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アメリカ→官邸→マスコミの共認支配を許すな
144177 > まったくそんなこと教えられていない!
寺嶋眞一  ( 69 静岡 無職 ) 07/02/05 PM01

> アメリカ→官邸→マスコミの共認支配を許すな
> 132864 まったくそんなこと教えられていない!
> 春風  ( 20代 京都 社会人 ) 06/10/02 PM05 【印刷用へ】
> マッカーサー発言についてウィキペディアでも調べてみたところ、>>更迭後の1951年5月3日、アメリカ上院軍事外交共同委員会において、マッカーサーは朝鮮戦争における中国海上封鎖戦略についての答弁の際、日本が『戦争に飛び込んでいった動機は、大部分が安全保障の必要に迫られてのことだった』と発言した。太平洋戦争が日本の自衛戦争であったとの認識を示した。(リンク)> という記述が確かにありました。

軍人にも政治家にも教養が必要ですね。102129

> なぜこんな事実が隠されているのか?
> 日本が戦争したことを今から正当化しようとは私も露ほども思わないが、なぜこんな発言があった事実が公にされないのか?には大いに疑問を感じる。

こんな発言があったという単なる事実が公にされないのは、その公表に意味がないからでしょう。98465
日本人の短絡思考・短絡行動の事例として役立てるのであれば、歴史的意味がありますね。140424
事実のない国はないが、学問が盛んにならない国はいくらでもある。105530
歴史的事実は、歴史哲学によりその意義を認められる。95542
歴史哲学がないのであれば、有り余る歴史的事実は詰め込み教育の単なる道具立てにしかならない。83415
われわれには、生きる力の得られる教育が必要ですね。138399

> 戦争に関する事実隠蔽はまだまだ他にもあるのだろうし、学校教育など、まったくあてにはならないことに気づかなければならない!

教育あって教養なしの状態が問題ですね。94775
温故知新となるような教育がわれわれには必要ですね。105787
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プロ(学者・官僚・政治家・マスコミ)による観念支配こそ、時代閉塞の元凶
144146 > 支離滅裂な新聞記事。「自由」という概念がいかにいかがわしいか。
寺嶋眞一  ( 69 静岡 無職 ) 07/02/04 PM10 【印刷用へ】

> プロ(学者・官僚・政治家・マスコミ)による観念支配こそ、時代閉塞の元凶
> 126520 支離滅裂な新聞記事。「自由」という概念がいかにいかがわしいか。
> 匿名希望  (    ) 06/07/22 PM04 【印刷用へ】
> この朝日新聞の支離滅裂な記事は、いかに「自由」という概念がいかがわしいかをよく示している。> リンク

日本語に外来の概念「自由」なぞ馴染まないですね。84909
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>>「自由は根付いたのか」2006年07月20日 >>サッカー日本代表の監督だったジーコ氏は、選手の自主性を重んじ、自由にプレーして、持てる力を発揮することを期待した。 >>だが選手たちは、自由が身に付かず、指示には忠実だが、自ら判断して全力を出せるほど「成熟していなかった」。

日本人に英米型の精神的な成熟は無理でしょうね。83415
意思は、未来構文の内容である。82057
だが、日本語には未来構文がない。82180
だから、思春期になっても現実構文 (現在構文) から、英米人のように現実構文プラス未来構文の考え方には移行することはない。95392

>>我が家のサポーター2人も、ドイツで12番目の選手のつもりで戦ってきた。試合中は「前へ、前へ」と念じた。だが日本チームは、技術力はあっても、それを100%使って勝利につなげる責任意識が足りなかった。やはり「成熟していなかった」のだ。

<菊と刀・日本文化の型> を書いたルース・ベネディクトは、「、、、、、われわれがものを見る時に必ずそれを通してする眼球を意識することは困難である。どの国もことあたらしくそんなことを問題にしない。、、、、」と述べている。143978(正誤表:意思の表す→意思を表す)
思春期を過ぎても欧米型の精神的成熟をしない日本人を誰も特別視しない。126286

>>サッカーはその国の文化の縮図であり、今の学生、サラリーマンの姿と重なる。 >>思い出すのはマッカーサー証言だ。日本人は占領で得た自由を守れるのか、と聞かれ「日本人は12歳の少年で学びの段階だから、新しい思想が根付く」と言った。あれから55年、まだ自由は根付いていないのか。

