学者や政治家やマスコミが答えを出せないのは、何で?
108182 > (使う≒真似る)+(場の感取)+(周りの反応)⇒理解
寺嶋眞一 ( 68 静岡 無職 ) 06/03/28 PM00 【印刷用へ】
> 学者や政治家やマスコミが答えを出せないのは、何で?
> 72219 (使う≒真似る)+(場の感取)+(周りの反応)⇒理解
> 石橋直樹 ( 39 大阪 企画営業 ) 04/05/19 PM10 【印刷用へ】
> 子供が言葉を覚える時、とにかく吸収して真似る。それは意味を理解する以前かもしれないが、その言葉を使うべき場や対象がセットになって頭に刻まれていると思う。
> 当然、完璧にはいかず、間違った場面で誤用する時もある。しかし、それも正確さへのステップであり、場数を踏むことで確信していく。現実の対象や場と言葉が繋がっていく。それが理解することだと思う。
> とにかく真似る、とにかく使う、そこから理解に繋がり、真に語れるようになると思うが、その過程では、使う場を感取すること、それと周りの反応が不可欠の要素になっていると思う。
>>大人になってからは、言葉を覚えるために、まず言葉の意味を理解することからはじめます。その結果、外国語を話す時、頭の中に母国語で整理してから、外国語に転換するという過程です。そうなると、何年経っても、外国語が上手くマスターできません。外国語をしゃべるときに、その外国語で考えるべきです。72370
同感です。
日本語を使って考えたのでは、グローバル (地球全体) な世界観にもならなければユニバーサル (全世界) な哲学にもならない。82144
日本語で考えると、目先・手先の内容で頭の中が一杯になる。盆栽・箱庭・一坪庭園の内容が全世界に見えてくる。77502
日本語には、未来構文がなく、「あるべき姿」の考えが育たない。それで、グローバル・ユニバーサルな構想に到達しない。82476
英語であれば、時制があり、「あるべき姿」の内容を延長してゆくことも可能となり、グローバル・ユニバーサルな構想も育ちます。83415
言語の習得には、使う場を感取すること、それと周りの反応が不可欠の要素になっているので、英語の習得には英語圏に留学することが学習効果を上げる。103009
英語の考えを育てるのには、英米人からの直伝が必要である。92856
だがしかし、留学を終えて帰国後、日本語メンタリティの人びとに囲まれて自己の考えに理解がえられず英語獲得の能力を発揮する機会が得られないことも考えられます。84220(正誤表: 確認めている→確認している)
だから、この困難を政治的に解決できる慧眼をもった人物の出現が待ち望まれます。83747
日本語と英語の両言語を我が国の公用語に定めるのも効果的な方策ですね。88345
明治の開国当時と似た状況なのでしょうね。100153
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観念機能(→言語機能)の成立過程
108123 > 期待される「国語の力」だが、原点の追求なしには教育できない
寺嶋眞一 ( 68 静岡 無職 ) 06/03/27 PM00 【印刷用へ】
> 観念機能(→言語機能)の成立過程
> 107532 期待される「国語の力」だが、原点の追求なしには教育できない
> 高田敦 ( 41 大阪 塾講師 ) 06/03/17 PM02 【印刷用へ】
> 中教審答申でも「新しい時代における教養教育の在り方について」(平成14年2月21日)は「国語の力」が下敷きになっています。そこで述べられていることは、次のようにまとめられます。普遍的な教養として、教養そのものを深めるのに欠かせない道具的な力が「国語の力」である。初等教育段階で論理的な思考や表現力を定着させるには、言葉をうまく操れなければならないということである、と述べられています。
> また同答申では、「時代がいかに変わろうとも普遍的な教養がある。かつて教養の大部分は古典などの読書を通じて得られてきたように、読み、書き、考えることは、教養を身に付け深めるために中心的な役割を果たす。その礎となるのが、国語の力である。国語は、日常生活を営むための言語技術であるだけでなく、論理的思考力や表現力の根源である。日本人としてのアイデンティティの確立、豊かな情緒や感性の涵養には、和漢洋の古典の教養を改めて重視するとともに、すべての知的活動の基盤となる国語力の育成を、初等教育の基軸として位置付ける必要がある」といいます。
