現代意識潮流を探る、その深層には?
82677 >認識欠乏の顕在化は脱集団の流れ
寺嶋眞一 ( 67 静岡 無職 ) 04/12/16 PM10 【印刷用へ】
>82651 仲間第一って、みんなどうなん?
>認識欠乏の顕在化は脱集団の流れ
>松下直城 ( 41 大阪 塾講師 ) 04/12/16 PM01
>たしかに、イジメと言うとすぐに連想されるのは子ども達の社会ですが、実は学校では職員室でのイジメが横行し、職員会議では校長がいじめられ、公園では母親同士の陰湿な空間ができあがってしまっている昨今からすると、収束先を求めての既存の枠からの脱出願望の顕在化は若い世代ほど必然だと言えます。
精神神経科医である宮本政於は、<お役所の掟>の中で、「いじめ」について下記 (■を付した段落) の如く述べている。
■「いじめ」は世界に共通する現象である。精神的に弱い者、肉体的な弱々しさ・障害を有する者、なんらかの理由で周囲から妬まれる者、などに対して「いじめ」が行われる。特に15-16歳ぐらいまでの若年層ではよく見られる現象である。私は役所での「いじめ」にあってから、日本には他の国々には存在しない独特の「いじめ」があることに気がついた。日本では「いじめ」は集団社会、それも大人の社会の中で、認知された行為なのだ。ここが欧米社会とは根本的に異なるところだ。
■欧米諸国では「いじめ」は「相手が苦しんでいるのを喜んで見ている」行為と考えられ、異常心理のひとつと診断される。だから、大人で平気で「いじめ」を行う者は、幼児的心理状態から抜け出られない者、精神が未発達の人間と見られ、軽蔑の対象となる。場合によっては精神状態がおかしいのではないかと思われる。相手を「いじめ」て喜ぶ心理は、サド・マゾの世界に浸っているのだ。だから、「いじめ」を率先して行なう者は、性的倒錯の世界、異常心理の世界に自分を埋没させているとも言える。
大人の「いじめ」は、欧米人の目から見れば異常心理のひとつになるのであろう。「いじめ」は、自己主張の正当な道筋を閉ざされた日本人の不満の一時的な解消法なのであろうか。それとも、確実な序列人間への道なのであろうか。リンク
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実現思考とは、何か?
82615 >現実の肯定とはみんなへの同化
寺嶋眞一 ( 67 静岡 無職 ) 04/12/15 PM08 【印刷用へ】
>82611 出口を塞いでいるのは、頭の中に巣くう固定観念
>現実の肯定とはみんなへの同化
>家村和宏 ( 39 大阪 総務 ) 04/12/15 PM07
>>現実の否定は、頭の中でのみ(=観念としてのみ)可能なのであって、決して現実には有り得ない。実際、現実にメシを喰いながら現実を否定するというのは自己欺瞞であり、それでは下半身(存在)と上半身(観念)が断絶し分裂して終う。(20354 四方さん)
>間違いの根本は、社会を変える、という変革の意識が、「現実の否定」から始まっていたことである。現実から目を逸らして、自分の理想のみ語っても、それは観念の弄びでしかない。空想の世界のヒーローに過ぎない。突き詰めれば自我(自分にとって都合の良い世界)の正当化に他ならない。
「現実を否定することはできない」と、日本人は一語で現実についての確認と容認の両方をおこなう。
「それが現実である」ということと、「その現実がよい」ということは同じではない。
つまり、現実を確認することと容認することは、同じではない。にもかかわらず、我々は現実についての確認と容認の分離がはなはだ悪い。
日本人の議論は、現実に関する確認作業の域を出ないことが多く、その容認結果は現実肯定主義の根幹をなす。
理性判断がなければ理のある現実の否定はできず、現実肯定オンリーでは人類の進歩に貢献できない。
こうした意味の未分化が日本人の切なさの根源をなしている。82285,82240
日本人には、目の前にないことに関する陳述が難しい。それは、未来構文がないからである。82354
自分の基準に合っていれば肯定、合っていなければ否定である。だから、肯定も否定もできるはずである。
だが、自分の基準そのものがなくては、肯定とも否定とも答えられない。
NOといえる日本人を作るためには、自分の基準を持てる日本人を作らなくてはならない。
未来構文のないばらばらの単語では意味を成さない。こうした発言は哲学にはならずして、歌詠みになる。
