ガタガタの原因は、私権の衰弱と序列原理の崩壊
174074 > 市場拡大政策は財政投資だのみ地獄
寺嶋眞一 ( 70 無職 ) 08/04/13 PM00
> ガタガタの原因は、私権の衰弱と序列原理の崩壊
> 1126 市場拡大政策は財政投資だのみ地獄
> 阿部紘 ( 50代 営業 ) 01/03/09 PM11 【印刷用へ】
> 景気の回復つまり市場の拡大を絶対命題とする限り、@財政投資の拡大かA大衆の消費拡大又はA輸出の増大あたりがその方策となるが、いずれもその政策は破綻を重ねてきており、ついには地域振興券なる愚策など天下に恥をさらす政策まででてきた。財政支出で直接庶民の消費を底上げする策であるが、このことが示す問題(政策の限界)はあまりに大きい。
金は人が幸福な生活をする手段として有効に使えるはずですがね。161824
日本人には、哲学がないのでしょうね。160946
> 輸出増大は米国の圧力で絶対に不可能。何せバブルの原因と破綻の直の原因は米国の巨額の貿易赤字にあり、日本が内需拡大とゼロ金利に屈せざるをえなっかた米国の側の巨額の貿易赤字は更に悪化しているからである。
> 大衆消費についても、蓋然的には限界を打ったことは認めずるをえない。大衆が飽食し、私欲物欲の限界を知った以上政府が出来るのは地域振興券なる愚策が限界となる。(堺屋氏のインターネット学習タダ券も同じこと)
目的もなく、ただ消費のみを促すことは、百害あって一利なしですね。98265
この国のあり方、遠未来の有様をとことん考えることが大切ですね。83415
その遠未来の内容から現実対応の方策を割り出すことが金の有効利用につながります。82476
そして、親の代、子の代、孫の代と子々孫々に至るまでたゆまぬ努力を重ねることが大切ですね。102351
だが、降って湧いたような計画は存在しても、100年かけて建造物を建てるといったような息の長い計画は、この国では成り立たないでしょうね。66420
> 景気の回復に物的消費増を期待することは、出来ないことを早晩納得せざるを得ない。それでも市場の拡大が至上命題だとすれば、やや短絡的ながら財政に一方的に偏ってしまうしかないことになる。そして巨額の財政赤字を積み上げながら民需回復へのつなぎと開き直って、現に今でも全てを先送りにしてきた結果、国家財政は破綻してしまったのである。
日本語では、未来の内容を明確に述べることができない。148302
行き着く先の理想郷を考えることも、信じることも、信じさせることもできない。159270
日本人には、未来に関する明確な内容がない。82123
未来に関する不安を抱えながら、老人達は手持ちの金を放出できませんね。103235
だから、金はあっても使うことはできない。人々の資金に見合った需要は呼び起こせない。133035
> バブル崩壊の後、銀行の巨額不良債権を放置した罪、米国の圧力に為すすべも無く従った罪をまた犯している。
矛盾を育むことなかれですね。98634
日本人は、議論ができない。98352
> どうも、市場拡大策が失墜すれば市場システム、金融システムが崩壊に繋がるから拡大策が絶対となるようだが、だとすれば財政の垂れ流しとなるのは必然である。 > しかしそのことがシステム崩壊の決まり手であることは経済学とは縁の無かった私にでも察知することが出来る。
手持ちの金をいかにして無力化するかが課題のようですね。
> 世界に冠たる平等国家を実現した(そのような資質を残してきた民族)国家の飽食の国民にこれ以上の物欲と消費の増大は不可能で、拡大にはマイナス要因である。
人々が世界観を持っていないことが致命的ですね。94865
我々には、何処から来て、何処に向うかという個人構想が必要です。103994
そうすれば、日本人は議論ができる。141389
ナウな感じのするその日暮らしでは、破滅に向う。145049
> 現政策の先には更なる巨額の国家赤字と市場システム崩壊への社会不安の急上昇が待ち受けている。今度は失われた10年などとは、匹敵できない問題をもたらすことは明らかなはずなのに、社会は閉塞したままである。
人々の思考停止、無為無策、閉塞、諦観は、この国の習いである。169833
未来に向けた抜本的な対策が必要ですね。148136
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プロ(学者・官僚・政治家・マスコミ)による観念支配こそ、時代閉塞の元凶
174017 > 政府はいつまで年金問題をごまかし続けるのか
寺嶋眞一 ( 70 無職 ) 08/04/12 PM06 【印刷用へ】
> プロ(学者・官僚・政治家・マスコミ)による観念支配こそ、時代閉塞の元凶
> 167025 政府はいつまで年金問題をごまかし続けるのか
