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学校って、必要なの?
170800 > 学生からの声
寺嶋眞一 ( 70 無職 ) 08/02/13 PM02

> 学校って、必要なの?
> 163686 学生からの声
> 千葉稀美子 ( 16 学生 ) 07/10/18 PM04 【印刷用へ】
> ある日、突然、私は学校の友達や先輩たちにいろいろ質問をしてみました。
(中略)
> 先輩「来年、就職するけど今の勉強なんて役立つとは思えない。」/友達「なんでですか?」/先輩「学校と世の中は一致してないから。」/友達「???」/自分(なるほど!!)/先輩「もっと時代にあった教育が必要だよ。」/友達「例えば?」/先輩「わかりやすいところで言ったら英語の教育とか。世界共通語なのにしゃべれないのは日本人くらいだよ。留学して実感したね。」/友達「確かに文法なんて学んでも会話じゃ使わない。」/自分「じゃぁ、役に立つ勉強ってなんだろう?」/先輩・友達「・・・・・・」
> またしばらく沈黙。
> たまたま先生が通りがかった。
> 自分「先生〜、質問があります。」/先生「ん?」/自分「将来の役に立つ勉強ってなんですか?」/先生「え?・・・・・・えぇ〜・・・・・・(汗)」
> 思った通り先生も答えられなかったです。

世界共通語は、未来の日本人に必要ですね。143087
役に立つ勉強は、実学 (技術) の勉強ですね。役に立たない技術には存在価値がありません。68588  

> こんな会話をしていました。> やっぱりみんなズレを感じています。> 何かがモヤモヤしています。> でもみんなそれがなんだかハッキリしないんです。

潜在思念は人畜共通です。潜在思念を文章化することが、考える人の働きです。総ての考えは文章になる。文章にならないものは考えではない。130564

> このモヤモヤから「学校って何のために行くの?」って疑問が生じたのではないでしょうか。

印欧語族は言語に未来構文と過去構文を持っているので、その世界の空白を埋めるために瞑想が必要になります。ですから、修道院とか大学が必要です。170387

> 子供だって本当のことを知りたいんです。

哲学入門書「ソフィーの世界」に見られるように、西洋人は子供が思春期になれば哲学思考に興味を持ち始め、親許を離れて教育を受ける。高等教育機関はそのためにあります。83415

> 何年後かに社会に出て行くんだから事実を教えてほしいんです。

我が国は、英米人の真似が必要であるとされているのです。これは文明開化です。128240

> 学校と言う社会から隔離された環境で改めて思いました。

我が国伝統の人間作りは、丁稚奉公を通して滅私の教育をするものです。82735
純和風の生活には、英米人の高等教育は必要ありません。152568
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プロ(学者・官僚・政治家・マスコミ)による観念支配こそ、時代閉塞の元凶
170785 > マスコミの権力は、世界を歪める
寺嶋眞一 ( 70 無職 ) 08/02/13 AM05 【印刷用へ】

> プロ(学者・官僚・政治家・マスコミ)による観念支配こそ、時代閉塞の元凶
> 69224 マスコミの権力は、世界を歪める
> 北川和秀 ( 36 広島 農業 ) 04/03/19 PM09 【印刷用へ】
>>『いつの間にか支配されている』。このことがまさに『マスコミが第一権力化した』ことを物語っているのではないでしょうか。68974
> 確かにそのとおりだと思います。> 以前読んだ、岸田秀氏の戦後についての論評「屈辱と悲しみからの逃亡」に<敗戦後の日本は、敗戦を終戦、占領軍を進駐軍と呼んだごまかしを始めとして、軍隊を自衛隊、戦車を特車、属国を対等な同盟国、売春を援助交際、税金を公的資金と呼ぶなど、言葉のごまかしだらけである。言葉とは人間の世界把握の様式であるから、言葉をごまかしているということは、世界を歪めているということである>という一文があり、言葉(観念)は、世界を歪めることができる力を持っていることに思い至りました。