歌詠みは、この世の「あるべき姿」を提示するのではなくて、その場の雰囲気をかもし出す。82144,81994
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親子の悩み相談
82596 >現在の家庭における問題は
寺嶋眞一 ( 67 静岡 無職 ) 04/12/15 AM04 【印刷用へ】
>82537 親子の悩み相談
>現在の家庭における問題は
>堀喜代造 ( 31 大阪 教育 ) 04/12/14 PM02
>現在の家族、特に子供のいる家庭での問題点はほとんどがこの「旧世代と新世代のと意識のギャップ」にいきつくと思います。ただ、大人の側も「自分のために勉強しなさい!」といいながらも実はそんな古い考えはもはや通用しないこともうすうす気付いているんだけど、代わりの言葉が見つからないからそこにしがみついている・・そんな状況なのではないでしょうか。
>日々子供たちと接していて、「いい学校に入って人よりいい生活を送ること」や「他人を蹴落として成功すること」が彼らにとって全く魅力を感じさせないものであることは実感するところです。
>我々が直面する課題とは、活力不全に陥っている子供たちに可能性を提示することと同時に、機能していない家庭に現在の子供の意識を認識してもらい、意識を転換していくことだと思います。
「旧世代と新世代のと意識のギャップ」に行きつくとの見解に同感いたします。
「いい学校とは何であるか」、「いい人生とは何であるか」、を深く考えることのない従来の思考形式が若者に生気を失わせている原因であると考えます。
いい学校とは、序列的観点から見た上位の学校であり、いい人生についても、同様ことが言えます。82023
日本人の考えは「今ある姿」と「今ある姿」の比較になっていて、「あるべき姿」と「今ある姿」の比較にはなっていません。
日本語は、前者の考え方のみを支持する言語であり、英語を使うと前者も後者も考えることができます。
人々は、格差の選出に忙しい。それは、身分格式に基づいた社会の仕組みのことを念頭においてのことであります。
日本語を使って「あるべき姿」の内容を考えることは、非常に困難です。82354
私は、活力不全に陥っている子供たちに英語で考える機会を与えることが、悩みを解決する有効な手段であると考えています。
こうした意識の転換を図れば、日本人に国際人となる道筋が開けます。82373
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閉塞の元凶は、個人主義
82504 >個l主義が生んだ、自分課題⇒自己決定の重苦しさ
寺嶋眞一 ( 67 静岡 無職 ) 04/12/13 PM08 【印刷用へ】
>82384 閉塞の元凶は、個人主義
>個人主義が生んだ、自分課題⇒自己決定の重苦しさ
>馬場真一 ( 36 東京 農業 ) 04/12/11 PM06
>現在私達は、人生の様々な場面で、物事を”自分の”課題として”自分で”決めなければならないという状況に迫られます。そこでは満足のいく解答を得られないまま、ある種の重苦しさを感じずにはいられませんが、この苦悩は、自我を人間存在の原点とする個人主義が生み出したものだと思います。
日本人には、結論を出す過程に対して不安を持っている。
この事実について山本七平は、「ある異常体験者の偏見」の中で、書いている。
「読者は安心したいのですよ。その人 (新聞社の人) は答えた。二つの相反する論説を比べて自分で結論を出す過程の不安に耐えられない。そして自分が出した結論にも安心できない。従って自分で考えず、考えることを新聞に白紙委任して、世の中はこうなのだと断定してもらって、それを信じて安心していたいのですよ、と。」
日本人は、文法的制約により、自己の基準を内容として脳裏に保持できない。82180つまり、自分の意見を持つことが難しい。だから、他人を批判することもまた難しい。誰であっても、不得意なことをする時には、自信なく不安を伴うものである。長年の懸案も、先送りと積み残しによりやり過ごそうとする。不安なしで世の中のことを知りたい。日本の新聞がこの要求に応えている。こうしたことから、日本人の勉強も世の中のことを丸暗記する不安のない勉強になる。そして、いつまでたっても、教育も初等教育の段階に留まっている。
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感謝と謝罪のトレーニング
