日本人と縄文体質
154323 > 日本の村文化の特質
寺嶋眞一 ( 70 無職 ) 07/06/14 AM11
> 日本人と縄文体質
> 101584 日本の村文化の特質
> 平貴 ( 25 エンジニア ) 05/11/28 PM08 【印刷用へ】
> 日本の文化に特徴的なのが「村の文化」。> この「村の文化」というのは、いわゆる、「長いものには巻かれる」ということ。「世間体を気にする」と言うが、この世間体を気にするというときの「世間」というのは、実は村で本当は社会ではない。だから、日本国中、どこへ行っても、顔見知りの人がいないところは、もう世間ではない。そういう意味では規則を守るのは村の中だけとなる。> だから、第二次世界大戦の時でも中国へ行ってさんざんひどいことができる。若い女性を暴行したり、小さい子どもを虐殺したり。> 彼らはすでに村の外に出ているから、世間にはいないわけで、世間の外で中国人に対しては何やってもいいという、そういう普遍的な倫理性が働かないのが村の文化の一つの特徴。
同感です。84032
日本語には階称 (言葉遣い) がある。82023
そのため、日本人の判断は「上と見るか、下と見るか」の判断になっている。83942
日本人の社会は序列人間により構成される序列社会 (タテ社会) である。97858
日本人の礼儀は、序列作法である。規則は、序列の規則である。150258(正誤表:?6年→2006年; ‘–’を削除する)
だから、序列なきところには礼儀なしとなる。94416
「旅の恥はかき捨て」ということでしょうね。13793
> 日本人の心性の中にこの村意識というのは、現代でも強烈に根づいている。学校や会社も村であり、仲間内も村になる。我々、日本人はこの村から排除されることを強烈に怖がる。いわゆる仲間外れになることが怖い訳だが、それはこの「村文化」に生きているから。この仲間外れを怖がる傾向は現代の青少年に強く見られる特徴で、現代の若者も村文化の中に生きている。例えば我が国の子供のいじめの問題もうつの問題も淵源はこんなところにあるという印象がある。> そして、このいじめられる人も、うつ病になる人も、みんな真面目で、ほとんど不真面目な人はいない。
談合とご唱和、それができなければ村八分である。127706
自分自身の世界観が得られないから、わが道を行くという考えには至らない。142545
> どうして、真面目な人がいじめにあったり、病気になるんだろう?辞書には、真面目は「真心のこもった顔つき、態度」と書いてある。しかし、我々が日常的に使っている真面目というのを考えてみると、「周りに合わせる。世間の常識に忠実に随って生きる。日本文化に随って生きる」。こういうのを真面目と考える。> すなわち、謙虚、ひかえめ、謙譲の美徳、奥ゆかしく、男は黙って、女は一歩退いて、人に気を使って、人に合わせて、自分が我慢して、でしゃばってはいけない、いい気になってはいけない、調子に乗ってはいけない等々、とにかく、一言で言うと「自分を殺せ」と言うのが日本文化。だから、真面目な人ほど自分を殺している。
滅私の世界ですね。82735
> 周りを見てみると、今の世の中、いわゆる、日本文化から見て悪い人が元気で、いい人はあまり元気がない。病気になりがち。自分を自分で殺しているから。病は気からとはよく言われること。
意思は、未来構文の内容である。82240
意思のあるところに方法がある。82057
意思のないところには方法がない。84819
日本は、何でもある国であるが、ただ一つ希望がない。83225(正誤表:ありがた節→ありがたや節)
昔から、ただ諦観あるのみ。143038
> 実はこの日本文化、真面目というのが、「村の文化」。出すぎた真似をすると村八分になる。白黒はっきりさせる人は嫌われる。
没個性の横並びの競争が公平であると考えられているようですね。83909
> 村の文化の一番良い例が、村山内閣だったんではないかと思われる。あの村山内閣の時に、阪神大震災が起きた。> その時の政府の対応にみんなが腹を立てた。一番困っている人を何で救わないんだと。それに対して政府は言う。「従来の、慣例通りにしかできないので仕方がありません」「全体としての救済はできますが、個々人としての救済はできません」。本当に無慈悲な政府ということを露呈したが、実は、村の文化というのは、そういう無慈悲な文化でもある。人間よりも組織を優先する。だから、人間を抑圧していくという文化。こういう文化が日本文化の大勢を成している。