より良い気分・雰囲気を求めて、盛んに言葉の言い換えを行なっているのですね。125656

> いま、大きく社会を語る言葉(観念)を「情報」という言葉のすりかえで独占しているのはマスコミです。

歌詠みの態度なのでしょうね。134078

> 私達は、歪められた世界の中に押し込められていると言うことなのだと思います。

現実直視は難しいですね。146694

> 歪みの内側からは、歪みが認識できないから、マスコミの権力がわかりにくい。

まさに日本語の世界の中にいるのですね。102988

> 本当に必要なのは、私達のいる社会を正確に認識できる観念であり、構造認識。社会を正確に認識できない観念は、混乱を招き、邪魔になるだけのものでしょう

現実か観念 (非現実) かの区別は、日本語では付けにくいですね。135627
アングロ・サクソン族の考え方をも取り入れると、打開策も見付かるでしょう。104323
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認識機能(本能⇒共認機能⇒観念機能)を解明する
170784 > 本能の感覚機能では捉えられないモノを認識する機能>和同さん
寺嶋眞一 ( 70 無職 ) 08/02/13 AM05 【印刷用へ】

> 認識機能(本能⇒共認機能⇒観念機能)を解明する
> 542 本能の感覚機能では捉えられないモノを認識する機能>和同さん
> 平野令 HP ( 37 建築家 ) 01/02/27 AM00 【印刷用へ】
> はじめまして、和同さん。貴方の509は実現論の「観念機能の原型についての考察」と噛み合わないように思うので、私の解釈を少しだけ。> 貴方は,「既存の法則や概念を活用する回路」と「精霊信仰することで生起する感覚回路」を対比させておられるようですが、> 私は、サルまでに本能として獲得してきた「感覚機能」(いわゆる五感)では対象化できなかったモノを認識することができる機能として、実現論の「観念機能」を捉えています。

同感です。129394
「感覚機能」(いわゆる五感)では対象化できなかったモノを認識することができれば、それは哲学ですね。127883

> 例えば> 精霊信仰に引きつけて言えば、風で木々が揺れるのは「風の霊が木を揺すっているからだ」というかたちで、「風という自然現象」の背後に見えない「風の霊」の存在を措定した精神の働き。> 物理法則に置き換えれば、風で木々が揺れるのは「風圧という力が枝葉に作用したからだ」というかたちで、「風という自然現象」の背後に見えない「風圧力」の存在を発見した精神の働き。> これらの精神の働きに共通する、手で触れられないモノのの存在を措定したり、目に見えない力の法則性を発見したりできるのが「観念機能」の特徴だと思います。

観念の内容は非現実、感覚の内容は現実です。観念の内容を感覚の内容で裏付ける事ができれば、それは経験哲学 (empiricism) とか科学 (science) になるでしょう。104323

> 私は、この点で「精霊を措定した脳回路」と「力を発見した脳回路」は基本的に同じような働きをするものと捉えています。

メカニズム (機序) の探求という点で同じような働きをしますね。82320

> さらに、この観念機能の基本構造の認識が、現在的にも重要だと思われるのは、自然科学と社会科学や哲学・宗教・思想では、対象や成果は異なるが、同じ脳神経回路を使って生み出されるという点です。

脳神経の言語回路ですね。72111
全ての考えは文章になる。文章にならないものは考えではない。90820(正誤表 : ‘それは流動的な 、、、、、’ と ‘流動的な対象を 、、、、、‘ の文頭に ‘>’ を付ける )

> 言い換えれば、これまで、人類が自然科学に偏重し、社会科学を軽んじてきた(もしくは難しすぎて解らなかった)だけであって、社会科学の分野でも自然科学並みの事実追求は可能だということです。

我が国では心理学 (psychology) は文学部 (the faculty of literature) の中にあり、アメリカでは理学部 (the faculty of science) の中にある、といった話を聞いた事がありますが、何処の学部に入っても、メカニズム (機序) の探求には変わりがないのでしょう。実験科学、非実験科学の区別は、真理の探究に関して何ら本質的な区別になっていないようですね。146284

> こういう基礎認識があってこそ、万人が叡智を結集して新理論を構築し、誰もが認める社会統合理論に進化させてゆくことができるのではないでしょうか?

