閉塞の元凶は、個人主義
141733 > 「自分」意識
寺嶋眞一 ( 69 静岡 無職 ) 07/01/07 AM07
> 閉塞の元凶は、個人主義
> 21065 「自分」意識
> 堀喜代造 ( 28 大阪 教育 ) 02/01/16 PM01 【印刷用へ】
> 自分、みんな・・・この一連の議論を読んでいて、初めて英語を習ったときのことを思い出した。英語の文章には、「主語」つまり行動の主体が必要であるということを知って、ふーん、そんなものかと思ったものである。
Shippensburg 大学のGeorge Boeree 教授 (心理学専攻) によれば、世界で一番多くの人が使用している言語は英語である。
ちなみに、母語としている人と第二言語としている人の数 (100万人単位) を比べてみると、
英語 427, 1000+
スペイン語 266, 450
中国語 720, 1000
日本語 124, 130
である。
> つまり、西洋の言語では「私」と「あなた」或いは「彼ら」を明確に区別する必要があるのに対し、日本語では必ずしも必要としない場面があるということだった。これは、古来日本人は自分と周りをそれほど区別してこなかったという、日本人の周りに対する意識のあらわれらしい。
日本語は、私とあなたの言語である。102033
英語を使うと、その英語自体が正しい価値判断を推し進めるという利点がある。だから、がり勉が必要でなくなる。84909
> しかし最近は電車の中で注意されただけで暴力事件に発展するという風に、他人との関り方に変化が現れてきているように思う。これは古来の日本人の意識が失われつつあることを現しているのではないだろうか。
武士は刀を選んだ。良い刀は勝負に良い結果をもたらすからである。82373
考える人は、良い言語を選ぶ。良い言語は、良い考えをもたらすからである。103548
そして、英語の特徴は、第二言語として使用する人の数が多いことである。85038
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ガタガタの原因は、私権の衰弱と序列原理の崩壊
141672 > 「責任を取って辞める」のは、身分制度の残滓
寺嶋眞一 ( 69 静岡 無職 ) 07/01/06 AM11 【印刷用へ】
> ガタガタの原因は、私権の衰弱と序列原理の崩壊
> 59342 「責任を取って辞める」のは、身分制度の残滓
> 渡邊真也 ( 25 神奈川 建築設計 ) 03/07/30 AM01 【印刷用へ】
>>「責任を取って辞める」ってホント意味がないように思います。辞めたところで何の解決にもなんない。ただ逃げてるだけ? 59309
> 私もそう思います。> まったく問題を対象化できてないような気がします。> 結局辞めたところで何の責任も取れていない。
責任者として相応しくないとの結論が出たから辞任するのではないでしょうか。100803
> 何の答えも見いだせない。> これでは何も解決することはありえません。
責任者として相応しくないとの結論が出て辞任するのであれば、事態は好転するはずですね。100700
不適任との結論が出ないのに辞任するのでは、理不尽ですね。135866
> 未だにこのような制度が世をまかり通っています。
> 何か不祥事があるとすぐに懲戒免職、辞職、などなど当たり前のように行われています。
懲戒免職、辞職などに相当する不祥事があるときは、そのようになるのが適当でしょうね。101058
> そのようなことは、大体ある集団内での掟や規> 範や制度を破ったときに起こります。その集団とはたいてい旧集団であり、そこでの旧制度です。ひとたびその枠から外れたことをする> とすぐにその身分を取り上げるという暗黙の了解が、存在しているような気がします。
やくざの世界のようなものですね。やくざの世界も序列社会ですね。94416
> そう考えると「責任を取って辞める」ってこと自体が、身分や肩書きが絶対であった身分序列社会においてのみ通用する旧観念にすぎないのだと思います。
序列社会の責任は、国際社会 (英米の社会) の責任 (responsibility) とは違いますね。141618
‘responsibility’ は、責任と翻訳されていますが、「応答可能性」とか「当事者能力」の方が英語の意味をよりよく表していますね。98352
責任の内容を応答可能性と考えれば、自分の考えが順調に進められない当事者は、他の人に代わってもらった方がよいですね。だから、辞任も適当なことでしょう。102897