個人に焦点を当てる考えを毛嫌いする民族性。個人主義がない。84200
未来構文があれば、内容の個人的な違いを表現できる。127406
今の地球は、英米の世の中である。83554
村の文化は蚊帳の外。103111
> このような「村」を脱し、「社会」そして「人間」へと視点を広げていかなければ、いつまでたってもこの村体質はなくならない。
同感です。88345(正誤表: ‘You can read more at’ を削除する)
島国根性から、社会主義、人道主義へと視点を拡げてゆく必要がありますね。152552
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その他
154275 > 傍観者は何を言っても空論
寺嶋眞一 ( 70 無職 ) 07/06/13 PM07 【印刷用へ】
> その他(社会統合)
> 35914 傍観者は何を言っても空論
> 前山修司 ( 30代 エンジニア ) 02/07/12 PM00 【印刷用へ】
>>行き詰まった状況を見据え、その中から新しい可能性の萌芽を探り出すのは容易ではない。(35762)
現実から理想へ到達する道筋を明らかにして実践することが、各人の務めですね。94239
>>そこに至った全ての軌跡を分析・構造化する構造認識と、固定観念に縛られることなく潜在思念をフル稼働させることが不可欠だ。(35762)
潜在思念を文章に変えるのが、考える人の働きですね。128685
全ての考えは文章になる。文章にならないものは考えではない。90820
>>その為には、徹底的に現実を見据えなければならないし、常にその中に身を置く必要がある(35762)
現実直視の重要であることは人畜共通ですね。125880
> 今現在、国家を統合する役目を担っている人間が傍観者にしかなりえない理由をここに見た気がします。
意思を示さない人は、傍観者になる。93494
意思は、未来構文の内容である。82057
日本語には、未来構文がない。82180
日本人は、意思薄弱に見える。おとなしい。82735
意思のあるところに方法がある。90612
> いくら構造改革などと声高に叫んだところで、現実の中に常に身を置いていない人間が潜在思念を働かせて現実を認識することなんてできやしない。
日本人の考えは、現実から離れることができない。94775
日本語には、現実構文しかないからである。82476
実社会の中で、実学を学ぶしかない。これは、実際に役に立つ勉強である。83415
> だから出てくるのは幻想ばかりで全くの空論でしかないのは当然のことだと思いました。
観念の内容は、現実構文の内容ではない。127165
観念の内容を現実構文に載せて語れば、空理空論になる。145811
言っていることと行なっていることが、現実構文の中で一致しないからである。うそつきか。141278
実感がない。信じることが難しい。ああ空しい。147561
未来の事柄は、日本語に未来構文がないので夢になる。筋道が立たない。140329
過去の事柄は、日本語に過去構文がないので幻になる。筋道が立たない。90895
かくして、日本人の人生は夢幻のごとくである。101884
現実の中の刹那に精神を集中させることがこの世での成功の秘訣であると信じられている。146284
刹那に精神を集中させることが、はかない世の中にあって永遠を体験できる方法であると信じられているようだ。90706
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出口を塞いでいるのは、頭の中に巣くう固定観念
154164 > 求められているのは、事実。
寺嶋眞一 ( 70 無職 ) 07/06/12 AM11 【印刷用へ】
> 出口を塞いでいるのは、頭の中に巣くう固定観念
> 154114 求められているのは、事実。
> 匿名希望 ( 働くOL 20代 ) 07/06/11 PM07 【印刷用へ】
> ○福祉> 弱い人を助けることはよいこと。助けないといけない。その為には、国のお金も投入する!
そうです。助けないといけない。「人は、平等に作られている」と信じるからです。102019(正誤表:でるので→できるので)
きっと天国では、そのようになっているのでしょうね。97911
> →その前に、「弱い人がいるのはなんで?」ってところ、考えないと何も解決しないのでは?それに、国の借金は増え続けるばかり。このままでいいのか?