日本語を使うと、現実・非現実 (理論) の内容の区別が難しいのでしょう。129406
科学は、西洋人の考え方でしょう。85728
英米の文化を理解するのには、英語による理解が必要なようですね。88345(正誤表 : ‘You can read more at’ を削除する )
彼等の考え方さえ手に入れれば、我々は鬼に金棒です。167819
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学校って、必要なの?
170706 > 社会の当事者になるための勉強
寺嶋眞一 ( 70 無職 ) 08/02/11 PM06 【印刷用へ】

> 学校って、必要なの?
> 106846 社会の当事者になるための勉強
> マー ( 48 大阪 ) 06/03/06 PM01 【印刷用へ】
>>そうして出来上がった「社会」像は、意味不明なまま、いつまでも自分とは無関係な存在であって、自分がその社会を動かし得る主体である=「当事者」であることを自覚する機会を永遠に与えられないことになる。つまり、現在の学校は、社会認識に対する無関心を生み出す元凶なのである。35557

自己の意思や「あるべき姿」に関する意見を表明するのでなければ、大人も子供も「社会」像に永遠に無関心となり続けましょう。99069

> 確かに、現在の子供たちは社会の当事者の意識は、極めて希薄であると思います。ただ、そのことは子供たちに留まらず大人たちにも言えるのではないでしょうか。現在、様々な問題が社会で起きていますが、それらの疑問に対して大人自身も答えることが出来ないというのが現実だと思います。

意思を表明できない人は、何事に関しても当事者になれませんね。127049
意思は未来構文の内容で、その未来構文は日本語にはありません。92540
それで、大人も子供も、やむなく傍観者になっています。127233

> 仰るように歴史の教科学習事態を単なる知識の羅列ではなく、その時代の認識をも含めた中味の追求学習的なものであれば、少なくとも現在の日本に対して「傍観者」になることはないと思います。そしてこれらの弊害は子供だけではなく、現在の大人たちにも影響を与えているのではないでしょうか。だから、大人たちも答えが出せないのです。

大人が歴史に対する意思・意見を示す事ができるならば、子供も同様にするでしょう。168564
意思・意見すなわち「あるべき姿」の内容を表明する事がなければ、大人も子供も傍観者になるでしょう。127244  

>>そして、例えば歴史が「社会」の歴史である以上、その中身が「社会」の「現実の圧力」に対応した史観でないかぎり、絶対にその必要性は生起しない=面白くならないのである。35557 

もしも日本人に世界観があるならば、現実に流される事なく、「あるべき姿」の方向に力をかける意思を示すことになるでしょう。83201(正誤表: 「あるべき姿」ない→「あるべき姿」のない, わが国民フ→わが国民の )

> 今後、子供たちの学習を考える時、絶対外せないのが「社会」に繋がる認識を喚起出来る物でなければと思います。そのことが学習を通じて子供たちを社会の「当事者」へと導き、次代を築く可能性を大きくするものだと思います。

同感です。167639
私が出会った在日外国人教師は、「日本人の学生は、自分の意見が持てないのが問題だ」といっておりました。95435
日本語には、現実構文 (現在構文) しかないので、未来構文の内容である意思や「あるべき姿」の内容は述べることが難しい。82057
もしも、あえて自己の意思や「あるべき姿」の内容を現実構文に載せて語ると、それはこの世の嘘になる。それで、鬼も笑う。98892
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テレビが面白くない理由
170689 > 身分序列の頂点に君臨した大学も、もはや特権階級とは成り得ない
寺嶋眞一 ( 70 無職 ) 08/02/11 AM11 【印刷用へ】

> テレビが面白くない理由
> 170669 身分序列の頂点に君臨した大学も、もはや特権階級とは成り得ない
> 宮本昇 ( 不惑 監理 ) 08/02/10 PM09 【印刷用へ】
> 貧困の消滅がもたらした「構造認識」への忌避(思考停止)状態は大学をして唯一認識を発信する場として、特権化を助長する結果となった。> 確かに私達の学生時代は大学とは現世のしがらみに影響されず理論を追求できる唯一の場であると聞かされたものである。

大学は結果的に空理空論の場を形成していたのでしょう。我が国の空しさですね。102229(正誤表: しかなれない→しかない )