82478 >肯定視できる身近な存在から感謝と謝罪
寺嶋眞一 ( 67 静岡 無職 ) 04/12/13 AM09 【印刷用へ】
>82477 感謝と謝罪のトレーニング
>肯定視できる身近な存在から感謝と謝罪
>加藤俊治 ( 47 大阪 営業 ) 04/12/13 AM08
>感謝と謝罪のイメージトレーニングを行なうにあたって、どのような方法が一番入り込みやすいかを考えた場合、というよりも以前から童謡(母さんの歌)の歌詞及びメロディーが母親に結びつき、聞く・歌うたびに意識はしませんでしたが、感謝と謝罪を繰り返していたように思います。
>最近は、「母さんの歌」を聞くと母親だけでなく、身近な女性たちにも感謝・謝罪の念が生起するようになってきたような気がします。
>これ以外にも「里の秋」は父親から戦う男への広がりを持ち、「美しき天然」は自然や精霊を感じさせてくれます。このように肯定視できる身近な存在=歌や母親等から感謝・謝罪をはじめるのも一つの方法だと思います。
あるインド人は言った。「日本人は、ありがとう、ありがとうと言い過ぎる。人は為すべきことを為すだけのことである」と。
親切運動とありがたや節で育てられた私たち・日本人には、「あるべき姿」がない。
ボランティア活動で海外の施設に出て行けば、「私たちは、神の導きによってここに来て働いている。あなた方は、また、どうしてここにやって来たのか。」と外人に尋ねられることになる。
これは、どのように答えてもよい質問であるとは考えられない。
大抵の日本人はまともな返事はできない。
無哲学・能天気の人には、この世の「あるべき姿」が欠けている。
これは、その人の信念を問う質問である。信念がなければ、心は揺らぐ。
まともに答えられない人は、つかみ所のない人となる。信頼も得られない。
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実現思考とは、何か?
82476 >実現思考に導くには旧観念無用!の共認が鍵
寺嶋眞一 ( 67 静岡 無職 ) 04/12/13 AM05 【印刷用へ】
>82473 実現思考とは、何か?
>実現思考に導くには旧観念無用!の共認が鍵
>佐藤祥司 ( 42 北海道 建築士 ) 04/12/13 AM02
>彼・彼女らの意識は“うまく行かない現実”に対して、“自分を変えなければ”という徹底的な内省思考が特徴。しかし、どう変えていけばいいかも分からないまま、毎日の生活の中でわずかな+体験を心の糧にして、なんとか繋いでいる。まさしく↓の意識構造そのもの。
日本人は現実対応が上手にできない。
現実構文のみを有する日本語では現実対応がうまく行かない。
現実対応の内容に雑念が入り、行動が真ともにならない。
山本七平は「『空気』の研究」のなかで、そのことを指摘している。
「驚いたことに、『文藝春秋』昭和五十年八月号の『戦艦大和』でも、『全般の空気よりして、当時も今日も(大和の)特攻出撃は当然と思う』という発言が出てくる。この文章を読んでみると、大和の出撃を無謀とする人びとにはすべて、それを無謀と断ずるに至る細かいデータ、すなわち明確の根拠がある。だが一方、当然とする方の主張はそういったデータ乃至根拠は全くなく、その正当性の根拠は専ら『空気』なのである。最終的決定を下し、『そうせざるを得なくしている』力をもっているのは一に『空気』であって、それ以外にない。これは非常に興味深い事実である。」と書いている。
山本七平の指摘どおり、日本人に関する非常に興味深い事実である。われわれの求める正しい道「あるべき姿」は、未来構文の内容である。そして、日本語には時制がないから、未来構文はなくその内容もない。かくして、日本人には哲学が難しく、日本語は、実況放送・現状報告のための言葉となっている。「空気」は、現実構文 (現在構文) の内容である。だから、無哲学・能天気の日本人は感情理論を受け入れる。このことが、わが国民を昔ながらの知的低水準に押しとどめている。わが国は、戦前も戦後もきわめて危険な状態にあることに変わりない。わが国の有識者・知識人は、英語による考え方にも理解を示す必要がある。
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閉塞の元凶は、個人主義
82373 >「夢」や「自己実現」は押し付け
寺嶋眞一 ( 67 静岡 無職 ) 04/12/11 AM06 【印刷用へ】
>82363 共認充足か?自我充足か?