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その他(環境と仕事)
141667 > 逃げているからこそ
寺嶋眞一 ( 69 静岡 無職 ) 07/01/06 AM05 【印刷用へ】
> その他(仕事・起業・共同体)
> mg:73256 逃げているからこそ
> 加来野浩史 ( 31 福岡 経理 ) 04/06/09 PM10 【印刷用へ】
>>指導しなければならない、よき相談者でありたい(そう見られたい)という意識である以上、その先にある本来の課題や答えにはいつまでたっても辿りつかない。72800根木さん
見栄と外聞を気にしているのですね。現実構文 (現在構文) の内容を考えているのですね。84743
その先にある本来の課題や答えは、未来構文の内容ですね。83281(正誤表: 人をEさない→人を殺さない)
考える次元が違うので、いつまでたっても辿りつかないのでしょう。100065
> 自分がどう評価されるかばかりにこだわっていては、本当に周りが期待していることを掴めず、成果も出ないというのは、本当にそうだと思います。
期待・願い・祈りの内容は未来構文の内容ですからね。つまり、非現実の内容ですからね。128057
> また見方を変えると、答えを出せないからこそ、その現実から目をそむけて「やさしさ」といったごまかしの態度で取り繕っているともいえると思います。(現実逃避→無責任→やさしい)
同病相哀れむやさしさですね。仕方がないですね。今のところ外に道がない。137018
> つまり、まず現実(相手の不全や期待)を直視できていないという現実を認識し、その原因に目を向ける必要があると思います。
同感です。現実直視は大切です。90895
だがしかし、現実を直視しても現実の内容しか出てこない。95320
本来の課題や答えは、非現実の内容です。つまり、それらは実況でもなければ現状でもない。82057
日本語には現実構文 (現在構文) しかないので考えが難しくなる。83513
言語の問題は、言語により解決できると考えられます。98872
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その他(認識論・科学論)
141637 > 「自由」のとらえ方
寺嶋眞一 ( 69 静岡 無職 ) 07/01/05 PM05 【印刷用へ】
> その他(認識論・科学論)
> 70310 「自由」のとらえ方
> 大森義也 ( 38 広島 建築設計 ) 04/04/13 PM10 【印刷用へ】
> あらためて考えてみると、そもそも「自由」の意味がはっきりわからないことに気付いたので辞書を引いてみた。【三省堂「大辞林 第二版」より】> 【〔freedom; liberty〕他からの強制・拘束・支配などを受けないで、自らの意志や本性に従っている・こと(さま)。自らを統御する自律性、内なる必然から行為する自発性などがその内容で、これに関して当の主体の能力・権利・責任などが問題となる。】【哲学的な意味では、自らを自律的に統御し、内なる必然から自発的に行為すること。外的自然からの自由、内的自然(理性や意志以外の要因)からの自由、他人による強制からの自由に分かれる。意志の自由とほぼ同義。】
> 外からの支配・強制の影響を受けず、個人=主体の理性や意思の赴くままに行動する事、と読める。
日本人には意思がない。82057
意思の無い人には主体性もない。102886
外からの支配・強制の影響を受けて、日本人は統一ある行動に出ることができる。人畜共通の行動である。123463
だから、「自由」の意味がはっきりわからない。84027(正誤表:でしなくても→でなくても)
> 「自由」がしっくりきた時代には「外からの支配・強制に対する反力」として認識し得たのだろう。
反骨精神でしょうね。90922
> でも今や支配・強制の方が、探してもなかなか見つからない。だから自由も見つからない。
意思がなければ自由も必要ない。野放しあるのみ。84743
> なので、「本人の自由」は別の意味を持ちはじめているのだと思う。たとえば、
> ・学校をずる休みする⇒既存の生活様式に捉われず可能性を求めて行動する「本人の自由」
> ・売春など、性を売ったり買ったりする⇒一対関係に縛られない男女関係を模索する「本人の自由」
> ・先生や親に反抗する⇒序列に捉われず、より深い共認を模索する「本人の自由」
> と想定できるのではないだろうか。
子供であれば、調教による指導をする。93930