> あらゆる分野の専門家が社会を導いてくれる有り難いものとして受け入れ、盲目的に信じたことも事実である。

理性判断が必要ですね。盲目の判断との決別が必要ですね。102478

> 今でも、何か問題が起こるとメディアに登場するのは、決まって○○大学の肩書きを持った人達だ・・・
> しかし、ここ数年で私達の意識は彼らの想像を超えて大きく変っている、答え欠乏を源とした認識収束への流れがより顕在化してる。

今でも、○○大学の肩書きは生きていますね。99010
国民には、まともな考え方が必要ですね。104460

> たとえ大学の先生であろうが、答えのヒント(潜在思念がキャッチできる)にもならない内容の発信では見向きもされない、そう言う時代になったのだと思う。

大学の先生のご利益が薄くなっていますね。145956

> ネットの普及がこの流れを加速したことは明らかであるが、マスコミが相変わらずの姿勢から脱却できないのは、硬直した体制の故か、実態のない権力への執着くらいしか考えられない。

我が国は、相変わらず権威主義から脱却できていないですね。101884
マスコミも大衆も相変わらず思考停止の状態ですからね。168877
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学校って、必要なの?
170684 > 人間教育(1)
  寺嶋眞一 ( 70 無職 ) 08/02/11 AM06 【印刷用へ】

> 学校って、必要なの?
> 895 人間教育(1)
> おかようこ ( 21 学生 ) 01/03/06 AM11 【印刷用へ】
> 教育とは一体誰がするものでしょうか?答えは「私たち全員がするもの」です。親・教師・上司(先輩)だけではありません。> この当たり前で簡単なことを忘れている人たちが、現代では多くなっているように思います。

同感です。93930
我が国には、戦前の修身教育に代わる教育がありませんからね。82735

> 「教育」と聞けば学校教育、家庭教育、社員教育、などの言葉が決まり文句のように列挙されますが、もっと身近で見落としがちな教育―人間教育が今一番必要ではないかと思います。

同感です。108123
一般教育 (教養教育) が必要ですね。106655(正誤表 : 大学いかなく→大学にいかなく,2箇所 )

> 対象をどこかの階級(層)に絞り、その分野の先駆者が中心となって教育するというスタイルでは、特定の私的集団に限定されたものとなってしまいます。

同感です。103971
大学は、教養部が崩壊して専門部ばかりになる。83415

> もちろんそこからエキスパートを創り出すことも重要ですが、その基盤となるところに人間教育がなされているかは疑問の生じるところです。

同感です。100847
教育あって教養なし、の状態ですからね。94775

> 現にこれがおろそかにされていることが、現代社会(学校・家庭・政府)における諸問題の根源になっているように感じます。

同感です。92478(正誤表 : 定時→呈示 )

> 私は関係ないから、他人には口だししない、自分の役目でないから、などと一見クールな不干渉主義を装うことで、人間としての責任追及から逃れようとしているのでは、現状を悪化させるいっぽうでしょう。

同感です。94960
意思のないところには方法がないのでしょう。90706
意思は未来構文の内容です。93494
日本語には、未来構文がありません。93381
意思を表明しなければ、責任感が湧いてきません。93729
意思を表明できない人は、当事者にはなれなくて傍観者になります。84819  
国際社会においても主導権は取れません。世界にあって、世界に属さずの状態でしょう。167639  
我が国の有識者・知識人は、英語だけでも考える事の出来る能力を身に付ける必要があります。82285
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閉塞の元凶は、個人主義
170652 > 本当の「自由」とは何か? 2
寺嶋眞一 ( 70 無職 ) 08/02/10 PM01 【印刷用へ】

> 閉塞の元凶は、個人主義
> 3028 本当の「自由」とは何か? 2
> 雪竹恭一 ( 38 営業 ) 01/04/10 AM02 【印刷用へ】
> 問題は、その結果誰もまともに社会や集団のことを考えなくなってしまったことです。

個人を認めない社会や集団には、問題がありますね。82373

> なにしろ集団は敵対物であり悪であるという固定観念に固まっており、個人の「自由」や「権利」を主張することが正義であるということを未だに固く信じ込んでいるわけですから、全体のことを考える人が少なくなってきたのは当然のことです。