>「夢」や「自己実現」は押し付け
>岡村基之 ( 26 大阪 会社員 ) 04/12/10 PM11
> 私権の衰弱が明らかに健在化した今、それでもなお親や教師が「夢」「自己実現」を説くのは私権全盛の時代のいわゆる「勝ち組」への羨望が捨て切れてないようなそんな往生際の悪さというか、自分達が出来なかったことを成し遂げてくれ的な期待とも押し付けとも言えない中途半端さを感じてしまう。そこには実現思考へと繋がるような強固な意志もなく、結果子供達の「なんで?」にも答えるだけの理由を持つことも出来ないのだろう。
日本語には、階称 (言葉遣い) がある。82023
没個性的な競争により自己利益を配分するのは、この国の伝統となっている。
一寸法師の夢は、今なおこの島国に生きている。
日本人は、英米人の「それで、どうした」の問いには答えを出せない。
「あるべき姿」は、現実構文の内容ではないからである。82354
今の地球は、英米の時代である。
英米人は、知的優位を利用して地球を支配するに至った。
知力を活用すると力の蓄積に能率が上がる。
アングロ・サクソンの言語は、その知的優位性により国際言語となった。
英語は国際人を作った。日本人は島国根性の人となった。
言葉は、考えるための道具である。考える人は、各国のそれぞれの言語の性能に細心の注意を払わざるを得ない。
自分の考えがどれだけ真っ当なものであるかは、一度英米人に話をしてみると分かるのではないか。
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実現論って、何?
82354 〉新概念は実践方針を出すための道具。
寺嶋眞一 ( 67 静岡 無職 ) 04/12/10 PM09 【印刷用へ】
>82291 実現論って、何?
>新概念は実践方針を出すための道具。
>嶺山志保 ( 23 千葉 受付 ) 04/12/09 PM05
>せっかくの新概念も現実を見ずにこうあるべき!とかこうじゃなきゃいけないんだっていう単語だけ・価値観念だけでとらえてしまったら旧観念と一緒。単なるお題目になってしまう…
日本語には、現実構文 (現在構文) しかない。
現実構文には、現実がその内容として入る。
「あるべき姿」は、通常、非現実の内容で現実構文には入らない。
「あるべき姿」を無理に入れたら、現実の行き所がなくなる。
両方入れたら日本語では話が混乱する。
「あるべき姿」だけを入れたら、主張が現実離れを起こして空理空論となる。
それは、話にうつつ (現) を抜かしたためである。
ばらばらな単語だけなら混乱を起こすことはないが、意味が不明となる。
>新概念は実践方針を出すための道具、頭で捉えるだけではなく、今ある問題に答えをだして始めて役に立つんだ!