自由は、自由意思に基づいた考えですからね。140584
意思薄弱に見える日本人には、新しい思想は根付かない。82735

>>ところが小泉首相は、日本に自由は根付いている、と宣言した。ブッシュ大統領との共同文書「新世紀の日米同盟」によれば、「自由、人間の尊厳・人権、民主主義、市場経済、法の支配などの普遍的価値観は、両国の歴史的伝統に深く根差したもの」だ。 >>これは中国を牽制(けんせい)する条項とされるが、日本自身、自信を持ってそう言えるのか?

全ては外交辞令でしょう。

>>自由が根付いているなら、サッカー選手も学生もサラリーマンも、もっと生き生きと力を発揮しよう。自由には責任が伴う。そう思えば、全力を尽くす意欲が生まれよう。

同感です。英米流の発想ですね。128535

>>経済や社会のルールを破る自由、首相が何度も靖国参拝する自由など、自由のはき違えもなくなり、普遍的価値観に基づく現行憲法を押し付けと非難することもなくなろう。 >>自由を根付かせ、ソフトパワーを強めることがいかに大切か、サッカーが教えてくれる。(曙光)

「、、、、、われわれがものを見る時に必ずそれを通してする眼球を意識することは困難である。どの国もことあたらしくそんなことを問題にしない。、、、、」ということを、もう一度深く考えて見よう。128355
====================================================
> まったく、読めば読むほどわけが分からなくなる。> 「自由」という旧観念を使ってものを考えると、ここまでわけがわからなくなってしまうといういい事例だと思う。> 日本人には、こんなわけのわからない「自由」は、この先永遠に根付かないと断言できる。

同感です。82285
日本語で考えれば、観念は空理空論のようなものです。92540
こうした事態を深く反省しなければ、「自由」はこの先永遠に我が国には根付かないと断言できそうですね。98892
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閉塞の元凶は、個人主義
144119 > 人間を「信頼」しない日本というシステム
寺嶋眞一  ( 69 静岡 無職 ) 07/02/04 PM02 【印刷用へ】

> 閉塞の元凶は、個人主義
> 144111 人間を「信頼」しない日本というシステム
> 松永康  ( 49 埼玉 自由業 ) 07/02/04 PM00
> う〜ん、政治家はもちろんですが、官僚に対しても決して信頼しているわけではないと思いますけど。

官々接待などで、官僚も恨まれていますね。84220(正誤表:ことのネい→ことのない;確認めている→確認している;こうまで違えとは→こうまで違うとは)

> それより日本という共同体には、その基盤に「安心社会」があると言われます。

無哲学・能天気であれば、思い煩うこともないようですね。82144

> 安心社会に対して信頼社会が対応されますが、この安心社会においては信頼が築かれにくいという特徴があります。

騙して安心させる方法があるのですね。98535
ダチョウは強敵が現れると、自分の頭を羽の中に入れて自分に敵が見えなくすることにより安心を得るといわれている。140424

> さらに、安心社会に求心力のあるリーダーは必要ありません。

日本の指導者は内弁慶ですね。102033
日本は、世界にあって世界に属さずですね。98123
日本国憲法の前文で「われらは、、、、、、国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。」と述べるのは、適わぬ望みなのでしょう。111792

> 逆にリードしようとする人に対して、いわゆる「足引っ張り」という態度に出る場合が多いようです。

「出る釘は打たれる」ですか。103454
個人本位のイニシアティブは、育ちませんね。143833
生きる力も得られませんね。139852(正誤表:増水よる→増水による)

> そういう社会の中で人々の意識を集中させるには、政治家でも財界人でもよいので、とにかく影響力を持つと思われる人物を仮想敵に仕立てるのが効果的なようです。

とにかく、社会に影響力を及ぼさない人物が良い人ですね。125474
国会議員は、国会で審議をするために選出された人たちです。 99195
だがしかし、国会審議を捨ててでも、仮想敵に対決する必要があるのでしょうかね。俄然、勇気が出るのかな。144052
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その他
144074 > 幸せって何?
寺嶋眞一  ( 69 静岡 無職 ) 07/02/03 PM06 【印刷用へ】