世の中、万事不平等でしょう。125150
理想と現実の間で、我々は中庸の徳を示す必要があります。82354
> ○環境> 「環境に配慮しています!」っていう商品、本当に増えてきた。配慮していて当然、、くらいの感覚かも。
同感です。96666
> →いやいやその前に、なんで環境問題って起こっているの?
あなた自身は、環境問題がどのようにして起こっていると考察されたのでしょうか。103708
> みんながエコ商品を買えば、エコバック使えば、本当に環境問題は解決するの?
あなたは、エコ商品を買えば、エコバック使えばどのようになると考えておられるのですか。100945
あなたの考える本当の環境問題解決策とはどのようなものでしょうか。104263
> ○健康> 例えば、「タバコは体に悪いので、吸うのをやめましょう!」ってよく聞きます。今はタバコの箱にまで書いている始末。> →体に悪いってホント?!ついには、一部新幹線から喫煙者が消えるとか・・・!これってそこまで、禁煙権がまかり通っているってこと。
あなたは、禁煙活動を批判しておられるのですか。99987
もしもそうであるならば、その批判の基準はどのようなものですか。92993
> タバコより、排気ガスとか、人工物質ってかなりの害になってそうなんですけど・・・。
「それで、どうした」という問いに、あなたは何と答えられますか。82057
> ここまで、国のお金を使っても、エコ商品作っても、買っても、禁煙権叫んでも、何にも解決していません。
解決は、難しいですね。人間は浅はかですからね。107518
エコ商品も、禁煙権も誰かの答の一つです。136658
あなたの効果的な解決策をお聞かせください。105083
> 目先のわかりやすい取り組みに飛びついても解決しないのは、そろそろ、みんなも気付いているはず。> ここで重要なのは、「事実は何なのか?」ということ。
「現実は、見ればわかる」ということですか。95538
> まずは、様々な問題の事実を知るところ、見つめるところから始めていく事だと思います。
事実を知る見つめることは、必要ですね。これは、人畜共通です。125150
だが、観察に基づいた実況放送・現状報告だけでは、何も解決にはなりませんでしょう。92993
国際社会における、ナウな感じの会話とは、
日本人「名月や 畳の上に松のかげ」103794
英米人「それで、どうした」83281(正誤表:あなたは人をEさない→あなたは人を殺さない)
日本人「何にも分かっちゃいないんだな」108123
英米人「意味がない」90820
ということになろうか。
意味の通じないことが本当の危険なのでしょう。98872
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現代意識潮流を探る、その深層には?
154084 > 短絡脳の進行化@
寺嶋眞一 ( 70 無職 ) 07/06/11 AM06 【印刷用へ】
> 現代意識潮流を探る、その深層には?
> 147911 短絡脳の進行化@
> 喜田育樹 ( 34 京都 デザイナー ) 07/03/24 PM04 【印刷用へ】
> ☆西洋文化は短絡脳の象徴
> 戦前と戦後の違いとして、学校教育の内容が儒教道徳から近代思想に変わった点も見逃せない。
同感です。147998
> 思えば近代思想、その源流にあるキリスト教ほど短絡的な架空観念はない。
儒教は「子、怪力乱心を語らず」ですが123837、キリスト教は哲学的ですからね。83281(正誤表:あなたは人をEさない→あなたは人を殺さない)
だが、英米人より日本人の方が短絡的であると私は考えますね。149930
英米人にとって架空は架空、現実は現実です。93843
日本人の場合は、架空と現実の区別が難しい。85322
> 神か悪魔か、YesかNoかといった2元論的思考や、「愛」などの観念一つ取っても同じ古代宗教の儒教、仏教の観念体系に比べても浅はかさは否めない。
Noといえる日本人になるためには、二元論は大切ですよ。133745
さもなければ、日本人はイエスマン (何でもはいはいと目上の人の言いなりになる人) になる。84116
初等教育の目的は、「良い事と悪い事の区別ができる」ことにあるとさえ言われていますから。82615
> また近代思想が作り出した科学技術によって近代産業は発達した訳だが、その結果が現代の環境破壊等の主原因になっていることを考えると、やはり科学技術ですら現実のごく一部を切りとって法則化(要素還元化)しただけの、現実に適応できない短絡物=誤魔化し観念と言える。