> dou ( 20代 ♂ ) 07/12/13 PM10 【印刷用へ】
> 年金制度はその始まりから破綻した制度であり、現在も様々な問題を引き起こし続けているが、政府はそのことを一向に認めず、未だ開き直りを続けている。
日本人は、未来のことを考えることが不得意ですからね。127194
未来構文の内容を誰も真剣に正確に考えられる者がいない。127345
> この間の動きも見ていても、何も考えていないのではないかと疑いたくなるような対応に終始している。
意思があるところに方法があるが、日本人には意思がない。意思 (will) は未来構文の内容であるが、日本語には未来構文がない。だから、無為無策となる。137231
>「反戦な家づくり」さんが安倍内閣以降の対応について時系列でまとめておられたので以下に引用する。
> ――――――――――――――――――――――――――――――――
(中略)
> ――――――――――――――――――――――――――――――――
> 仰るように、改めて一連の姿勢を見ても、他人のせいにして何とか逃げ回ろうとする姿しか見えてこない。
責任者を出してはいけないのでしょうね。140097
> 問題が生じるとその都度目先的な対応で逃げ回り、問題を解決しようとする姿勢がないから現実が見えない(見ようとしない)。
目先・手先の内容でないと、考察の対象とすることは難しいのでしょう。91780
> そして、次にどのような問題が生じるかも全く先読みできない、だから当然のようにまた問題が出てくる。
文章がなくては、論理を明らかにすることができない。85176
未来構文がなければ、未来の事柄に筋道をつけて考えることができない。105230
このことに関しては、語る人も聞く人も、与党も野党も同じ精神状態である。173726
日本語には、未来構文がない。82320
あえて現有の現実構文を用いて未来の内容を語れば、人々は半信半疑になる。語る人は、聴衆に確信を持たせるには至らない。173276
だから、未来に関する日本人の話はお座なりになる。146694
> 今や政治家でなくてもほとんどの国民が年金問題が目先の対応策ではどうにもならない次元の問題であることぐらいわかっている。
日本人の現実対応は、常に暫定ですね。暫定税率のようなものか。173319
閉塞に続く諦観ですか。覚悟はできているのですか。165417
> それにも拘らず逃げ回るだけの政治家の姿は失望を通り越して国民を呆れさせていることは明らかだ。
日本人は、勇敢であると共に臆病なのでしょうか。162125
いよいよ我々が改革を決意する時が来たようですね。148136
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閉塞の元凶は、個人主義
173989 > 相対主義の自己矛盾
寺嶋眞一 ( 70 無職 ) 08/04/12 AM04 【印刷用へ】
> 閉塞の元凶は、個人主義
> 49112 相対主義の自己矛盾
> 田中素 HP ( 37 長崎 企画 ) 03/02/05 AM02 【印刷用へ】
> 先日参加した交流会でも「人それぞれ」という話題が出ましたが、そこにいるほぼ全員が「“人それぞれ”って変だよね。」という意見で一致しました。この個人主義のなれの果てのような価値観も、今やかなり衰退しているようです。
「人それぞれ」は、実況放送・現状報告の内容 (頭の外の内容) としてはおかしいですね。99510
だが、個人の考え (頭の中の内容) としては、おかしくないですね。103724
個人主義 (individualism) は、英語に基づく考え方ですね。126819
外の事実と内なる主観とをごっちゃまぜに重ねることを、英語の性能が許さないということでしょう。173276
>「人それぞれ」という言葉で表現される相対論は、「他人の意識は完全には分からない」といった認識の不可知論をバックに形成された価値観念ですが、考えてみると、これは共認動物である人間にとって、声にした途端に自己矛盾に陥ってしまう非常に奇妙な観念ではないかと思います。
潜在思念は人畜共通である。潜在思念を顕在化 (文章化) するのは、考える人の働きである。全ての考えは、必ず文章になる。文章にならないものは、考えではない。136045
>>「人それぞれで何があかんの?個性って尊重せんといかんやん。その人の中には答えがあって、それは絶対なんやからそれを否定してもいいことないやん。」(48925)
> と言う人は、相手に対して「人それぞれ」という価値の“共認”を迫っているわけで、それ自体、自分が今言った中味と矛盾してしまいます。
「人それぞれ」は、個人主義に関係した言葉です。139305