> その他(社会統合)
> 69856 幸せって何?
> 野田雄二  ( 42 大阪 営業 ) 04/04/05 AM00 【印刷用へ】
> 幸せとは何かというのを簡単に言ってしまえば、脳の中に充足物質が分泌されて、気持ちよくなっている状態と言えると思います。> 何に、より強く充足を感じるかは、人によって違うといわれていますが、根本的にはすべての人が同じ脳回路を持っており、充足物質が分泌される場面も基本的には同じです。

同感です。人畜共通でしょうね。105889

> 第一が本能回路です。食欲を満たしたり、性欲を満たしたときには誰もが充足感を感じます。この充足は基本的に個人的なもので、利己心の根っこにもなっています。自分さえよければ幸せになれます。

同感です、人畜共通の快感ですね。123622

> 第二が共認回路です。人間は一人だけでは生きていけない動物で、ほかの人との関係で、自分が役に立ったり、必要とされたり、評価されたりすると充足を感じるように出来ています。

同感です。人間性に基づく快感ですね。142545

> 共認回路は、本能だけでは生きていけなかった人類が、集団を形成し意思の疎通を行うために発展させた脳回路で、動物と人間の違いをなしている脳回路と言ってもよいと思います。> ですから、人間らしい幸福感とは、大きくはこの共認回路から生み出されるといえます。解かりやすく言えば、人間らしい幸福感は、他者との関係によって生み出されるわけです。

同感です。人間には、人畜共通以上のものがありますね。141733
言語の数も多いですから、幸福感の種類も多いことでしょう。144057

> さて、ここまでくると、今の時代に何が幸せか解からない人が多くなっているひとつの理由が見えてきます。誰もが、幸せとは個人的なもので、個人で追求するものだと思っているからです。

同感です。世界観を持たないからでしょう。94865
盆栽・箱庭・一坪庭園により得られる満足は、地球規模でもなければ全世界でもない。目先・手先の事柄ですね。108182

> このような考え方を個人主義といいます。個人主義という言葉を使う人は少ないですが、ひとそれぞれと言う言葉はほとんどの人が使っているのではないでしょうか。

個人主義は、人それぞれでしょうね。104107
地球規模であり全世界である「あるべき姿」の内容は、個人主義により守られなくてはならないものでしょう。83201(正誤表:「あるべき姿」ない →「あるべき姿」のない;国民フ言語→国民の言語)
我利を守るのは、利己主義でしょうね。102748

> 人間の成り立ちからすれば、人と人の中に最も人間らしい充足があるというのが事実であるにもかかわらず、ほとんどの人は個人主義が正しいと信じているものだから、個人的な充足を追及してしまうのです。残念ながらそこには人間らしい充足=幸福はありません。

人さまざまであることを認めれば、各人の世界観に関する意見交換も可能になりますね。94775
そうでなければ、意見の表明は果し合いになる。141224

> かくして、何が幸せなのか解からないという人たちが、社会にあふれることになります。

自己の意思を実現させることが幸福感を生み出します。133917
だから、自己の意思を持つことが必要ですね。127049
意思は未来構文の内容であり、日本語には未来構文がない。83249
これらの言語上の困難は、言語上で解決できるものと考えられます。82596
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閉塞の元凶は、個人主義
144057 > 自由と不自由(1)
寺嶋眞一  ( 69 静岡 無職 ) 07/02/03 PM03 【印刷用へ】

> 閉塞の元凶は、個人主義
> 24892 自由と不自由(1)
> 福島健  ( 28 滋賀 建築設計 ) 02/02/25 AM02 【印刷用へ】
> 現行の制度、法律あるいは権利が保障している個人の自由とは、個人が幸福な生活を求める自由の保障を基本的意味合いとしていると思います。ここで言われる個人、あるいはその自由について考えてみたいと思います。

日本人には、はっきりした意思がない。自己主張が弱いというのかもしれませんね。82057
だから、自由意思に基づく自由というものを享受することも難しい。127915
自己の意思を通すことにより、幸福感が生まれる。133917
自己の意思を通すことができない現実により、閉塞感が生まれる。90706