同感です。153428
全地球的な・全世界的な考えが必要ですね。135724
> 戦後の近代思想による学校教育は、脳が発育していく一番重要な時期に短酪思考を植え付けてきたと総括できるのではないだろうか。
日本語脳の持ち主には、近代思想の理解は難しいでしょうね。127915
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アメリカ→官邸→マスコミの共認支配を許すな
154044 > 戦後、日本は「奴隷教育」を受けてきた
寺嶋眞一 ( 70 無職 ) 07/06/10 PM06 【印刷用へ】
> アメリカ→官邸→マスコミの共認支配を許すな
> 153964 戦後、日本は「奴隷教育」を受けてきた
> tanvool HP ( 会社員 ) 07/06/09 PM09 【印刷用へ】
> ベンジャミン・フルフォードの著書、「暴かれた闇の支配者」リンクによると、戦後の日本で、GHQは、学校教育において日本人を次のように仕立て上げるべく洗脳プログラムを組んだそうだ。-------------- 中略 -------------- 戦後、彼らが押し付けてきた教育プログラムの要点は次のようなものである。
> 第1に、白人に対する徹底的な劣等感を植え付けること
昔から日本人は南蛮人・紅毛人を尊敬していた。
「上と見るか、下と見るか」の判断を日本人と白人の間に適用すれば、知力のなさにより日本人には劣等感が生じる。141389
現在の地球は、英米の世である。83554
憲法前文には、「、、、、国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。」と書いてある。144119
一寸法師の魂は、今も心の中に生きている。104420
> 第2に、アメリカは素晴らしい国だと信じ込ませること
国禁を犯しても渡米したがったものだ。
今でも、その男は尊敬されている。
何事もアメリカか。108123
> 第3に、自分独自の意見を作らせないこと
日本人に個人の意見というものはない。判断基準となる世界観が持てないからである。85728
滅私に徹することは、日本人の修業そのものであった。102748
> 第4に、討論や議論を学ばないこと
日本人は、実況放送・現状報告の内容しか語ることができない。これは、歌詠みになる。85449
現実を真理そのものと考える。そして、その現実は見れば分かる。121479
だから、真理の探究にも身が入らない。83415
一億総歌詠みであっては、議論の余地はない。141278
> 第5に、受身のパーソナリティを作ること
日本人には、意思がない。82242
意思は、未来構文の内容であるが82057、日本語には未来構文がない。82240
意思がなければ、能動にはならない。98352
日本人は、むしろ受身の態度を誇らしげにする傾向がある。100430
だから、国際的にもイニシアティブ (主導権) はとれない。148423
> 第6に、一生懸命に仕事させること
我が国においては、「がんばって」が人畜共通の合言葉となっている。107515
> 第7に、目立つ人の足を引っ張ること(リンクより)
序列観念に囚われた人間であるため、没個性のどんぐりの背比べにはとりわけ力が入る。83459(正誤表:にもかウわらず→にもかかわらず)
我々日本人は、第1-7までの教えを受けるまでもなく、教えに沿った伝統的な生活習慣を維持している。
こうした民族の特性を強めることは、民族教育になるのか。
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> 日本の戦後の歴史を見ると、この教育はどうやら功を奏したと言わざるを得ない。
開国以前の古い日本の姿と同じように見えます。100945
> 実はこれは、イギリスの植民地だったインドで実践させた「奴隷教育」と同じだそうだ。
インド人は哲学的ですね。瞑想しますね。140938
> 日本人は、いい加減にこの洗脳を打ち破らなくてはならない。
無哲学の日本人には、改革法もインド人とは違ったものになるでしょう。98872
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学校って、必要なの?
153991 > RE:るいネットで、学校はもっと変わる
寺嶋眞一 ( 70 無職 ) 07/06/10 AM02 【印刷用へ】
> 学校って、必要なの?