大人であれば、世界観の違う人間として接するしかないでしょう。83201(正誤表:「あるべき姿」ない→「あるべき姿」のない;国民フ言語→国民の言語)
> 旧体制・旧観念に捉われない自由、と言えるかもしれない。
それは、恣意の自由ではないでしょうか。101052
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その他(環境と仕事)
141618 > 「責任」という言葉からの転換
寺嶋眞一 ( 69 静岡 無職 ) 07/01/04 PM11 【印刷用へ】
> その他(仕事・起業・共同体)
> 57974 「責任」という言葉からの転換
> 松本直也 ( 42 大阪 塾講師 ) 03/07/02 PM01 【印刷用へ】
>>彼らから見ると、「自他」の区別があいまいで、何をするにも「みんな」で動く若者達たちの行動は、「責任放棄」以外の何者でもないらしい。>>しかしよく考えてみれば、自分の分担外のことは知らぬ存ぜぬ、秘書が悪い、部下が悪い、あいつが悪い、と他人のせいにして傍観者を決め込む方が、よほど無責任ではないか。(57792)
とかく、この世は無責任ですかね。84432
> そもそも「責任」という言葉自体が旧観念派の人たちのよりどころにしてきているものではないでしょうか。
「責任」という言葉は、序列社会の仕来たりを意味していたのかもしれませんね。129964
肥田喜左衛門の著した <下田の歴史と史跡> には、責任に関する下のような事柄が記されています。
徳川5代将軍の治世、佐土原藩の御手船・日向丸は、江戸城西本丸の普請用として献上の栂 (つが) 材を積んで江戸に向かった。遠州灘で台風のため遭難、家臣の宰領達は自ら責を負って船と船員達を助けようと決意し、やむをえず御材料を海に投げ捨て、危うく船は転覆を免れ、下田港に漂着した。島津家の宰領河越太兵衛、河越久兵衛、成田小左衛は荷打ちの責を負い切腹する。これを知って船頭の権三郎も追腹を切り、ついで乗員の一同も、生きて帰るわけにはいかないと全員腹をかき切って果てた。この中には僅か15歳の見習い乗子も加わっている。鮮血に染まった真紅の遺体がつぎつぎに陸揚げされたときは、町の人々も顔色を失ったという。16人の遺体は、下田奉行所によって大安寺裏山で火葬され、同寺に手厚く葬られた。遺族の人たちにはこの切腹に免じて咎めはなかったが、切腹した乗組員の死後の帰葬は許されなかった。
(引用終り)
> 「責任」とは「責めを負ってなさなければならない任務。引き受けてしなければならない義務」(国語大辞典より)とあります。
私も「責任」を広辞苑で引いてみました。「自分の引き受けてなすべき任務」とありました。
日本人には意思がないので、「責任」に意思に関する事柄は意味に含まれていない。82242
英語の ‘responsibility’ 「応答が可能である状態または事実」とは違います。98352
‘responsibility’ には、個人の意思の自由が認められている。意思の自由を使って問題に対処できる。だから、自信のある人は責任者になりたい。102897
日本人の頭には「責任」があって、‘responsibility’ がない。だから、’sense of responsibility’ (責任感) がない。141339
これらの単語を区別なく翻訳すれば、意味が通じなくなる。名訳は迷訳である。82320
> 「〜しなければならない」と考えた途端、中高年層にとってはまさしく義務を表し、義務を果たさなければそれ相応の評価となって自分の価値を決めることになる、こうなればできれば「責任」の範囲は狭いほうがいい、できれば自分自身は関与したくない、と発想がマイナスにしか向かわないのです。これでは活力など出るはずありません。
同感です。「責任」の範囲は狭いほうがいい。「お役目・当番」の範囲は狭いほうがいい。100700
> 若者に活力があるのは、その目の先に相手があることを実は解っているからではないでしょうか。だからこそ、>>どんなに自分自身が上手く出来たとか、やりたいって思うことでも、それで相手が喜んで(期待して)くれなければ、それは自己満足に過ぎず、また「仕事」ではないし、なにより自分自身の充足も低くなります。(24905) > と言えるのだと思います。
見栄と外聞の問題ですね。84743
> 義務でやるのではなく、期待に応えようとしてやること、そうすれば仕事は決して個人の課題ではないことがわかるはずです。
親切運動とありがたや節の国ですね。82478(正誤表: ‘You can read more at’ を削除する)