藤原正彦氏は、自著<国家の品格>の中の<「情緒」と「形」の国、日本>で次の段落のように述べています。
森本哲郎氏の本で読んだのですが、、、、、、、前に座ったドイツ人と会話が始まった。「何を読んでるんだ?」「俳句だ」「俳句って何だ?」となったので、「枯れ枝に 烏 (からす)の止まりたるや 秋の暮れ」という句を訳してあげた。「枯れ枝に烏が止まっています。秋の暮れ」とね。するとその大学生は、こう言ったそうです。
「それで?」
欧米人にとって「枯れ枝に烏が止まっています。秋の暮れ」では、ストーリーが何も始まっていない。だから、「それで?」と聞き返してしまう。しかし日本人で、「それで?」なんて聞き返す者は一人もいない。聞いた瞬間に誰でも、沈む夕日を背に、枯れ枝がスッと伸びていて、烏がポツンととまっている姿が思い浮かぶ。、、、、、、
沈む夕日を背に、枯れ枝がスッと伸びていて、烏がポツンととまっている姿は、現在の姿でも過去の姿でもない。おそらく永遠の姿なのであろう。104383
日本人で、「それで?」なんて聞き返す者は一人もいないのは、その俳句が、実況放送・現状報告の内容とも考えられる現実構文の内容になっているからである。82067
ドイツ人の大学生が、「それで?」と聞き返してしまうのは、森本哲郎さんの個人意見を知りたかったからである。94865
そのような事実から何を考えついたかが、とりわけ英米人にとっては重要である。83415
林檎の落ちるのを見て、何を考えついたかといったようなことである。このような観点は日本人にはない。106805
現実構文しか得られない日本人は、現実の内容ばかりを考える。現実以外の内容は考えられない。これもまた、わが国語の力である。85728
あえて、現実以外の内容を現実構文の内容にして言い表すと「現実離れがして」信じることが難しい。実感が湧かない。この種の内容は、嘘になる。90820
だから、自分自身の意見がなくても不思議に思わないのが日本人である。95237
自分自身の意見がないのであれば、相手の言いなりにならざるをえないことも多い。「よしなに 、、、、、」ということか。103634
日本人の考え方を理解するには、日本語の言語技術が欠かせない。それと同様に、英米人の考え方を理解するには、英語の言語技術が欠かせない。82123
日本人としてのアイデンティティを確立するとともに、英米の世における国際人としての基礎を確立するためにも、言語力の育成を教育の基軸として位置付ける必要があると考えます。82285
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アメリカ支配が続くのは、何で?
108069 > アメリカの教育と日本のそれ
寺嶋眞一 ( 68 静岡 無職 ) 06/03/26 AM05 【印刷用へ】
> アメリカ支配が続くのは、何で?
> 107762 アメリカの教育と日本のそれ
> 大塚直樹 ( 23 兵庫 会社員 ) 06/03/21 PM07 【印刷用へ】
> 聞くところによると、アメリカほど管理教育制度が成功した国はないそうです。だから国民一人一人に愛国心が強く根付いているんだそうです。
愛国者とは、パトリオット (patriot) のことである。理性ある (リーズナブルな) 行為を通して国に対する愛情を示せば、その人は愛国者となる。その行為が無ければ、ただのひ弱な歌詠みになる。106805
> 現在、日本でも道徳の授業で心のノートなるものが配布され、つまるところ、戦前の軍事賛美の体制を子供の心に根付かせようとしているんだそうです。いったい、国がマインドコントロールまがいのことを推奨して、なにをかんがえているのでしょう?
理性は個人の属性です。104460
個人の認められない国には理性は無く、リーズナブルな行為を通してでなければ、個人は愛国者にはなれない。83749
愛国心を愛国和歌集として編纂しても、真のパトリオットにはなれない。無為無策で貢献することは難しい。107077
英米人が理性に焦点を当てるところを、日本人は感性に焦点を当てるので、教育の結果も同じにはならないのでしょうね。103794
心の教育が感性の教育に限られているところが、日本人教育の隘路と考えられます。82735
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引きこもりが増えたのは、何で?
