 無職 ) 05/06/02 PM09 【印刷用へ】
> 肯定視が共認回路を再生していく
> 91922 変わりたいの?変わりたくないの?やっぱり変わりたい・・・
> 越見源 ( 41 大阪 都市計画 ) 05/06/02 PM08
> なんで屋露店には様々な悩みを抱えた人達がやって来る。
> その悩みのほとんどは、時代の大転換期ゆえに新たな統合軸や活力源が見失しなわれたことで生み出されたもの。
> だから、どんな悩みでも必ずそれに至った背景や理由が存在し、だからまずはその構造を解明し、共認充足体験を積んでゆくことでいつしか解決されてゆく。
だが、現実の理解だけでは、どうにもならない。ただ「頭では、分かっている」になる。82251
> しかし、その様子を見ていると、なかなか一筋縄ではいかないのも事実。
> 概ね悩みや活力低下をもたらしている頭の中(脳内)の「固定回路」の姿が浮かび上がったのだから、そこから意識的に脱却してゆけばいいのだと思うが、一進一退を繰り返しなかなか前に進めない。
意思 (will) は、未来構文の内容である。
だが、日本語には未来構文がない。
気合・掛け声などの気力だけでは、理性的な脱却行動はとれない。82242
> 人はきちんと問題点と進むべき姿を日々意識し続けてさえいれば、遅かれ早かれ変わってゆけるものだと思う。
> それは、まさに錆付いた共認回路を少しずつ塗り変えてゆく過程でもある。
「あるべき姿」に近づく日々の努力が必要である。82180
> しかし、例えそれを心の底から望んでいたとしても、「変える」という行為はそれなりにエネルギーを要することだし、つい最近まで自己の内面に引きずられていた人間がなかなか上手くいかない現実を直視することは辛いことだろう・・・逃げたくもなる。
意思がなければ、行為には踏み出せない。現実の直視だけではどうにもならない。ただの浪花節に終わる。82057
> そのためだろうか、ちょっとしたきっかけで、すぐに脱却したいはずの不全発の「固定回路」に逃げ込もうとする。
> 悩みたがっているようにさえ見える。可能性なんか無いと解っているのに帰ってゆく・・・
> まるで、慣れ親しんだ「自己否定する自分」に舞い戻ることである種の安心感でも覚えているように。
日本人には、ただ諦観あるのみ。82240
これは、我が国の伝統でもある。82144
リンク
リンク
この投稿は 91922 に対する返信です。
この投稿に対するトラックバックURL http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_91933
--------------------------------------------------------------------------------