> 中高年層が、この発想転換をすれば、若者の行動が決しておかしくも何でもないことがわかるはずです。最早旧観念など役には立たないのです。
日本人に観念 (idea) の理解は無理ですね。125150
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その他
141602 > 「人それぞれ」を封鎖する場
寺嶋眞一 ( 69 静岡 無職 ) 07/01/04 PM04 【印刷用へ】
> その他(社会統合)
> 70952 「人それぞれ」を封鎖する場
> 押毛康人 ( 51 兵庫 塾講師 ) 04/04/24 PM01 【印刷用へ】
>>「人それぞれ」で結論づけることは、「私は何も考えません」「何をやっても社会は何も変わりません」と言うのと同じだと思います。(70613 伊藤俊朗さん)
各人の考えている内容が「人それぞれ」と結論付けられるのではないでしょうか。140784
> これは社会全体の場で社会全体を考察するという経験が無かったか、あるいはその志向性が次第に薄らいで来たからに他ならない。
個室育ちの影響もあるでしょうね。141278
> 「人それぞれ」で結論づけるようになったのは、その人に原因を求めるというより(もちろん、そういう場合もあるだろう)は、むしろ70年代以降、次第に豊かさが実現されて、社会から家庭へと充足の場を変えて行くにつれて、個的生活に偏らざるを得なくなったためではないか考えられる。つまり、充足の場が個的空間である程度完結できるようになると、思考回路も(その人が意識する、しないにかかわらず)個的空間でめぐらさざるを得ず、思考とそこから得られた結論も個的に偏らざるを得なくなったからである。現代人が考えることを重視しつつも、答えが出てこない、あるいは「人それぞれ」の結論が許される、というのも(ある意味では)豊かさが実現されたが故の当然の帰結であると言わざるを得ない。
豊かさとともに個人が尊重されるようになってきたのでしょうね。136658
>>かつて農村などでは、子供達は、田んぼ(生産の場)の傍らで遊びや簡単な手伝いを通じ、親の働く姿を見て育った。そしてその経験を通じて、大人社会の規範や課題共認とそれによる充足の一端を垣間見、“がき集団”から生産を基盤にした集団→社会へ目を向ける足掛かりになっていた。しかし現代は、都市化+核家族化により、学校などの人口集団内での関係や、せいぜい公園・児童館などでの近所の同世代との関係しか持つ場が無くなっている。さらに、防犯に対する意識やその場を管理している側の責任意識の高まりから、その場を他の見知らぬ人から隔離しようとする動きが主流である。この状況では、ますます社会へ目を向ける機会を遠ざけていく。(70607 佐藤祥司さん)
農村における協同作業も少なくなりましたね。131949
> だから社会全体の場で社会全体を考察するという経験もますます遠のいて行くことになり、思考そのものも、あるいは思考から得られた結論も、ますます個的に偏り、社会全体を足場とする思考から乖離して行くことになる。
団体生活の実体験が少なくなりました。97350(正誤表:なるしょう→なるでしょう)
仮想現実の世界で過ごす時間が多くなりましたね。104314
> 社会へ目を向ける足掛かりは、それでは、今は無くなってしまったのか。
衣食住の生活は、やっぱり現実の中ですね。102886
>>もう一校は、それに加えて新築間もない学校のつくりがオープンであること。教室に接する廊下に相当する部分が幅広で多目的利用が可能になっている。必要に応じて可動間仕切りで区切れるが、開け放したままで一般教室は区切られて居いない。ともすると、教室間の仕切りが無ければ、隣の教室の声が筒抜けで授業にならない、などと思われ勝ちだが、よくしたもので、自分達が騒げば相手に迷惑をかけることを学んで、落ち着くところに落ち着くそうだ。仲間との共認が規範を形成していくらしい。(70517 小圷敏文さん)
リーズナブルな教育が行なわれているのですね。94416
> そう、オープンであること、ここにヒントがあるように思う。
オープンであれば、「あるべき姿」の内容を考える機会も生まれてきますね。129170
>>物理的な空間構成でも運営面でも学校が開きだされることで、理不尽な序列(=強制共認)の押し付けが解除され、仲間達の共認の場が再生されることで、子供たちが元気になり表情豊かになってきているように思う。(同上)
言葉遣いも問題ですね。103009