この世の中の「あるべき姿」は、人さまざまですからね。142118
全体のことを考える人が少なくなってきたのは、日本人に世界観がないからでしょう。83201(正誤表 : 「あるべき姿」ない→「あるべき姿」のない; わが国民フ→わが国民の )

> その結果が、政治的無関心・財政赤字の垂れ流しであり、企業の活力衰弱であり、学校の荒廃であり、家庭の空疎化であり、身勝手な若者の増大・凶悪犯罪の増加であることは、さんざん議論されている通りです。

個人を代表として選出することにより、社会・集団の意思決定ができるでしょう。90612

> このままでは、日本は社会を担うリーダーがいなくなって滅亡してゆくでしょう。

日本人には意思がない。意思の内容もないのであるから誰にも主導権が取れない。当事者にはなれない。154044

> 勿論、まだ部分的に「差別」や「問題の集団的隠蔽」などの問題は残されているとは思いますが、これこそ旧き悪しき権力支配の組織原理(このトピで議論されている自我・力の論理による共認支配)によるものであって、「民主的な」共認の力で駆逐されなければならないものです。

「差別」は、伝統的な「上と見るか、下と見るか」の理不尽な判断によるところも大きいと思いますね。111147
「問題の集団的隠蔽」は、自己の序列の大切さを慮ってのことでしょう。料簡の狭い我が国の陋習です。169893(正誤表 : ‘その過程で  、、、、、’, ‘当たり前ですが 、、、、、’, ‘だから、 、、、、、’ の文頭に ‘<’ を付ける)

> ところが、個人主義は原理的に権力支配と同根の自我・力の論理を原点にしているが故に、「対立」「差別」「問題の隠蔽」などを排除できません。

指導者が排除の意思を示さなければ、「対立」「差別」「問題の隠蔽」はそのままですね。指導者は傍観者となり形骸化する。92993

> 「自立した個人」であれば、それらを排除できるというのは真っ赤な嘘であってペテンの論理です。

指導者が「自立した個人」であれば、「対立」「差別」「問題の隠蔽」を排除する意思を個人として表明できます。145102
彼は民主的に選ばれたのであるから、彼の個人意見は民意と認められます。95320
後は現実直視と現実対応の問題です。成果は、その方策の良し悪しで決まることになるでしょう。128870

> 現に「自立した個人」の集団である筈の欧米社会において、「差別」などの問題は決してなくなってはいません。
> 今でも厳然とした階級社会であるという事実は全く変わっていません。

「差別」などどこの国にも存在します。理想と現実の違いは全て程度の差といえます。理想に達した国はない。93383
白人主導の国でありながら黒人が大統領になる可能性を示す国もあります。

> 個人主義を社会の統合観念とする以上、永遠に「差別」や「階級社会」「強者の論理による問題の隠蔽」などの問題はなくならないでしょう。

個人主義は、個人の意思の自由を認めなければ成り立ちませんね。123566
個人主義が単に一部の人たちの自己利益を擁護するものであるならば、それは利己主義でしょう。138571
「差別」や「階級社会」「強者の論理による問題の隠蔽」などは、万民平等に反していますから、個人の意思 (will) ではなくて恣意 (self-will) ですね。82735
「差別」や「階級社会」「強者の論理による問題の隠蔽」などは、相互に成り立たない方策であって、子供じみた考えですね。84341

> 大事なことは、繰り返しますが、「自ら望む共認を確立してゆく自由」を取り戻すことです。 (これこそ真の意味の自由であり、民主主義でしょう)

「自ら望む共認を確立してゆく自由」とは、「個人が自ら望む民主的な支持を確立してゆく自由」ということですね。151602(正誤表 : 創造→想像 )
「差別」や「階級社会」「強者の論理による問題の隠蔽」などは、「自ら望む共認を確立してゆく自由」とは両立しませんから、民主主義とも関係ない。個人の自由を奪うのであるから、個人主義でもない。観念の理解は難しい。91783