> 35214 RE:るいネットで、学校はもっと変わる
> 佐藤英幸 HP ( 39 新潟 塾長 ) 02/07/03 PM03 【印刷用へ】
> 昔から、大学なんか行って役に立つの?とよく質問されることがありました。
同感です。98872
> 人脈と友達を得るために・・・、社会に適応できる学力を身につけるために・・・。受け入れる側の企業も大卒者は即戦力になるなどといっていた時期もありました。
我が国は、タテ社会である。97858
人びとは、タテの人脈を作る。103009
序列が定まると口が利きやすくなる。それは、日本語の階称選びが容易になるからである。102033
だから、先輩と後輩の間に自分の名前をさしはさむことが人生における重要な励みと考えられている。そして、学校が学閥の温床になる。100301
個人の理性判断により答をだすかわりに、人脈に基づく談合により答をだす。82879
個人の理性判断の結果は公表に値するが、理性のない談合の内容は公表をはばかられる。83747
日本人の人脈は閉鎖を意味していて、その談合は密室でおこなわれやすい。82942
だから、官製談合もなくならない。天下り、天の声も存続する。151651
イザヤ・ベンダサンは、<日本人とユダヤ人>の中で、我が国の家元制度について以下のように述べている。
、、、、、日本のすべての機構は家元制度である。家元は子供がつぐ場合もあれば高弟がつぐ場合もある。しかし、いずれの場合もあくまでも相続である。たとえ分裂しても、互いに自分こそ正統派だと名乗って相続の正統性を相争い、新たに一派をたてた場合にも、何々の系統ということで、旧家元とつながっていると見られる。いかに枝葉が出ようとまさに万世一系であって、系統を逆にたどればどこかにゆきつく。 、、、、、 (引用終り)
> その利点は、職業少年の目からはエリート意識を意味していたのかもしれません。
職業少年も秀才君も、序列観念に囚われて気分・雰囲気に酔っているようです。90706
> そうですね。効率よく習得できる対象と、地道に汗を流してこそ習得できる対象がありますね。
> いわゆる机上の勉強は、勉強のために勉強するという、永遠に現実と結びつかないのが、最大の弊害であり、なんら遊びと変わらないのではないかと思いました。
「あるべき姿」が自分にとって確たるものにならなければ、それを現実に結びつける発想も起こらない。83415
机上の勉強は、観念の勉強であり、時制の考えが入らない日本語脳にとっては空理空論となる。97794
だが、英語脳を使って考えると、永遠に現実と結びつかないのが弊害とはいえない。それは、アイディアというものである。96666
> しかし、共認=皆のために役立つ、という気持ちで勉強に取り組めば、職業少年は秀才君の頭脳に期待をかけるし、秀才君は職業少年の技能に期待をかける。現実の仕事は皆の力でやり遂げてこそ何乗倍も喜べるのですよね。
我が国の現状では、秀才君は職業少年の技能に期待をかけることはできても、職業少年は秀才君の頭脳に期待をかけることは難しい。82285
大人には、人それぞれの哲学が必要です。128896
改革がなければ、我が国は永遠に子供の国であり続けるでしょう。127650
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私権原理から共認原理への大転換(自分発からみんな発へ)
153897 > 談合についての考え方
寺嶋眞一 ( 69 無職 ) 07/06/09 AM04 【印刷用へ】
> 私権原理から共認原理への大転換(自分発からみんな発へ)
> 153802 談合についての考え方
> noah53 ( 46 京都 会社員 ) 07/06/08 AM10
> 「談合は悪である」という認識が世間に浸透しつつあるようですが、本当にそうなのかと、大いに疑問を持ちます。
同感です。135724
本当に国民が理解しているのか疑問です。128704(正誤表:できないのでは、日本語で→できないのは、日本語で)
外国の猿真似というか物事の理解もなく、またまた気分・雰囲気に酔っているようですね。82144
> そもそも<談合>という言葉の定義がおかしいように思います。
> 日本は昔から独特の習慣を持ち、話し合いで物事を解決してきた民族であると言えるのではないでしょうか。