> 「理不尽な序列(=強制共認)」だけでなく、理不尽な思考も、偏った思考も、ここの子供達は解除されているにちがいない。仲間との共認が規範を形成している以上、思考の足場もそこに立脚しているはずだからである。
リーズナブルな考え方を教える必要がありますね。101058
> このような場は、この学校の子供達だけでなく、もっと広く社会全体に提供されるべきである。閉鎖された空間からオープンスペースの場へ。その一つの場である路上での認識空間の有効性は、このサイトでも多くが語られている。このような場こそが思考回路を社会へ目を向けさせる機会を提供する場であり、個的な思考を打破し、「人それぞれ」を封鎖する場ともなるに違いない。
個人的な考えを「あるべき姿」の内容にも向ける必要がありますね。83415
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その他
141587 > 収束不全発の「とりあえず・・・」
寺嶋眞一 ( 69 静岡 無職 ) 07/01/04 AM11 【印刷用へ】
> その他(社会統合)
> 72939 収束不全発の「とりあえず・・・」
> 岡村基之 ( 26 大阪 会社員 ) 04/06/03 PM07 【印刷用へ】
>>とりあえず行動を起こしながらも、何か何処かに可能性を見出せないか?って、常に色んな所にアンテナを張り巡らせながら毎日生活してる。(72783 吉岡さん)
> 何をするのにも「とりあえず・・・してみる。」とどこか煮え切らない動機と呼ぶには心許無い動機。そういえばいつの頃からか何をするにも「とりあえず・・・」が付くようになってしまったような気がする。わからないけど、「とりあえず・・・」、別に特にやりたい訳でもないけど「とりあえず・・・」。
過去と未来にはさまれた世界の中で、「とりあえず・・・」の即時処理をする。所詮この世は仮の住まいか。95847
根本的な問題は、常に先送りと積み残しになる。82504
過去の内容を見極め、未来の内容を見極めることができれば、現在の時点でも我々には恒久的な決断が可能になる。105787
> このいつの間にかどこにでも付いて来る様になった「とりあえず・・・」がどこから来るのか、ずっと不思議でしたが、「収束不全発の適応可能性の探索」という構造を知ると全て合点がいった。
過去と現在と未来をつなぎ合わせて計画を考えることができれば、「とりあえず・・・」は消えてなくなる。128172
> 収束先が見つからない、あるいはその収束先が頼りない・・・。本来ならはっきりとした収束があってこそ、確信を持って何かに臨むはずなのに、それがない。
過去から未来にかけての見通しが効かないときには、確信を持って現在の仕事に臨むことはできませんね。140938
> いわゆる「見切り発車」というヤツだ。これほど不確定要素が多く、不安なことはない。かといってその「見切り発車」にならざるを得ないほど今の時代はっきりした収束先は見つかりにくく、誰もがそれを探している。そんな世の中だから収束先が見つかってからそれに打ち込むなんて機会はとても少ない。それでは何も始まらない。
一億一心、一億玉砕、一億総懺悔の道には行きたくないですね。84432
> ではどうするか・・・?収束先が見つからないならその収束先=可能性を探しながら動いてやろうじゃないか、見切り発車だろうが何だろうが、行動してみれば可能性が後から付いてくるかも知れない。あえて言うならそれ自身が可能性とも言えるかもしれない。だから「とりあえず」が何をするにも頭に付く。やってみて可能性が開けなければ、その時また方向転換すればいい。
軽挙盲動・行き当たりばったりの人生ですね。82057
> ただそれは恐ろしく楽観的なものの見方ともとられがちだ。実際、世の大人達の多くは若者の「とりあえず・・・してみる」の「とりあえず」の部分に「だらしがない・・・」「責任感がない・・・」だのと言う。明確な可能性を示してこなかったのに「自分のやりたいことを探しなさい。」だのとどちらが無責任な事を言っているのかとも思うのだが・・・。
世の大人達の多くも若者も、明確な可能性を示すことはできませんね。93835
明確な可能性は、未来構文の内容であるから、現実構文の内容としては示せないのです。82285
これが昔であるならば、序列修行・滅私奉公の話をすることでけりがついた。93930
> 子供達は可能性を示されない中、「やりたい事」だの「自分を持て」だのと言われ、収束先が見つからないからこそ、可能性を探索するために「とりあえず」何かをするのではないだろうか?