> 人々が幸福な生活を求めようとする意思はたぶん、ごく自然なものかもしれません。その際、なにがその人にとって幸福な状態であるのか、という幸福な状態の中身が問われるのですが、例えば名誉、地位、あるいは金、女など、それは様々だと思います。でもこれらは突き詰めれば結局、私権価値という言葉に括られるものです。

世俗的な価値ですね。永遠の価値ではない。92478(正誤表:定時→呈示)

> 近代以降の社会は、これら私権価値を求める主体を個人に還元し、それを保障する制度や法律を後ろ盾として、人々は自由に私権価値を追求したのだと思います。

近代以降の社会は、我利の自由のみを保障したということですね。84027(正誤表:でしなくて→でなくて)
理想を追求する自由を保障したのではないですか。83749
日本人は性善説を信じていると言われているが、政治家を悪人のように考えているのでしょうかね。100350
カレル・ヴァン・ウォルフレンは、自著 <人間を幸福にしない日本というシステム> の <偽りのリアリティ> の中で、恣意的な日本人について以下のように述べています。

政治家は強欲で、企業から常識を超えた金をもらっており、したがって、疑惑の目でつねに監視されるべきだ---と、日本の人は一般に当然のように思っている。そして多くの人は、心のなかで、政治家に国を治める資格はない、と考えている。国家の運営は官僚に任 (まか) せたほうがいい、というのが一般の意見になっている。つまり、日本人の一般のイメージでは、政治家は基本的に悪人なのだ。対照的に、官僚は、基本的に善人なのだ。なぜなら官僚は、強欲ではなく、正当な金以外は受け取らない。政治家とちがって官僚は、日本の民のために私心抜きで最善を尽くしてくれている---。
このような幻想が日本の市民たちのあいだに深く浸透している。現状に不満で、人権問題や政治問題に一生懸命取り組んでいる人たちの多くもまた、政治家を最大の仇 (かたき) だとみなす。そして新聞が、そうした政治家への怒りを必死に煽 (あお) りたてる。不幸にして市民活動家たちは、自分たちの政治家攻撃が、かえってほかの政治エリートたち [著者は政治エリートという言葉を、官僚・経済人・知識人・ジャーナリスト等まで含めた意味で使っている] による現状維持の手助けになっていることを知らないのだ。 (引用終り)
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閉塞の元凶は、個人主義
143978 > 西洋と東洋の民主性の違い
寺嶋眞一  ( 69 静岡 無職 ) 07/02/02 PM07 【印刷用へ】

> 閉塞の元凶は、個人主義
> 3379 西洋と東洋の民主性の違い
> 雪竹恭一  ( 38 大阪府 営業 ) 01/04/19 AM01 【印刷用へ】
> 西洋社会は政治システムとしての民主主義制度は日本よりははるかに確立されているのかもわかりませんが、現実は近代以前から現代まで一貫して厳然たる階級社会のままですし、強者と弱者の対立を力の論理で制圧する社会であるという本質は何も変わっていません。つきつめて言えばこれは「他には頼るものはない。結局最後は頼るのは自分しかない。」という「自立した個人」の対立を大前提にした(前提にせざるを得ない)意識(世界観)の産物であり、これこそ個人主義思想の本質ではないかと考えています。さらに言えばこれは狩猟民族として闘争序列を厳格に共認してきた民族性と徹底的な(壊滅的に氏族共同体を破壊しつくしてきた)侵略・略奪闘争を繰り広げてきた民族の歴史の積み重ねによる、西洋人の精神の伝統的本質であるとも考えています。

我が国のような序列社会は、西洋人には考えられないでしょうね。93729

> 従って、西洋人にとっては、個人と個人の「対立」は当たり前の前提であり、力の論理で制圧することは当然のこととして共認されているのだと思います。(負けたら負けた方が悪いとあきらめざるを得ない。)ですから、いくらルソーのような問題意識が登場して、いくら「自然に帰れ」と叫んでみたところで、侵略と略奪の歴史とその根本原因たる自我・邪心と力の論理による制圧を徹底的に総括しない限りは、西洋人の共認の根本が変わるはずはなく、理想論は挫折せざるを得ないのです。 > つまり、西洋の「民主主義」とは「個人の自我・邪心に基づく個間闘争による対立を(多数決という)力の論理によって制圧し、社会を秩序だてる考えかたとその手続き」というように言えるのではなかろうかと思います。