「和を持って貴しとなし、、、、、」ですね。84679
> 例えば初めて社会人になり、会社の会議に出たとき、成功した会議と、紛糾して収集が着かなくなった会議がありました。成功した方は、事前に会議の内容を出席者に知らせ、予め意見等を吸い上げ、話し合った後でいわゆる共認できたものでした。しかし失敗した方は、事前の話し合いなど無く、内容よりも、「何故事前に伝えておかないんだ」と怒っているかのようでした。
議論ができないのだから、答を出そうとすれば喧嘩になりますね。94775
議論しなくても答が出せて、しかも黙らせる方法の一つは談合である。35629
もう一つは力を示すことである。83579
> 地方の限られた数しか同業者がいない地域では、その数社が共倒れにならないように、仕事をある程度話し合いで割り振って、共存共栄を図ってきたという歴史的な流れがあります。まさに縄文時代から続く日本独特の慣習に根ざしていると思われます。
内のもの (インサイダー) の利益確保ですね。127883
努力目標としてのグローバルでもなければ、ユニバーサルでもない。105343
> ところが、現代においては外圧や、社会の変化により、前に述べたような<システム>が壊されてきているのではないでしょうか。
同感です。我が国第三の開国の時ですね。108777
> その結果共存共栄とは程遠い、周りはすべて敵だから潰せばいいんだ、的な考えが蔓延しているのだと思います。
戦後の混乱は、まだまだ続くようですね。145620
> 何でもかんでも、法律で許されているから、的な(合理主義的?)ことを推し進めることにより、古き良き日本独特の慣習が崩れていき、その結果、法律やきまりだけに捉われているような、また法律をかさにきて、好き勝手やっているというように見えてしまうのです。
「あるべき姿」を追求するのが我々の人生です。134719
だから、何でもかんでも、法律で許されているから、的な(合理主義的?)ことを推し進めたのでは、江戸時代と変わりないですね。146694
> 法さえ守ればそれで良いのか、という疑問がわいてきます。
日本人にとっては、法律は手段ではなくて人生の目的のようですね。83225(正誤表:ありがた節→ありがたや節)
だから、我が国では時代が変わっても憲法も変えられない。41600
> やはりその土地や地方に根ざした、人々が共認してきた長い時間にわたり延々と受け継がれた大切なもの(根回しや、相手の立場を考えて行動すること)を失ってはならないと思います。
我が国には、個人主義が育ちにくいですね。82180
> 単に<談合>という一つの言葉で括ってしまうのは、色んな面において危険ではないでしょうか。
個人的な考えを選ぶのが目的であれば競争入札となる。82123
個人の構想がない人たちが結論を出すためには、談合が必要である。106718
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その他(認識論・科学論)
153640 > 次代に繋がる言葉の用法、その1
寺嶋眞一 ( 69 無職 ) 07/06/06 AM10 【印刷用へ】
> その他(認識論・科学論)
> 78548 次代に繋がる言葉の用法、その1
> 吉国幹雄 ( 52 講師 ) 04/09/28 PM10 【印刷用へ】
> ●述語中心
> 「日本語の特徴(16269)」にもあるように、西洋言語が主語中心の文脈であるのに比して、日本語の文はしばしば主語が省略される。主語が発話者であったり、文脈から予想されるのなら主語は不要である。本源社会の日本人にとっておそらく必要な共認内容は行為そのもの(どうする)にあるのであって、元来「誰が」に力点はない。大主語(行為の主体)は「みんな」なのだろうから。
「誰が」ではなくて、「世の中は」なのでしょうね。82504
個人の考えがない。143699
考えに基づいた、責任もない。84432
ただあるものは、犯人探しか。害虫駆除か。153428
> ⇒匿名社会(名ナシ・顔ナシ)をこじ開ける転換期には明確な主語は必要とされる場合も多いだろうが、少なくとも共認充足の場では発話者の主語など使わないほうがいいだろう。
個性ある内容がなければ、個人は浮かび上がらないでしょうね。104107