107981 > もう少し、根源的な部分で・・・
寺嶋眞一 ( 68 静岡 無職 ) 06/03/25 AM11 【印刷用へ】
> 引きこもりが増えたのは、何で?
> 25812 もう少し、根源的な部分で・・・
> 松本妙子 ( 51 東京 事務 ) 02/03/06 PM02 【印刷用へ】
> それが、現実なんだから、仕方ない、、、、、、それじゃ、どうしたらいいのかなといった思考モードに切り替えるようにしていくと、もっと楽に生きられるように思います。
> 潔癖なぐらいに、”こうあらねばならない””こんなことしたら、絶対駄目なんだ”というような、脅迫観念みたいなものは捨ててしまうぐらいの大胆さも、彼らが生きる上では必要かな?とも思いました。
現実の世の中では、潔癖では生きてゆけませんね。雑菌だらけである。
無菌状態では、人間は生存不可能です。にも拘らず、我々は清潔な状態を望んでいる。
”こうあらねばならない”とか、”こんなことしたら、絶対駄目なんだ”というような内容は、個人の考える理想の姿ですね。93835
そして、日本人には、こうした「あるべき姿」に関する内容を頭の中に保持することが難しい。82615
それが別世界の内容であると考えることが出来ない。だから、苦しい。84116
現実の汚れた生活を理想の生活に近づけようと努力をする人が良い人ですね。82193
これは、果てしない努力です。とりもなおさず人の一生です。103487
我々は、日本人の常として、見栄と外聞を気にかけている。107897
現実に適合しようとして根回し・気配りをきかせる日本人は、どこが愚かに見えるのか。82320
それは、関心事が目先・手先に関することばかりであるからである。85758
理性を置き去りにして真面目くさって現実適合にのみ励む姿は、英米人にとっての戯画 (caricature) になる。107155
しかし、その嘲笑が何故であるか日本人には理解できない。だから、尊敬への道も開かれていない。92856
常に判断といえば、序列判断である。勝ち組か負け組かの判断を横行させている。82023
こうした序列判断は、英米人の理性判断に基づく価値観とは一致しない。102033
だから、日本人は、英米の世の中にあって英米の世界には属していない。98123
以上の事柄を念頭において考えを進めることは重要であります。
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どうしたら、社会を変えられるの?
107897 > わたしたちが成すべきこと
寺嶋眞一 ( 68 静岡 無職 ) 06/03/23 PM10 【印刷用へ】
> どうしたら、社会を変えられるの?
> 1789 わたしたちが成すべきこと
> 長谷ゆうか ( 21 兵庫 学生 ) 01/03/20 PM07 【印刷用へ】
> 明治以来の産業第一主義と、それに伴う政策が行われた結果、環境が破壊され、人々の精神も破壊されてきた。
我が国には、明治以前から実学 (技術) に関する伝統があった。それで、明治以後もその延長線上に産業が発達した。93415
> 現在、社会や人々の抱える矛盾や閉塞感、無力感は、すべて、その産業第一主義の結果であると思う。
和文では意思が表現できないから、我々には英米流の自由も得られない。84027(正誤表: それは意思 (will) でしなくて→それは意思 (will) でなくて)
意思のない所での矛盾や閉塞感、無力感は、容易に解決しないでしょうね。90706
産業第一主義により、我が国は英米の世で技術大国になったのは幸いである。我々は、高度な技術を売り物にして飢えから脱することができた。103833
我々は見栄と外聞を気に懸けているが、外国人は我々の現状を見て羨望はしても尊敬はしない。84032
われわれの努力には「あるべき姿」の内容を追求する為の力が欠けている。107155
> このような時期だからこそ、私たちは抜本的打開策を見出すために、既成概念を一度捨て、自分たちの本来の姿を振り返り、今まで「常識であったこと」が本当に常識であるのかという疑問の目を持ち、すべてを鵜呑みにすることなく(つまり自分で考える力を持ち)「共生」の道を模索していかなくてはならないのではないだろうか。
木に竹を接いだような解釈で英米の概念を取り入れてきたことへの反省が必要ですね。82320
翻訳文化の限界ですね。92540
> 「共生」していくためには、各人が自己の考えをもち、他者との語らいの場を持つことこそが大切であると思う。