力がなければ、どの国においても正義はないのでしょうね。83579(正誤表:ことニ思う→ことと思う)

> それに対して日本の民主主義は、(できれば別にまた詳しく論じたいのですが)基本的には前述した様に、「対立」よりも「相互理解(=共認)」や「和をもって尊しとなす」精神を旨としており、力の論理による制圧を日本人は好みません。日本人は対立を前提とした「個人の自由で主体的な判断」によって、力でねじ伏せられるのは納得がいかず耐えがたいのです。
ですから、「個人の自由で主体的な判断」を主張しあうことより、「皆で知恵を出し合って考える」ことの方が好きなのであり、その方が向いているのです。
考えてみたら日本人の方が、よっぽど「民主的」な民族と言えるかもわかりません。

個人の意思を認めることは大切ですね。82057
個人が強い意思を示せば、他の人も手を貸すにちがいありません。82735
丁度、自分の子供の命を救いたい一心の母親がいたら、それを手助けする専門家も現れるようなものでしょう。131138
「皆で知恵を出し合って考える」といえば聞こえはよいが、お役目や当番ばかりの建設現場になるでしょうね。136658

> 以上、個人の方から集団に対して一方的に「個人の自由で主体的な判断」などと主張することより、「皆に聞く、皆で考える」方に頭を切り替えろ!その方がよっぽど民主的だし、「社会の合理的意志形成(=共認形成)」にとって可能性が高い。というのが個人主義派と共認派の私の「対立」点です。

共認派の民主主義では、個人選びが形骸化するでしょうね。136658
指導者の選出が、意思の表すことのない家畜の品評会のようになる。126428
問題が発生すれば、一億総懺悔するしかない。84432
江戸時代、船と船員達を助けようとして御用材を海に投げ捨てた佐土原藩の宰領達の結末はそれを予告している。141618(正誤表:御材料→御用材)
彼らの意思のすばらしさは、何処にも反映されなかった。意思の内容はまったく考慮の対象にならなかった。82193
人類学者のルース・ベネディクトは、社会科学の重要性について、<菊と刀・日本文化の型> の中で、以下のように述べています。

「おのおのの国民が自らの思想・感情の習慣についていっていることにことごとく依存するということは、できないことである。どの国の文筆家も、彼ら自身のことを説明しようと務めてきた。しかしそれは容易なことではない。ある国民がそれを通して生活を眺めるレンズは、他の国民が用いるレンズと異なっている。われわれがものを見る時に必ずそれを通してする眼球を意識することは困難である。どの国もことあたらしくそんなことを問題にしない。そしてある国民に共通の人生観を与える、焦点の合わせ方、遠近 (パースペクティヴ) の取り方のこつが、その国民には、神様から与えられたままの風景の配置というふうに思い込まれている。
眼鏡の場合に、眼鏡を懸けている当人がレンズの処方を知っているなどとは、最初からわれわれが期待しないように、われわれは国民が自らの世界観を分析することに期待をかけるわけにはゆかない。もし眼鏡のことについて知りたければ、われわれは眼医者を養成し、眼医者の所へ持ってゆきさえすれば、どんなレンズでもちゃんと処方を書いてくれると考える。きっとそのうちにわれわれは、社会科学者の仕事こそ、現代世界の諸国民について、この眼医者と同じ仕事を行なうものである、ということを認めるようになるであろう。」(引用終り)
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プロ(学者・官僚・政治家・マスコミ)による観念支配こそ、時代閉塞の元凶
143878 > 「あなたは今のマスコミが信用できますか?」
寺嶋眞一  ( 69 静岡 無職 ) 07/02/01 PM05 【印刷用へ】