「今ある姿」は、現実構文の内容であるから、日本語の頭の中に入る。
だがしかし、「あるべき姿」は未来構文の内容であるから、日本語の頭の中には入らない。
今ある問題に答えを出すには、「あるべき姿」と「今ある姿」の双方を頭の中に並べて考えなくてはならない。
こうした行動計画の策定が、日本人には難しい。
したがって、中庸の徳なども日本人には役立たない。
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日本人と縄文体質
82320 >現状の権力では日本の可能性は抹殺される
寺嶋眞一 ( 67 静岡 無職 ) 04/12/10 AM05 【印刷用へ】
>14059 ・社会統合 ・幼・少・青・壮・老 ・仕事・起業・共同体 ・認識論 ・猿と人類 ・市場時代
>現状の権力では日本の可能性は抹殺される
>上平貴昭 ( 30 兵庫 営業 ) 01/10/19 PM11
>しかし、日本人はそんな自我や私権の追求可能性を開いていくような施策によって全く活性度は上がっていないし、今後も上がる可能性はまずないと思う。
>われわれ日本人には、自我や私権を獲得する欠乏を肥大化させる、自由主義の概念は根付いてはいないのである。
>また、人々は現在の延長線上で次々に何らかの可能性を持った人材(小泉首相etc.)に収束し、一時期のフィーバーはするが、今の国家権力では今の不活性状況を打開できるはずもなく(=自由主義思想を打ち破ることはできない)、
>このままでは永遠に裏切られつづけつことは目に見えている。
英文の‘I go.’(私は、行きます)と’I will go.’(私は、行きます)は日本語では区別がつかない。
それは、日本語に未来構文がないからである。82242
こうした事情により、英文和訳に頼っては日本人の英米に関する理解が得られない。
つまり、時制のない日本人の考えを駆使しても、時制のある英米人の考えには到達しない。
西洋には、彼ら独自の哲学体系がある。そして、今なお英米人の頭を支配している。
プラトー流の考えによれば、我々は見かけ上の現実を見ているのである。
そして、見かけ上の現実は真理の影である。
だから、「我々は真理を探求しなければならない」となる。
これを平たく言えば、アガサ・クリスチーの探偵小説のようなものである。
日本人の考えでは、現実と真理が同じである。
それは、現実構文 (現在構文) オンリーの考え方だからである。
もしそうであれば、探求する真理は別にない。
したがって、高等教育も不要である。
わが国民の知的低水準も保たれる。
今日のわが国は、日米協調路線を歩む必要にせまられている。
まるで、木に竹を接いだようなものである。
心の協調なくして、真の協調なしともいえる。
考えの過程を抜きにして、結論だけを同じにすることには無理がある。
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ガタガタの原因は、私権の衰弱と序列原理の崩壊
82285 >ホ.「観念機能、作動せず。」=思考停止
寺嶋眞一 ( 67 静岡 無職 ) 04/12/09 PM01 【印刷用へ】
>18422 ・社会統合 ・幼・少・青・壮・老 ・仕事・起業・共同体 ・認識論 ・市場時代
>前夜の意識状況1 答えがないので、課題捨象
>四方勢至 ( 老年 京都 編集 ) 01/12/13 AM02
>経済破局にせよ、精神破壊にせよ、環境破壊にせよ、それらの危機は全て観念によって把握された危機であって、(現段階では未だ)本能を直撃する様な危機ではない。同様に統合不全も、つきつめれば答えが見つからないという観念統合の不全である。また、社会統合を担うのも観念であり、生存圧力を脱した現代の社会統合とは、観念統合に他ならない。
>ホ.「観念機能、作動せず。」=思考停止 実現論3_5_01
>今や、日本人の大部分は不安と閉塞感に囚われ、多かれ少なかれ滅亡の危機を感じ取っている。しかし、感じているだけで何もしようとはしない。誰もが滅亡の危機を感じているのに、誰も正面からこの問題を考えようとはしない。これは、実に奇妙な状態である。社会は、不気味な沈黙に押し包まれ、まるでその時が来るのを待ち望んでいるかの様である。いったい、どうしたと言うのか? なぜ誰も考えず、何もしようとしないのか?
「我思う、ゆえに我あり」(I think, therefore I am.) である。
英米人の「思う」は考えることであり、日本人の「思う」は感じることである。
考える内容は、現在・過去・未来に及ぶが、感じる内容は現在のみに限られている。
感じるは、ただ感じているだけで、自らの理性的な判断と行動をすることではない。
日本人は、感じているだけで何もしようとはしない。それはアニマルと似たものである。
英米人には、正面からこの問題を考える力がある。
それは、意思のあるところに方法があるからである。82057
意思は未来構文の内容である。
日本語には、未来構文がない。日本人は、脳裏に未来に関する内容を展開できない。
未来に関する内容は、それを現実構文の内容と解釈すれば、空理空論ないしは嘘になる。82240
だから、日本人社会は不気味な沈黙に押し包まれている。自分の首を自分自らの手で締め上げている状態である。
無為無策で、まるで滅亡の危機が来るのを待ち望んでいるかの様である。
うわべを見れば、これは実に奇妙な状態であるが、よくよくその理屈を考えてみれば、これはそれほど奇妙な状態でもない。
わが国の有識者・知識人は、今こそ英語のみで考える力をも蓄える必要がある。
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