日本語という言葉による世界認識と英語による世界認識とでは、やっかいなことに、世界は根本的に違ってくるということでしょう。173726
「人それぞれ」と考える人も、「人それぞれ」と考えない人も、お互いに自分の意見を相手に聞いてもらえることで感謝しなければいけませんね。144074
相手の考え方を受け入れるも受け入れないのも、それは個人の自由でしょう。152766
> また、もし交流会のような場で「人それぞれ」を出そうものなら、そこでの自分の存在理由を自ら否定しているようなものです。人それぞれで良いなら、そういう場に来て誰かと話す必要は全くないからです。
他人の意見は聞いて見なければ分からないのではないですか。135185
英語脳では、非現実 (過去と未来、前世と来世) の内容を搭載する構文が空白になっていて、その部分を各人が個人的に埋める必要にせまられます。170387
だから、他人の考えた非現実に関する内容を聞くことに興味が湧くのではないでしょうか。98752
日本語には、現実構文 (現在構文) しかないので、個人の発言内容が人それぞれに違っていれば、それは間違いのあることになります。83415
だから、日本人が誰かと話す必要のあるときは、事実関係調べになるのでしょう。この場合は、各人が一致しないと困りますね。82123
> しかし、「人それぞれ」を言う人の語り口も、最近は少なからず“諦観”のニュアンスが含まれているように感じます。
意思 (will) のあるところに方法 (way) はあるといわれるが、意思も方法も英語の未来構文の内容である。そして、日本語には未来構文はないから、日本人には意思もなければ未来構想も湧かない。そのため、問題が起こっても無為無策でいる。こうした事態は、仕方のない (方法のない) ことであると考えている。時代は閉塞に入り、人びとは諦観する。これは、伝統的な日本人のお定まりコースである。165417
> 自我・私権が衰弱して、今やこの観念自体が、その人自身の疲弊感や閉塞感を生み出しているということが、うまく伝えられればと思います。
日本語の観念は、空理空論ですね。82285
空理空論を続けていれば、個人も社会も疲弊し閉塞しますね。108633
日本人がこの国のイニシアティブをとる必要がありますね。167639
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その他
173941 > 苦い記憶。
寺嶋眞一 ( 70 無職 ) 08/04/11 AM11 【印刷用へ】
> その他(社会統合)
> 73241 苦い記憶。
> 浦野てる代 ( 60 主婦 ) 04/06/09 PM02 【印刷用へ】
> 子供の頃に印象付けられた記憶は、長年残り続けています。> 遠足で道路を並んで歩いていた小学生の頃、その列にジープから投げられたチョコ、ガム、みんな道路の菓子に飛びついた姿。嫌な思い出。今も苦い。> 近所にカーキ色の服の外人とお洒落な日本人女性が生活していた家。遊びに行ってもらった缶詰。羨ましかったが、後ろ指差され噂されていた様子から蔑みを感じていた。> 日本は敗者アメリカは勝者で、
先の戦争については、「ああしてこうすりゃこうなると、分かっていながらこうなった、、、、、」という歌を思い出します。158962
洞察力の欠如した日本人の国民性を良く表していますね。133657
> 豊かになった今、尚のこと戦後のひもじさ辛さのあの生活の記憶が鮮明に苦い想いとともに甦ります。> そして、力のアメリカに追従する呪縛から今も逃れられない。
日本人は、議論ができないので、ただ首を縦に振るだけ。141389
自分の意見はなく、ただアメリカの言いなりになるしかない。それは今でも同じこと。167639
> 政治家学者マスコミなど、旧観念の序列で牛耳る支配階級は、苦い時代(特権階級は甘い汁を吸った時代)のアメリカの力を記憶に甦らせ、絶対の力で反抗出来ないから仕方ないと庶民に思い込ませています。
旧観念の序列で牛耳る支配階級は、その観念の内容も理解できない。83530
庶民の思い込みと暗記力が頼りですね。知的低水準の表れか。173858
序列観念だけが頼りの日本人には、序列は絶対ですね。礼儀正しい日本人なのか。93729
> でも、そのアメリカの力に目先収束さされているが、庶民は違和感を感じながら収束先が見つからず兎に角間に合わせで収束している。でも、日々どこかおかしいと感じてはいます。
確かにおかしいですね。146284
潜在思念は人畜共通です。潜在思念を顕在化 (文章化) することが、考える人の働きです。全ての考えは文章になる。文章にならぬものは考えではない。136045