> プロ(学者・官僚・政治家・マスコミ)による観念支配こそ、時代閉塞の元凶
> 143638 「あなたは今のマスコミが信用できますか?」
> 猛獣王S  ( 30代 東京 営業 ) 07/01/29 PM05 【印刷用へ】
>>「あなたは今のマスコミが信用できますか?」調査結果リンク> 「全てにおいてまったく信用できない」,「そもそもマスコミ自体信用しない」との答えが約75%。4人のうち3人がマスコミ情報を「全く」信用していない。 と言うが…。> 意識の上では、75%の人がマスコミを全く信用していないとは言っておきながら、残念ながら現実は(私も含め恐らく90%以上の人が)マスコミの情報によって洗脳され、行動を支配されているのではないだろうか。> 「テレビ発納豆売切れ騒動」「不二家事件後の大衆の行動」などで周知の通り、多数の事象があるが故に、この現実には誰も反論できないだろう。

同感です。98364
耳寄りな事柄には誰しも惹かれますからね。83225
マスコミ以外に我々を洗脳・支配するものがない。98634
正しい考え方を求める人もいなければ、提供する人もいない。84909

> 自分だけはマスコミに騙されまいと考え、(意識の上でのみ)自己防衛に向かい、マスコミに洗脳されている現実を都合良く捨象している人は多いと思う。(洗脳状態になっているのだから問題として顕在しない)> この意識と行動のズレこそが、社会を何とかしなくちゃという、差し迫った焦りと成り得ず、社会を変える可能性に蓋をしているように思う。

同感です。99152
日本人には、「あるべき姿」の内容がない。81994
そうした人びとが注意を惹かれる事柄は、「おもしろいこと」になる。95128
おもしろいこととは、有る事無い事を語ることである。うそまじりの話である。141874
この方法には、現実直視の必要がない。相手の非難には「だって、本当にそう思ったのだから仕方がないではないか」と答えればよい。83850
この手法により昔のことを語れば歴史小説になり、現在のことを語れば週刊誌の記事となる。102467
こうした内容を記号で表せば「?!」となる。132756

> しかし、昨今の偽装事件だらけでマスコミ不信最骨頂の社会を見ていると、大半の人々がこのままでは本当にヤバイと強く思い始めてきているのがよく分かる。みんなの意識や事実を追求していかないと、自己防衛などで誤魔化しきれないと、潜在的に気付いている。> 事実を知りたいという答え欠乏,事実追求意欲は、今や万人が感じる欠乏となり、最大の期待ともなってきているように思う。

同感です。90895
「今ある姿」を直視することが大切ですね。84687
それから、「あるべき姿」を考えることも必要ですね。83415
二者を比較して、その差を狭めることのできる方策が本当の答になりますね。84116
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アメリカ→官邸→マスコミの共認支配を許すな
143833 > これが悪名高き「年次改革要望書」の実態
寺嶋眞一  ( 69 静岡 無職 ) 07/01/31 PM11 【印刷用へ】

> アメリカ→官邸→マスコミの共認支配を許すな
> 143824 これが悪名高き「年次改革要望書」の実態
> 山本大輔  ( 38 東京 会社員 ) 07/01/31 PM09
> 入手した著書「拒否できない日本〜アメリカの日本改造が進んでいる」(関岡英之 文春新書刊)の一部を紹介すると… > 「〜アメリカ政府から要求された各項目は、日本の各省庁の担当部門に振り分けられ、それぞれ内部で検討され、やがて審議会にかけられ、最終的には法律や制度が改正されて着実に実現されていく〜(以下略)」とあります。

受身の姿勢で仕事をするのであれば、日本人にも可能でしょうね。142978

> 在日大使館がHPに「御触れ」をUPするだけで、何の疑問も持たれずにアメリカの一方的な要求が平然と、淡々と処理されていく、この驚くべき実態は何でしょうか?

日本人の知的低水準を表していると考えられます。82320

> (途中省略) > アメリカの強力な日本隷属化・再占領計画。いったい、どう対抗していけばいいのでしょう?…

我が国の有識者・知識人は、英語だけで考える力をも養う必要がありますね。92856
そして、早急に米人相手にイニシアティブをとった議論ができるようにすることですね。142334
小学校における英語教育などは、どうでもよいのです。120604
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その他
143825 > グランドセオリーと学者 1
寺嶋眞一  ( 69 静岡 無職 ) 07/01/31 PM10 【印刷用へ】