同感です。84165
日本人は、個人を認めたがらない。いや、認めることができない。83909
だから、つかみ所のない個人の存在が気にならない。92653
> 収束先のはっきりしていた時代を生きてきた大人達から見れば子供達の「とりあえず」は無責任で頼りない動機なのかも知れないが、子供達からすれば、収束先が見つからないという大きな不全を抱えているからこそ、その収束先が見つかるまでじっとしている事などその不全を助長するだけであり、不安で仕方がない。
日本人には、未来に関する不安が付きまとう。91780
それは、日本語に未来構文がなく、未来に関する内容を脳裏に刻み込むことができないからである。90706
> じっとしていられないから、一見無意味とも見えるが、授業にも出るし、様々な資格を取りに奔走する。「収束不全発の適応可能性の探索」という構造から考えると「とりあえず・・・」から楽観視を感じるどころか悲壮感すら感じてしまう。
無作為に行動するのは、知的低水準の表れでしょう。82320
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その他
141553 > 素人のストレートな発信=「答え」
寺嶋眞一 ( 69 静岡 無職 ) 07/01/03 PM05 【印刷用へ】
> その他(社会統合)
> 68121 素人のストレートな発信=「答え」
> 佐藤雄一 ( 26 福島 会社員 ) 04/02/18 PM09 【印刷用へ】
>>現代においてマスコミが第一権力化し、一部の専門家や知識階級が特権階級という「身分」を獲得し、旧観念に基づく支配観念を生業にした途端に、全ては個人から発し個人へと帰結していく。このようにして一部発信階級(玄人)は旧観念の旨味を貪り、普通の人々(素人)は、「所詮、社会を変えるなんて不可能なこと」を前提にした不可能視から思考停止、そして諦念から無難思考へと流れていく。・・・・・・・・。このような「身分」意識が、これまで玄人(プロ)と素人(アマ)を分断し、それぞれを社会(みんな)よりも個人(わたし)へと向かわせていたのではないでしょうか?67643
社会を変える意思がないので、不可能なことになる。82735
変革後、どのような社会に到達するのかも問題でしょうね。102080
> 「こうこうこういう見方ができる。一方こういう見方もできる。」現在一部の発信階級が発する論評はほとんどこれに尽きる。
お決まりの実況放送・現状報告の内容のようなものですね。82057
暗記力が生活力になっているのでしょう。138399
> 物わかりがいいように見せかけるが、決して自分の考えを曲げるつもりはない。
実況放送・現状報告の内容である現実は否定できませんね。93461
> ある切り口で論じておきながら、「私はこんなに考えてますよ」といわんばかりに別の側面からものを見て論じる。しかし、これは突っ込まれることを未然に防ぐプロテクトであり、つまり保身である。また、何よりも答えを出していない。
自己の立場を明らかにしない。98364
> さまざまな角度・切り口から「傍観」しただけである。つまり、責任の所在は自分にはない。
人々の考えに個人がない。社会に個人主義がない。個人の発言にとらえどころがない。とかく、この世は無責任。94438
> このようなプロの発信より、アマの生の発信の方が「答え」を明確に打ち出せる。
> 実感にもとづいた一つの切り口の切れ味は、プロの傍観発言より、「鋭く」、そして「役にたつ」。
カタルシスにならなければ幸いですね。98123
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その他
141546 > 文化人・知識人とマスコミの共生関係
寺嶋眞一 ( 69 静岡 無職 ) 07/01/03 PM02 【印刷用へ】
> その他(社会統合)
> 69293 文化人・知識人とマスコミの共生関係
> 吉崎恭次 ( おじさん 大阪 会社員 ) 04/03/22 AM11 【印刷用へ】