戦後の混乱が、いまだに尾を引いているのでしょう。128704(正誤表 : できないのでは、日本語で→できないのは、日本語で )
日本語による世界認識と英語による世界認識とでは、やっかいなことに、世界は根本的に違ってくるのでしょう。173621
> 誤魔化しでない秩序収束先が生まれるのは、路上のなんで屋露店にすんなり座り込める、敗戦の苦い記憶や経験に支配されない若者の層からで、そこから生まれた潮流こそが周囲に広がり、旧観念層の苦い記憶を消し、新しい収束先へと巻き込んでもらえる期待を、露店に参加してくる若者に感じます。
敗戦の苦い記憶や経験は、役立たずでしたね。161592
日本語による観念は、空理空論ですね。127915
我々日本人にも、英米流の高等教育が必要ですね。173647
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その他
173933 > 日本がアメリカに逆らえない理由
寺嶋眞一 ( 70 無職 ) 08/04/11 AM04 【印刷用へ】
> その他(社会統合)
> 68456 日本がアメリカに逆らえない理由
> 大森義也 ( 38 広島 建築設計 ) 04/02/28 AM00 【印刷用へ】
>>先日のなんでや劇場で「日本人はアメリカを恐れ、言いなりになっている。恐れている中身はなんだろう」という意見があがった。(68243)>『アメリカの武力や経済力に対する怯えそのものが、幻想共認を形成し、それによって判断・行動が支配されている』という結論だったと思います。> 確かに、武力や経済力から来る根拠無き怯えは誰もが感じるところですが、なんでや劇場でも上がったとおり、また68243で菅原さんが述べられているとおり、その両方とも幻想にすぎません。ちょっと構造化してみると、誰もがそのことを理解できます。
幻想ではないでしょう。98820
その人が理解したり自分の言葉で言えたりするのは、その人に使うことの可能な母国語の機能範囲内でのことにしか過ぎないでしょう。173621
だが、多くの人は、まったくこのことを理解していない。172414
> その上で、>>「それでも、怖いよー」(68243)> と、誰もが感じざるを得ないなにかが残っている。> それはおそらく「旧観念を捨てることに対する怯え」なのではないでしょうか。
同感です。82504
外来思想は、ありがたいお題目のようなものですから。165643(正誤表 : 適当であろうか→適当であろうが )
> 第2次世界大戦での敗戦後、日本は好むと好まざるとに関わらず、「アメリカ主導の国家運営」を強いられて来ました。
意思のない日本人にあるものは、受身の姿勢と「させられ体験」ばかりですね。82242
> 従順なシモベとして「自由・平等の国アメリカ」の推進力に引っ張られ、親分の手助けをすると同時に、自らの社会も「豊か」にすることができました。
日本人は、天晴れな忠義な家臣ですね。103634
> そうやって繁栄してきた手前、いまさら「アメリカ的なやり方にはついていけません。」とは、なかなか言い出せない構造なのではないでしょうか。
自分に意見があるのならともかく、ないのなら学者や政治家はアメリカについてゆくしかない。106805
自分に意見があるのならともかく、ないのなら日本人はマスコミ (学者や政治家) についてゆくしかない。145507
自分に意思がない、イニシアティブ (主導権) が取れないということは、結局そういうことになるのではないでしょうか。167639
> とはいっても「親分を裏切ることはできない」などという感情的なものではもちろんありません。
序列作法は、日本人の礼儀でしょう。103009
> 学者や政治家の精神構造と同じく「旧観念はメシのタネであり、拠り所になってしまっていて、そうである以上、おいそれとは手放せなくなっている」のだと思います。
観念の英文和訳は空理空論になりますね。127915
> 敗戦直後、最も分の悪い状況下でも、当時の政治家たちはなんとかアメリカと渡り合おうといていたと聞きました。
> 彼らは武力や経済力といった物理的な脅威のほかに、もっと精神的な危惧、つまり潜在意識下での旧観念(=西欧思想)への畏怖の念を抱いていたのではないでしょうか。
同感です。94775
キリスト教、共産主義 (反キリスト教)、など観念関係のものは、現実思考のわが国民にとって一種の危険思想ですね。対処不能ですから。100065
> 現在の状況を省みると、当時の彼らの悪い予感は当たっていたのだと言わざるを得ません。
同感です。165417
対処不能の代物は、この国の禍の元になります。148136
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何で新理論(構造認識)が必要なの?