> そのために、集団をそのような可能性のある対象として捉えなおすことです。

集団をして、自由意思を認められた個人の集まりと捉えなおすことですね。148136

> そのために集団を破壊する自我とそれを正当化する個人主義のペテンの論理を封鎖してゆくことです。

集団を破壊する自我は理解できませんね。自我がなければ、人はつかみ所のない人間となる。82478(正誤表 : ‘You can read more at’ を削除する )
没個性の集団は、とかくこの世は無責任となり、国がひっくり返っても責任者は出ない。84432
個人に固有の意思の存在を容認できないとなると、自由は真の自由にならないでしょうね。101052
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学校って、必要なの?
170582 > 「礼法教育」
寺嶋眞一 ( 70 無職 ) 08/02/09 PM01 【印刷用へ】

> 学校って、必要なの?
> 134556 「礼法教育」
> 高田敦 ( 42 大阪 塾講師 ) 06/10/17 AM08 【印刷用へ】
> 大阪の私立高校は、少子化や専願率が25%未満で推移する中にあって、転換期を迎えているようです。> 従来は大学進学に関連した特進や国際、情報などといった学科の新設が中心でした。しかし、近年は美容進学や看護系進学、保育系進学など技能学科の編成が目立ってきました。また、スポーツアスリートや吹奏楽のようなクラブ延長のような学科も増えてきています。

英語を使わないと、大学、国際、情報関係の学問はうまく行かないでしょうね。94775
実学 (技術) の傾向が強まりましたね。これは日本文化の伝統ですね。84032
日本の大学は、教育あって教養なしの場ですから、実学に専念する傾向は当然考えられますね。130079

> 学校生活全般に対する興味関心が高まる中、今後とも活気と活力に満ちた、新しい可能性を感じさせる学校と旧態依然としたところとの差が、募集状況の格差を拡大していくことが予想されます。> そのような中で関東圏ではありますが、精神的基盤を造るため、和の精神を大切にした「礼法教育」(日本人らしい礼儀作法、美しいふるまい)を取り入れ注目されている学校もあるようです。

「、、、、、らしい」は気分・雰囲気の内容ですね。ですから、議論の足し (論拠) にはなりませんね。128854
我々は、英米人と議論ができない。141389
英米人は、常に敵を求めています。149497(正誤表: 日系人ブラジル人→日系ブラジル人; 我が国は蛙は→我が国の蛙たちは )
和の精神でゆくと、日本人はこれからもひたすら英米人に盲従することになるのでしょうか。95327
未来の日本人は、彼らと協調してうまくやって行けるのでしょうか。82320
片岡義男168174は、<日本語の外へ> のなかで、特にアメリカと敵の関係について以下のように述べています。

自分が提唱し推し進めていくフリーダムとデモクラシーを、世界の広がりのなかで自分が守ることを世界に対して宣言して、アメリカは第一次大戦に参加した。理念としてはフリーダムとデモクラシー、そして現実としては大衆消費社会を、アメリカは世界において守ることにした。守る、という言葉は気安く使用されるが、じつはたいへんに強い言葉だ。守ると言うからには敵が存在しているか、少なくとも明確に想定されていなければならない。守る、という決意とそのための行動の強さに匹敵するほどの、敵だ。
生来的にアメリカには常に敵が必要だとよく言われているが、いちおうそのとおりだ。第二次大戦が終わる以前から、アメリカはソ連を自分たちにとってのこれからの最大の敵としてとらえていた。アメリカにとっての利益は、世界が安定していることによってもっとも大きく高く確保される、とアメリカは考えた。世界を東と西に二分し、東を敵とした。東のパワーに対して、西は集団的にぜんたいを防衛する。 、、、、、(引用終り)

> その内容は、正しい姿勢から立つ、座るという基本動作、他家を訪問する際の心得、正しい箸の使い方、和食・洋食のいただき方、毎日の生活に関する礼法、冠婚葬祭の心得、日本の文化の習得など があるようです。

自国の文化の理解が何よりも大切ですね。151671
我々の文化は、格好をつける文化ですね。85728
日本人には内容を重んずる西洋文化の理解も必要ですね。95791

> 日本の礼法は対象者を意識したものであり、自己虫や空気が読めないといわれている現代っ子にとって、家庭ではできない共認機能の発達の助けとなっているのかも知れません。