したがって、誰の話かを知る必要もない。127406
> ●一語文
> かつて「サンゴ族」と称された人々がいた。仕事で疲れて帰宅するや「お茶!(または酒!)」、次に「めし!」、食事を済ませると「風呂!」と宣言し、入浴が終わると翌日に備えて就寝。
ただ単語を言い放つのですね。147226
だが、それは不特定多数の人に対してではない。105300
> 今時、こんな旦那達は稀有の存在となっているが、何も新社会において奨励する気は毛頭ない。ただ、よく耳にすることだが現在、「お茶!」というのは息子娘達で、そのたびに「お茶がどうしたの? 人にものを頼むならちゃんと言いなさい!」と嘆き指導するのが世の中の主婦達(場合によっては主夫達)のよう…
希望・夢・理想・意思は、現実構文 (現在構文) の内容ではない。148302
これらは、目先・手先の内容ではなく、実況放送・現状報告の内容にはならない。152684
これらは、未来構文の内容であるが、日本語にはこれを載せる未来構文がない。134612
> 「お茶!」「お茶。」「お茶?」「お茶…」
> 上記はちゃんとした文の構造を呈している。
> 日本語では一語文は幼児だけのものではなかった。
> 子供も大人も頻繁に使う文型である。
我が国は、子供と12歳の大人の住む国なのでしょうね。126286
> 日本人は生まれたときから死ぬときまで日常的に一語文を使いつづける世界でも特徴的な民族だそうな。
私が国語教育で受けた注意点は、主として「言葉遣い」(階称) と「てにおは」(助詞) に関するものであった。97858
次元 (時制) の違った考え方と内容というものは、考察の対象にはならなかった。83415
だから、日本語教育に限られる日本人は12歳の大人になる。150369
> 一語文は共認関係(期待・応合関係)なしでは成立しない。
動物の鳴き声のようなものでしょうね。
> 潜在思念や深層部分(期待)を、表層的な一語発話から聞き手は言語化されない文脈をわかっているからこそ応合できる。
赤ん坊の泣き声から、その要求を推測するようなものか。138269
> 阿吽の呼吸とは何も夫婦間の話ではなく、日本人はもともと備えているものなのだろう。
阿吽の呼吸は、人畜共通です。28304
狛犬さんも知っている。20613
> これが欧米人に言わせると「無口」「無愛想」ということなのだが、実は心が通っていないから(本源性が解体しているから)いちいち言語化しないといけない欧米人なのである。
日本人には、議論ができない。141389
> ⇒もっともこれは、深い共認(その多くは規範)関係の成立を前提にしているので、この規範がガタガタの現代において、一語文で済まそうというのは無理があるか…
ただ、相手が一語文で発話したときにそれは何も不精なのではなく、信認関係を前提にして発話していると捉えた方がいいのではないか。聞き直すことで改めて共認関係が強まるだろうから、それをいちいち言いなおさせる必要もないだろう。
日本語は、「私とあなた」の言語ですね。102033
日本語は、談合106718とご唱和140938に適した言語である。127706
> 「お茶!」「お茶?」「そうお茶。」というのはあまりにも淋しい言語生活のようで、潜在レベルでは同化が始まっていると考えて。(もちろん、答え=構造認識を言語化しないということでは決してない)
潜在思念は、人畜共通ですね。85176
言語生活の充実が必要ですね。98872
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その他
153462 > マスコミから奪い返すべきもの
寺嶋眞一 ( 69 無職 ) 07/06/03 PM09 【印刷用へ】
> その他(社会統合)
> 38432 マスコミから奪い返すべきもの
> 永峰正規 ( 30代 建築士 ) 02/08/22 AM01 【印刷用へ】
> マスコミによる共認誘導、独占支配とはどういうことなのか?
> 膨大な情報を垂れ流すことで、人々の意識を混乱させ、何が正しいのかわからなくさせ、最終的に思考停止の状況に追いやった元凶がマスコミであることは確かだと思う。
詰め込み主義の幣害ですね。93613
> しかしそのことが即ち共認を支配することにつながるのだろうか?