173858 > 新観念の必要性について
寺嶋眞一 ( 70 無職 ) 08/04/10 AM09 【印刷用へ】
> 何で新理論(構造認識)が必要なの?
> 173807 新観念の必要性について
> バントヒット ( 会社員 ) 08/04/09 PM08
> 新観念の必要性について感じたこと、
英米流の高等教育の必要性と同じことですね。130564
日本語の観念は、空理空論になりますからね。83850
文化は人が言葉で作っていく。言葉の程度が低いなら、程度の低い文化しかうまれない。173073
> @共認内容(規範、課題、役割)は、万人が認め合うことで決定されること。
観念の内容は、人それぞれですね。146135
万人が認め合う為には、議論の出来る人が必要ですね。141389
考えのない人たちが集まってただ首を縦に振るだけでは、万人が認め合うことにはなりませんね。165537
今の日米関係における日本人の態度のようなものか。言いなりになる。165831
> また共認内容は常に変化しつづけること。(もちろん貧困消滅以降も変化している)
時代の進歩、人類の進歩ですね。85449
遠未来 (哲学) の問題を考えることも必要ですね。103994
> Aそして、その観念に基づく共認内容が、一部の発信階級(マスコミ、学者、芸術家)によってつくられていること。
日本語の観念は、空理空論ですからね。だが、無意味なことに気づく気配はない。99987
ただ、暗記力を要するありがたいお題目として作られるのでしょう。165643(正誤表 : 適当であろうか→適当であろうが )
> Bその一部の発信階級が発信する内容は、事実を捻じ曲げてでも発信し、事実を隠そうとすること。
日本人には雑念があるので、現実直視は難しいでしょうね。90895
客観的な実態とはなんの関係もない、単なる自己満足あるいは方便である。したがって彼らの理論は、対面やメンツである。173644
> このようなことから、事実に基づかない観念など、外圧を捨象することになり、みんなの活力をそぐことにつながる。
日本は希望のない国ですね。83225(正誤表 : ありがた節→ありがたや節 )
この国には何でもある。けど希望だけがないということでしよう。5449
> よって、改めて、共認内容の形成にはみんなの実感と事実(旧観念の構造化も含む)に基づいた新観念の必要性を感じました。
潜在思念は、人畜共通ですね。潜在思念を顕在化 (文章化) するのが考える人の働きですね。全ての考えは文章になる。文章にならないものは、考えではない。136045
観念は、人さまざまですからね。皆は、言いなりになる必要はない。165347
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どうしたら、社会を変えられるの?
173775 > 個人主義によって封鎖・解体された集団原理を取り戻せ!
寺嶋眞一 ( 70 無職 ) 08/04/09 AM10 【印刷用へ】
> どうしたら、社会を変えられるの?
> 173761 個人主義によって封鎖・解体された集団原理を取り戻せ!
> 火中の栗 ( 40代♂ ) 08/04/09 AM00
>>このように本来、価値観(共認)の原点たる憲法が西洋個人主義に則った「個人」を基本原理としていることが、この閉塞した社会を転換する壁となっているという認識は重要ではないだろうか。173718
同感です。西洋の個人主義を理解することは難しいですね。127165
日本語による世界認識と、英語による世界認識とでは、世界は根本的にちがってくるのでしょう。173726
> 日本国憲法は第2次世界大戦後、占領軍からおしつけられたものだ。
同感です。167639
押し付けられなければ、日本人は何もできませんからね。126286
> だから当然のように「個人」が中核となっている。
「個人」は、大切ですからね。104897
> 目的は、日本人が再度団結して反抗することのないようにするためだ。
個人意見を持たない日本人が談合して徒党を組むと困るからでしょう。146877
英米人にとって、個人主義と無縁な日本人には取り付く島がない。98352
今日に至るも我が国は、世界にあって世界に属さずですからね。146760
> 米英が忌避したのは、個人主義の対角に位置する、全体主義・軍国主義だろう。これを封鎖するために、耳障りのいい「個人」や「権利」を与え、全体主義や軍国主義を忌み嫌うべきものとして日本国民を洗脳したのだ。
日本人は、洗脳されていませんね。83954(正誤表 : 「あるべき姿」関する→「あるべき姿」に関する )
洗脳されていれば、社会が閉塞することはないでしょう。172280
「個人」や「権利」などを語ることによって、耳障りのいい気分・雰囲気を作り出しているのでしょう。82144
現実しか信じられない日本人にとっては、「個人」や「権利」は空理空論にすぎない。101058
> 誤解を恐れずに言うなら(←このように前置きする時点ですでに洗脳されているのかもしれないが)、全体主義・軍国主義というのは極めてまっとうな概念ではないだろうか。