> その他(社会統合)
> 33059 グランドセオリーと学者 1
> 庄恵三  ( 50代 神奈川 営業 ) 02/06/08 AM04 【印刷用へ】
>>今、大学のみならず、在野の研究者・評論家も含めて、いわゆるの研究者と言われる人間はほとんどいないという状態です。グランド・セオリーに関する書物や教科書がないということは、そういうことを追求する者がいない、ほとんど絶滅してしまったことに理由があり>>ます。32827

philosophy (哲学) という単語は、英語では親しみやすいが、日本語では無縁な感じがします。84641(正誤表:第二外国語の→第二公用語にの)

> かつて(91年まで)、国立大学98校中31大学で教養部がありました。しかし今や教養部のあるところは2大学(東大と東京医科歯科大)のみとなりました。(国立大学の設計に携わりながら、お粗末ながらつい最近までその事実を知りませんでした)

高度な職業人を大学院で育成するには、大学でのグランド・セオリーが必要になりますね。83415

> もともと日本の国立大学の教養部は戦後の学制改革で、アメリカの大学の学部では基礎的な教養教育、専門的な研究は大学院でという制度を妥協的に移植したものだそうですが(そのため中途半端に1.5年の教養部になってしまった)、将来エリートとして、社会の統合階級となるための、基本的な歴史・社会(統合)認識=グランドセオリーを身に付けることを意図したものであったはずです。

無哲学・能天気の国民には、グランドセオリーは無縁であったのでしょう。94775

> しかし自分の経験からしても、本来この「グランドセオリー」の習得を目指して行われたはずの講義は、今思い出しても退屈極まりないものでした。何の魅力も感じられませんでした。

「グランドセオリー」は、日本語脳には受け付けられないものなのでしょう。131073

> 当然ながら、社会で生きていくために必要な人間関係の機微や、歴史認識は、教養講義で得られたわけではなく、サークルやクラスの仲間たちの会話や議論で学ぶほうが圧倒的に大きかった。

私自身も、社会のことは実社会に出てから学ぶことと考えて、社会学を選択履修しなかった。99804

> 当時から、大概の大学の実態は似たりよったりではないかと思いますが、それでも、高度成長の時代を迎えて、一定水準の質の中堅労働者を大量に市場に送り出すという要請には、その程度の基礎認識教育で十分だったのでしょう。むしろあまり社会構造の本質なぞには興味など持たず、市場の論理を素直に受け入れる若者の育成こそが大学=国家の本音であったことでしょう。

金儲けには、実学 (技術) の習得の方が適しています。84032

> したがって、大学の教養部の教授も建前とは裏腹に、教養教育に大した熱意ももてるはずもなく、文部省により91年ごろから打ち出された教養部の廃止に対しては、大した抵抗もなく、ほとんどの大学で教養部は無くなりました。

「上と見るか、下と見るか」の判断により下と見られた教養教育には、教授たちも愛着を持てなかったのでしょう。100777
つまり、見栄と外聞が気に掛かったに違いありません。103009
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プロ(学者・官僚・政治家・マスコミ)による観念支配こそ、時代閉塞の元凶
143762 > 洗脳と評価
寺嶋眞一  ( 69 静岡 無職 ) 07/01/31 AM07 【印刷用へ】

> プロ(学者・官僚・政治家・マスコミ)による観念支配こそ、時代閉塞の元凶
> 6334 洗脳と評価
> 福田尚正  ( 26 福岡 SE ) 01/07/19 PM07 【印刷用へ】
>> 大衆は染脳され続けてきた。6324

大衆は洗脳を切望していた。82504

> でも、誰も、悪い意味での「洗脳」なんて思ってはいませんよね。

洗脳によりご唱和の仲間に加わる資格ができた。104107

> それこそ、問題か・・・。

そうですね。我々には個人主義がない。127406

> 受動的ながらも、評価をしている大衆意識。

意思がなければ、能動はない。99524
大衆は、常にご唱和の内容を求めている。これにより、村八分 (いじめ) の恐れは解消する。131949
村八分にされないためには、談合体質もまた必要な性質である。106718

> ただ、評価をしているのか、そう評価するように誘導されているのか・・・。

誘導は、我が国の教育でもある。83415
とにかく、今の教育方法では、個人本位の生きる力は得られない。139852(正誤表:増水よる→増水による)
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