マスコミは、人々のご唱和を期待しているのでしょうね。82123
だが、一億一心になったのは昔のことですね。84432
> マスコミから発せられる情報を、我々は事実だと受け取りやすい。
> しかし、この巨大組織から発せられる情報の中には、一部の人間による勝手な解釈がいたるところに散りばめられている。
同感です。99101
> 実際に起こった事柄も、見方を変えればさまざまな解釈ができる。
視点・論点は、人さまざまですからね。82285
だが、自己の視点・論点を持たす、自己矛盾の弁解として「人さまざま」という言い訳を使う人もいる。100053
> 実際に起こった事柄をどう解釈するかが認識であり、その解釈が正しいかどうかの判断にかけられることが共認であるとすれば、我々が事実だと受け取っている情報は、実際に起こった事柄を解釈し、その解釈が実生活において有用であるかを判断する一切の過程が奪われ、結論だけが提示されたものだといえる。
同感です。129394
暗記物の幣害ですね。134891
> そして、人々はその情報をもってして、物事を捉えようとするのである。
> マスコミから発せられる情報を拠り所にしていては、マスコミによる共認支配からは抜け出せないということだろう。
人々は、その矛盾が気にならないのでしょうね。98634
> ここに来てようやく繋がってきた事がある。
> 情報の量よりも、実際に起こった事柄を解釈し、その解釈が実生活において有用であるかを判断する場こそが、やはり必要なのだと。
我々には、物事の理解が大切ですね。82057
理解は人さまざまですから、我々には相互理解のための議論が必要ですね。94775
> そして、マスコミから奪い返すべきものがその場、つまり認識形成の場なのだと。
物事の理解のために、我々には議論の場が必要ですね。128240
自説対自説の議論である。他説対他説の議論では、その結論に責任を持つものはいない。94286
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学者や政治家やマスコミが答えを出せないのは、何で?
153428 > この場における事実の追求に期待します。
寺嶋眞一 ( 69 無職 ) 07/06/03 PM02 【印刷用へ】
> 学者や政治家やマスコミが答えを出せないのは、何で?
> 152984 この場における事実の追求に期待します。
> Silentservice ( 38 東京 会社員 ) 07/05/30 AM00 【印刷用へ】
> 松岡氏の罪や責任を問うよりも、大臣が責任追及をされ、その事で自殺をしてしまうことが平然と報道される事自体が、とても恐ろしいです。(何かが狂っているとしか言い様がない!)
同感です。94682
われわれの社会の日本病でしょうね。84220(正誤表:ネい国民は→ない国民は;確認めている→確認している;違えとは→違うとは)
> どうせマスコミの論調は余罪の追求とか、生前の人間関係とかに傾くのでしょうけど、亡くなった方に対して、追求する事が「それ」では、あまりにも非人道的と言うべきでしょう。(でも絶対にやるだろうな!)
視点・論点を欠いた実況放送・現状報告の類の内容ですね。98741
売れ行きを上昇させるために、できるだけ面白く書くのでしょうね。150985
> ここは、そんな事ではなく、どうしてそういう結果になったのか?
同感です。152684
犯人探しではなく、原因究明が大切ですね。152067
日航ジャンボ墜落事故の解決策のようなものですね。
<だから失敗は起こる>(1)の著者・畑村洋太郎氏は原因究明に関して以下のように述べています。
「動態保存」のような形で失敗を残すのは「悲惨さを伝える」ためではありません。それならば、慰霊塔などがあれば十分です。大切なのは、何がどう起こったかというのを、だれもが感じられることです。自己の現物を見て、触れて、動かしたりできるようにして、後世の人たちも実感できるようにしていく必要があります。そのためには、事故を起こした実物が、できれば事故の現場にそのままの状態であることが、何よりもふさわしいです。
事故は、起きた直後までは起こした企業の責任です。しかしその後は、事故という失敗自体が、社会全体の「共有財産」になるのです。失敗に学び、再発を防止するために、事故を起こした企業や組織は「動態保存」をする義務があると私は思います。
これを実現していくためには、 、、、、、、、、 「責任追及」ではなく「原因究明」を優先させるよう、日本の社会全体の意識を変えていかなければなりません。「責任追及」だけでは、次の失敗を防ぐことはできないのです。皆さんの心の中に「原因究明」の意識が芽生え、少しずつ成長して、広がっていくことこそ、やがて日本に、失敗を生かし、再発を防止する風土が定着するきっかけになると私は信じています。 (引用終り)
> という意味での構造的な事実追求が、この場でなされる事に期待していきたいと思っています。
同感です。101092
構造の問題ですね。部分でなく全体の問題ですね。141840
個人ではなくて、社会の問題ですね。147998
日本人特有の人間関係を理解することが必要ですね。97858
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(1) 畑村洋太郎 「だから失敗は起こる」 NHK 知るを楽しむ・この人この世界 2006年 8―9月 第2巻 第9号
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