集団防衛は、人畜共通の手段ですね。4320
> 強大な敵や膨れ上がる不全に対峙するには、個々がバラバラでは太刀打ちできない。集団の統一が必須であることは考えればすぐ分かる。
必須である集団の統一が個人の構想なしに行われたことに問題があるのでしょう。95997
個人とその責任を容認しなければ、指導者個人を挿げ替えて時局の転換を計ることも不可能になる。152384
米大統領であったテオドール・ルーズベルトも、軍国主義の日本と対決するために米国民を結集させました。6782
> 「敵や不全」=課題の捉え方や、それらの突破方針が、「個人の都合」の混入を許さず、集団内で共認できるのならば、これほど有意な概念はない。
「個人の都合」を主張する人は、相手の「個人の都合」を認めないことが多いですね。138571
これでは、原理としてなりたたない。相手を説得することも難しい。94775
集団内での共認が、議論を通して行われると良いですね。141389
> 私権収束が衰弱しきった今こそ、個人というお仕着せの概念を捨て去り、日本人の手に「真の集団原理」を取り戻す時期なのではないか。
烏合の衆にならなければよいですね。146135
概念 (非現実) の理解は、日本人には無理なのかもしれませんね。172234
「概念」は、英文を翻訳するために便宜的に置き換えた言葉だったのでしょう。84909
戦後の混乱は、開国の混乱であったのかもしれませんね。128704(正誤表 : できないのでは、日本語で→できないのは、日本語で )
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閉塞の元凶は、個人主義
173726 > 社会が変わらない元凶に日本国憲法がある
寺嶋眞一 ( 70 無職 ) 08/04/08 AM11 【印刷用へ】
> 閉塞の元凶は、個人主義
> 173718 社会が変わらない元凶に日本国憲法がある
> コスモス 08/04/08 AM00 【印刷用へ】
(前略)
> ウィキペディアでは、>>個人の尊厳(こじんのそんげん)は、個人の尊重ともいい、すべての個人が人間として有する人格を不可侵のものとし、これを相互に尊重する原理をいう。人間の尊厳、個人尊厳の原理、人格不可侵の原則。基本的人権と同義ともされ、個人主義をその背景に持つ。<<
> さらに、>>日本国憲法における「個人の尊厳」日本においては、第二次世界大戦後の1947年(昭和22年)に施行された日本国憲法が、13条に「すべて国民は、個人として尊重される。」、24条2項に「配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。」と規定して、「個人の尊厳」(個人の尊重)と人格価値の尊重を基本原理とした。<<> と説明されている通り、戦後施行された日本国憲法は、個人主義を背景とした「個人の尊厳」「個人の尊重」が基本原理となっている。今なお個人主義を否定しきれない現実の壁は『日本国憲法』にあると言える。平和憲法と謳われ、戦後の日本国憲法を是としてきた良心的で規範的な日本人ほど、例え個人主義がおかしいと捉えたとしても口にできない潜在的な壁となっている。
同感です。127915
戦後の混乱いつまでも、といったところですね。128704(正誤表 : できないのでは、日本語で→できないのは、日本語で)
(1) 言葉というものは、おそろしいまでに人間のものだ。日本語という言葉が日本人を作る。英語は英語国人を作る。どちらの言葉を使うにせよ、人がおこなおうとしているのは、認識の対象に言葉で関係を持ち、それをとらえて理解し、自分のものにしようとする試みだ。普通はごく平凡な日常のなかで、その営為はおこなわれる。そしてそこで口にし目にする言葉が言葉のすべてだと、多くの人は思っていく。自分の言葉で世界のなかのすべての用はたりる、と思ってしまう。しかし、その人が理解したり自分の言葉で言えたりするのは、その人に使うことの可能な母国語の機能範囲内でのことにしか過ぎない事実を、多くの人はまったく自覚していない。(引用終り) 173621
英米文化を形だけ真似ようとする我が国の有識者・知識人の責任ですね。140097
(2) 世界のどこをどうとらえるかは、どの国の言葉を使うかによって大きく違ってくる。ひとつの国の言葉による、とらえたいと願う対象のこの部分にこんなふうに目をつけてとらえるという選択は、おなじ対象の別な部分に別な視点から目をつけるのではなく、そちらではなくこちらのここに、そんなふうではなくこんなふうに、自分たちとしては目をつけたいということだ。そこよりもここに、そしてそこをそう見るよりもここをこう見ることのほうに、自分達はより大きな価値を置く、ということだ。日本語と英語の違いも、基本的にはその違いでしかない。日本語ではこうとらえられるものが、英語だとそうとらえられる、という差異だ。ただし、こうとそうとでは、世界は多くの場合まるで別物となる。日本語という言葉による世界認識と英語による世界認識とでは、やっかいなことに、世界は根本的に違ってくる。(引用終り) 173621