日本人の礼儀作法は、序列差法ですね。154323
「序列なきところに礼儀なし」となる恐れがあるのではないでしょうか。103009
未来の日本人は、国際人である必要がありますね。85831
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アメリカ→官邸→マスコミの共認支配を許すな
170528 > アメリカ追従は亡国への道
寺嶋眞一 ( 70 無職 ) 08/02/08 AM11 【印刷用へ】

> アメリカ→官邸→マスコミの共認支配を許すな
> 170521 アメリカ追従は亡国への道
> わっと ( 壮年 愛知 企画 ) 08/02/08 AM03 【印刷用へ】
> いまや、アメリカをあこがれの国としてみる人は、先進国にはいないのではないか。> 拡大する一方の貧富の格差は、奴隷に過酷な労働を強いていた歴史上の権力支配国家と変わらない。> メキシコ国境などから流入してくる移民たちを黙認し、気付かないうちに奴隷階級にはめ込んでゆく社会システムが形成されている。> そして、サブプライムローン問題に見られるように、アメリカが優位性を示し得ていた金融の世界でももはや展望は無くなった。残るは軍需産業と武力を背景にしたゴリ押し外交・戦争ビジネスで稼ぐしかない状況だ。

この地上に理想の国はありませんね。101180
我々が、この地上にあこがれの国を作ってみせる必要があります。93383

> このようなアメリカにひたすら追従する政・官・財・マスコミとは何者なんだろう?> 彼らはエリートだし、学歴を見れば、優秀な頭脳の持ち主たちばかりのはずだ。

彼らは、序列人間ですね。129584
彼らの頭は、序列観念に満たされて思考停止の状態にある。102851

>>子々孫々まで楽して勝ち組みになろうと言う世襲制社会の確立。

世襲制ですか。家元制度ですか。我が国の伝統的な序列人間の営みですね。169893

>>財政健全化や国際競争力ってのは体の良い言い訳、錦の御旗として利用してるに過ぎない。

財政健全化や国際競争力は、ありがたいお題目ですね。145956

>>要するに日本の事、国民の事なんぞどうでも良くて階級分化社会・世襲制社会を作るのが本当の目的かと。(170339)

我が国は、昔から序列社会で成り立っていますからね。93729
日本人には世界観がないから、日本の事、国民の事などの内容はない。ましてや、世界の事、三千世界の事など、、、、、。84032

> 彼らは、エリートである自分の地位を守ろうとしているだけの存在に見える。

序列人間の営みは、家元制度を使ってその構成員を守ることです。169893(正誤表 : ‘その過程で、、、、、’、’当たり前、、、、、’、’だから、、、、、、’ の文頭に ‘>’ を付ける)

> 庶民感覚で少し考えればおかしいと気付くはずの事もエリートソサエティの観念を身に纏うと見えなくなり、「何かおかしい」という感覚があったとしてもひたすら黙殺しているように見える。

触らぬ神にたたりなし、ですね。139305
「何かおかしい」という潜在思念を顕在化 (文章化) するのが、考える人の働きです。129394
考える人には、生きる力があります。134891

> あるいは、反アメリカの姿勢を見せようものなら、社会的に抹殺されるという脅迫圧力が背後に働いているようにも見える。

長いものには巻かれろ、ですか。154323
自分自身の考えを述べることは恐ろしいことですからね。134805
第一、自分には判断の基準・根拠がない。個人主義もない。127165

> どこから見ても、エリート特権階級であるほど、アメリカ追従になり、ひたすら亡国の道への先導役にしかならない構造になっている。

思考停止ですね。だから、他国に盲従する必要性がある。95327
自主・独立の精神を獲得できない国民は、ひたすら亡国の道を歩むことになりましょう。146877

> だから、庶民自らそのことに気付き、発信していかなければならない。

同感です。145102
自主・独立の必要性を説きましょう。123638(正誤表 : 自主的も持てずに→自主性も持てずに )
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プロ(学者・官僚・政治家・マスコミ)による観念支配こそ、時代閉塞の元凶
170469 > 大学教授という特権階級
寺嶋眞一 ( 70 無職 ) 08/02/07 PM01 【印刷用へ】