> 大学にいる子供たちに大学教授たちの様子を聞いてみました。彼ら、彼女らによると、大学の教師、講師たちは自分達の専門分野に埋没しきっているようです。専門以外の事柄には興味・関心を示さないようです。他人の専門分野を侵さないことで自らの専門分野を守りたいという意識も働いている感じだそうです。それも有名国立大学ほどその傾向が強い印象があります。
大学の教師、講師たちは、一般教養が身についていないのでしょうね。93415
> マスコミ人は逆に自らの専門性を持たずに、その部分を専門家に依存しています。そして自分の都合の良い部分をつなぎ合わせて、話を組み立てています。まず結論ありきで、それに辻褄の合う説を援用するわけです。
噂話をつなぎ合わせて、あることないこと書きまくるのでしょうね。135425
> このようなもたれあいは、自らの言説に対する責任の感覚を薄くさせ、現象事実に肉薄する力を殺ぎます。マスコミの解説を聞いていつも上っ面だけで、空々しい気持ちにさせられるのは、このようなことに原因があるように思いました。
信頼できない人間ですね。98752
マスコミも売り手と買い手があって、はじめて成り立つ商売ですね。112000
批判はできないから、何が不適当かを指摘できない。82251
それで、野放しの状態がいつまでも続く。127725
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学校って、必要なの?
141526 > ボランティアの義務化から教育を考える
寺嶋眞一 ( 69 静岡 無職 ) 07/01/02 PM09 【印刷用へ】
> 学校って、必要なの?
> 3899 ボランティアの義務化から教育を考える
> 小川絢子 ( 21 東京 学生 ) 01/05/07 AM02 【印刷用へ】
> 少し前の話ですが、議員の事務レベル会合の中で、小中高生に奉仕活動の義務化を導入しようという提案がなされました。奉仕活動は、日本では「ボランティア」という語と同義に扱われることが多いですが、ちなみにこの「ボランティア」は「 自発的な 」という意味で、「無償で」や「慈善の」ということではありません。
同感です。「ボランティア」は「志願」ということでしょうね。123566
単なる勤労奉仕であるならば、私は戦時中からやっていた。134719
> ですから「ボランティアの義務化」というのは言葉としておかしいわけです。
同感です。82320
意思のない国では自らの自由意思もなく、実質的なボランティアもない。131949
> 近年の少年犯罪の増加等をうけてこうした提案をする気持ちはよく分かりますが、私はこれでは大した解決にならないと思います。
> 今の学校教育の問題は多く指摘されていますが、その中で私は、生徒がもっと自分自身の意見をもたせるべきだと思います。自分の意見をもつということは同時に自分自身の意見・行動に責任を取っていくことです。そうして初めて社会を認識し、社会と強調して行動できるのではないでしょうか。
自分の意思があれば傍観者ではなくなりますね。84819
> 今のような学校教育ではただ教師の言う通りにしていれば成績も評判も良く優等生になれるのでしょうが、実際には自発性を欠くことになります。社会に対する自分の行動の責任感もなくなります。
させられ体験ばかりの教育では、自己の意思に基づく能動的な行動は取れないでしょうね。82242
> よって義務としての奉仕の中には自分の責任で物事を行っているという意識が薄れると考えられます。受け入れ側の施設等にしても、責任感のない人間に仕事をされても苦労させられるだけです。
自己の意思に基づいた行為でなければ、ただのお役目か当番のようなものになる。136658
信頼が得られなければ、責任者にはなれませんね。82478(正誤表: ‘You can read more at’ を削除する )
> 代わりに今必要なのは、「ボランティア活動の参加機会の拡大」でしょう。あくまで選択は生徒に任せ、生徒の責任で社会経験をつむべきだと思います。
同感です。人さまざまですから、ボランティア活動の種類も多い方が良いですね。128685
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