我々・有識者・知識人は、当事者としての自覚に欠けているのでしょう。170684
(3) 非日常的で抽象的な対等の関係とは、まさに言葉のためにある関係だ。なにごとかに関して、ひとりの人が理論を述べる。それに対して、別の人が別の理論を提示する。そこへさらに違った人が、別の理論を重ねていく。ある問題に関して、おたがいに現実のしがらみに拘束されることなく、考えをつくして論理し、言葉をつくしてそれを表現していくという関係が基本的には日本語にはない。(引用終り) 173263
> ちなみに、「個人の尊厳」または「個人の尊重」(個人の人格の尊重、個人の基本的人権の尊重、個人の価値の尊重)に言及する法令は数多く存在する。(中略) > このように本来、価値観(共認)の原点たる憲法が西洋個人主義に則った「個人」を基本原理としていることが、この閉塞した社会を転換する壁となっているという認識は重要ではないだろうか。
同感です。173276
(4) 日本語は主観的に使う言葉だ。言葉を主観的に使うこと、そしてものの考えかたが主観的であることは、たいへん良いこととして奨励されてもいる。主観を徹底して深めていけばいずれは客観に到達する。日本語は客観的にも論理的にも、少なくとも英語とおなじくらいには、充分に使うことが出来る。しかし、日本人は自分たちの言葉をそうは使わない。「すべてを浅い主観でとらえることにより、周囲とおなじになり、接触抵抗を可能なかぎり減らして滑走していく。そのほうが能率的だから」と、 、、、、、、、、「日本の人たちは、言葉などは最終的にはどうでもいいと思っている。言葉よりも、現実的な結果だ」。そしてそれこそ、戦後の五十年間、日本ぜんたいが追求してきたことにほかならない。(引用終り) 173644
(1) (2) (3) (4) の段落は、片岡義男の <日本語の外へ> の中から引用させていただきました。
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環境問題が解決しないのは、何で?
173722 > 認識形成の場が、見えない社会を見える社会にする。
寺嶋眞一 ( 70 無職 ) 08/04/08 AM05 【印刷用へ】
> 環境問題が解決しないのは、何で?
> 37388 認識形成の場が、見えない社会を見える社会にする。
> 田村正道 ( 39 建築士 ) 02/08/04 AM01 【印刷用へ】
>>構造認識を獲得して当事者になっていくしかないであろうと思います。36989麻丘さん
> 仰るとおり、現在の環境問題は社会不全の問題と捉えることが重要です。
政治の問題でしょうね。172634
> 社会不全は、これまでのような個別の悪徳企業vs消費者や怠慢な行政vs国民といった対立構造だけでは捉えられません。
世界観に裏付けられた改善策が必要ですね。169777
> 有害物質の問題にしても、過剰エネルギー消費の問題にしても、モグラ叩きのようにあちこちから噴出し収拾がつかない状態になっています。
同感です。125656
政治哲学というか、日本人の世界観の欠如ですね。146694
目先・手先の対応では処理しきれない。108430
> 消費を抑制すれば市場が破綻するという問題も抱えています。 > この新しい事態(社会不全)に対しては、これまでの闘い(告発による闘争など)は有効ではなく、むしろ問題を矮小化してしまう欠陥すらあります。
市場経済は、世界的に伸びていますね。101927
総合的な改善策が必要ですね。89407
> これまでの闘いは、豊かで個々人が幸福を追求する(幻想の)社会像が理念として前提にあって、そこに対立するものを告発すれば済むというスタイルでした。
我利の追求は、幸福につながりませんね。97183
「衣食足りて、礼節を知る」ですね。102886
> そしてその闘いには、被害にあった狭い意味での当事者が存在しただけだったと思います。
関係者だけが当事者ですね。運が悪かったということか。100430
被害者意識・犠牲者意識ばかりが増える。82242
> しかし今や、その豊かさや幸福の理念自体が環境破壊の元凶として怪しい事がわかってきた。
豊かさや幸福が我利の追求を意味する時代は終ったのでしょう。103634
幸福と環境破壊が共存するのでは、おかしいですね。98634
> そうなると、誰がどう闘えばよいのかわからない。見えない。
各人の哲学の欠如によるものでしょうね。146135
> さらに、環境破壊などの社会不全は、誰もが加害者で被害者でありうるという事が、はっきりしているにもかかわらず、(評論は沢山あるものの)当事者がいない。
当事者になるには、自分自身の意思の表明が必要ですね。98352
> だれかが考えれば済むと思い込んでいるし、わからないから考え様もない。
事実を公表する必要がありますね。我々日本人は公表が下手ですね。172351
我々は、考える人に変身する必要がありますね。136260
> なんとかしなければと気がついても、誰も当事者になり様がない。
自己の意思を示さなければ、当事者にはなれない。傍観者にとどまる。84819
> この現実が新しい闘いの場ではないでしょうか?