> プロ(学者・官僚・政治家・マスコミ)による観念支配こそ、時代閉塞の元凶
> 12839 大学教授という特権階級
> 阪本剛 HP ( 27 SE ) 01/10/06 AM00 【印刷用へ】
> ■大学への社会的批判と反発> 大学へのあからさまな社会的批判と反発は、すでに大正から昭和にかけて活発であった。> 若者の多くは過大な期待を抱いて入学したのに、在学中の教育は彼らの期待を大きく裏切るほど低い内容のものが多かった。

日本人の知的低水準によるものですね。82320

> そればかりか、卒業後の就職選択あるいは就職先での処遇にも満足できないとなると、彼らの攻撃の矛先は必然的に大学と大学教授に向けられることになり、昭和初年には同盟休校などの騒動さえ各地に頻発したという。

序列社会における新興階級の順位に関する問題ですね。108672

> 日本の大学が増えだしたのは、大正時代である。> 程度の差こそあれ帝国大学以外の大学での(旧制高等学校的)“教養”の普及を促進し、日本独特の「大学文化」(=西欧文化への傾倒、和風文化への偏見、過剰な学問的知識、乏しい問題解決能力、抽象的思考の重視、経験的知識の軽視……)の社会的基盤を固めながら、他方では時の経過の中で思わぬ事態をもたらした。

西欧文化への傾倒: 気分・雰囲気に酔ったのですね。82144
和風文化への偏見: 文明開化ですね。128240
過剰な学問的知識: 詰め込み主義の権化ですね。93613
乏しい問題解決能力: 思考停止によるものですね。168877
抽象的思考の重視: 空理空論で暇を潰している。99987
経験的知識の軽視: 現実直視は骨が折れますからね。高尚でもない。102795

> 大学の聖域化と、教員の特権化という事態である。

「下におれ、下におれ」の再現と、序列に頼った身勝手な振る舞いの容認を求めたのですね。147998(正誤表 : 疎通をはる→疎通を図る )

> ■日本の大学の社会的温室状況> 日本の大学教員の何よりも大きい特権は、不条理と言えるほどの社会的身分と固定収入の安定である。一度ある大学で常勤(専任)のポスト(教授、助教授、講師)を確保するや、彼らは(研究はもとより教育活動の成果による)大学への貢献とかかわりなく、社会的・経済的安定を半永久的に保証される。

「論文を発表するか、さもなければ消えてなくなる」(Publish or perish.) という風潮はなかったのですね。160769

> つまり、れっきとした“サラリーマン”でありながら、彼らの多くは一般のサラリーマンのごとき時間的・空間的制約を日常的に受けることもなければ、自分の社会的身分と生活費を支えてくれる大学への忠誠心はもとより、まじめな役割遂行さえ意識しなくてよい。

日本の大学教員には教育に対する責任感がないのですね。141339
その無責任にたいする外部からの批判もない。136658

> 自分の好きな研究をマイぺースで行うことで(それすらしていない者も多いが)、目的を問われれば「学の蘊奥を究める」とか「真理を探究する」といった意味不明の言辞を弄して人を煙に巻き、少しでもその因習に批判的な外部勢力の介入には、「大学の自由」とか「大学の自治」を声高に叫んで忽ち結束してきた。

意味不明の言辞は、空理空論でしょうね。82285
「大学の自由」とか「大学の自治」は、ありがたいお題目であったのですね。145956

> 「……学生たちが問題にした教官の権力というものの一つは、じつは……“読書人的”エリート意識なのである。 つまり教官層がその人間的な日常生活の経験から得た確信にもとづいてではなく、むしろ読書を通じて学んだ学説の権威に立って、いかにも客観主義的に、そしてその意味では没主体的に、確信にみちた発言をすることへの学生たちの反発が『教官の権力』であり『教官の権威』であったわけである」

“読書人的”エリートとは、受け売りの専門家のことですね。165537
客観主義的な、没主体的な傍観者になっているのでしょう。136658
日本人は、学問の当事者になることは難しいでしょうね。78809
『教官の権力』『教官の権威』とは、空威張りのことでしょう。101884
序列社会においては、空威張りの風潮を容認する傾向が強いですね。93729

> 大学紛争に対する中川敬一郎東大教授(当時)の言葉> 参考資料:> 「日本の大学 この奇妙にして独善的存在」(野田一夫 宮城大学学長)
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