我々には、それ相当の決意が必要ですね。148136
> 新たな闘いは、見えない社会を見えるように、構造認識を獲得する事、そして構造認識によって社会を構成する皆が当事者として存在する場に、社会を作り替えていく事にあると思います。
同感です。129394
母国語の外には、とんでもない世界がある。168564
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癒し欠乏って、何?
173681 > 公園に行って
寺嶋眞一 ( 70 無職 ) 08/04/07 PM00 【印刷用へ】
> 癒し欠乏って、何?
> 2866 公園に行って
> 池原亜紀 ( 21 学生 ) 01/04/06 PM07 【印刷用へ】
>>まずは公園に行って緑と花に囲まれながら、“ひなたぼっこ”するのも良い方法だと思う。> 私もあおきさんの投稿に共感します。> 今の時代って、どこを見渡しても「誰かの土地」。
日本語には、時制がない。だから、現在構文ばかりである。言うならば、現実構文一本やりである。それで、日本人は、現実についてしか語ることができない。82320
「理屈などどうでもよい。現実は見れば分かる」と言われて、不言実行となる。この方法では、広くて強力な協力を得ることは困難である。172634
> 「公園」みたいに、誰が入ってもいいですよーと安心して迎えてくれる空間ってくつろげます。流れている時間もゆっくりとして何か満たされる感じ。> 原っぱ、雑木林、神社の境内、車通りの少ない道などなど、「自分の空間」ではなく「自分たちの空間」はたくさんあったはずなのに。
欧米人の世界観は「あるべき姿」であり、未来構文 (非現実構文) の内容である。日本人には世界観がない。93383
日本人の世の中は「今ある姿」であり、現実構文 (現在構文) の内容である。酸いも甘いも知っている人が、それを語る。126286
> 単に昔はよかったと言っているのではありません。> これからだって何とかなるのでは。
日本語には、未来構文がないから未来構想が語れない。未来構想がないから未来に関して日本人は無為無策でいる。82242
また、解決策を他人から親切に教えられても、それを自ら実行する意思はない。意思 (will) は、未来構文の内容であり、日本語には未来構文がないからである。82285
そして、「そのうち何とかなるだろう」という。無為無策でありながら、とかく期待・願い・祈りが多い。他力本願か。106379
> 身近な自然を守ることは、コミュニティを生かすことにもつながります。> 近所の公園だって、行政まかせじゃなくて、自分たちの「場」なんだという意識で変えていける、そんな手ごたえが欲しいですね。
我々日本人は、めいめいに自らの意思を表明すべきですね。82180
それには、それ相当の覚悟が必要です。148136
片岡義男は、自著 <日本語の外へ> の中で、思考停止の人々のとる反知的な防衛策を以下の如く説明しています。173558
みんなで仲良くやっている、誰もがみんなをわかり合っている、と思い込む主観は自由自在に可能だ。しかし人と人とが本当の関係を結んだときには、自分の側にも責任や義務が絶対に生じる。そしてそのような責任や義務などは、思考の放棄とは基本的にまったく相容れない。他と同調するために誰もが均等に負担する自己抑制としての枠内のルールを越える責任や義務を目の前にすると、そこまでしなければいけないのだったらという発想で枠を小さく限定しなおし、責任や義務などを主張する人を枠の外へ除外して一件は落着する。(引用終り)
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