各人が自己の考えをもつ個人主義と、他者との語らいの場を持つことのできる個人的な世界観の違いが必要ですね。104107
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潮流4 焦りの適応主体と目先収束
107518 > 「とりあえず」は怖い。
寺嶋眞一 ( 60歳代 静岡県 無職 ) 06/03/17 AM11 【印刷用へ】
> 潮流4 焦りの適応主体と目先収束
> 107514 「とりあえず」は怖い。
> 匿名希望 06/03/17 AM03 【印刷用へ】
> 「とりあえず」という言葉を使ってしまうことがよくあります。大概は何も方向性や目標がないときに出てくる言葉です。この言葉を用いることに生理的に抵抗を覚えていました。理由は分からず、潜在的なものとして嫌悪感を持っていました。
「とりあえず」という言葉を使って問題を暫定的に処理することですね。そして、迷走する。106839
「そのうち何とかなるだろう」という考えには、私も抵抗を覚えていました。103932
未来の課題に対処できないことへの言い知れぬ不安感を感じます。105663
> 今回学んだこと。
「とりあえず」という言葉を使えば、目先の安心だとか保身だとかを手っ取り早く手に入れることができます。しかし、それは危機とか課題とかから目をそらしているだけ。何の解決もないし、何の成長もありません。というよりも、妥協の繰り返しなんて下降線?
目の前から問題を消す行為ですね。日本人は、目先のこと・手先のことを処理することは得意です。85728
問題の解決を先送りすることと積み残しすることですね。82504
「後は野となれ山となれ」と言いながら目の前から問題が消えるのを気持ちよく思うのは、過去と未来の内容が心を直撃することが少ないからでしょう。83662
考えがまとまらなければ、思い煩うこともない。人間が浅はかなのでしょうね。106805
これでは、音も無く忍び寄る危機に対処できない。102296
> 原因の構造を突き詰めて言語化していく事で、頭のモヤモヤなんかも吹き飛んでくれるようです。今回も「とりあえず」嫌悪の理由が少し分かった(気がした)ので、スッキリしました。解決策も、原因が明確に分からなければとることも出来ません。「とりあえず」はやめて、原因を追究していく姿勢・思考法、身につけていくべき。まずは自分の為に。それからみんなの為に。82478
潜在思念 (雑念) を文章の形式にする努力が大切ですね。82476
「先送り」と「積み残し」を避けるためには、英語で考えてみるのが良ろしいかと思います。82596
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何で新理論(構造認識)が必要なの?
107515 > 「頑張る」より、もっとやる気になる言葉って?
寺嶋眞一 ( 68 静岡 無職 ) 06/03/17 AM07 【印刷用へ】
> 何で新理論(構造認識)が必要なの?
> 107465 「頑張る」より、もっとやる気になる言葉って?
> 中瀬由貴 HP ( 23 東京 社会人 ) 06/03/16 PM05
> 「期待」は常に無数にある。
日本の社会は、期待・願い・祈りの多い社会である。107077
日本人の心は、期待するしかない心理状態にある。これは傍観者であろうか。94960
> そして、ほんの些細なことでも、みんなから与えられた「役割」でも、日々何かしらの期待に応えている。こういった「期待⇔応合」の充足を得ていながらも、言葉として発せられるのは「まだまだ、頑張らなきゃ!」という言葉だったり、そのひとや、その周りのひとにすごくすごく期待しているのに、「頑張ってね!」という言葉しかかけられなかったりすることがある。
日本人には、意思が無い。82057
意思 (will) は、未来構文の内容であるが、日本語には未来構文がない。82240
だから、未来に関する内容も明らかにすることも不自由になっている。82242
だから、日本人には、「頑張って!」しか言葉の掛けようがない。100430
> …ホントは「頑張る」では表現できないほど、期待や応合の充足がいっぱいいっぱい詰まっているのに〜!!「期待⇔応合」へと可能性収束をしている。その充足を表す言葉に「頑張る」では役不足!
未来構文がなければ、潜在思念を顕在化することは難しい。92653
日本人は、以心伝心の方法を使っているのでしょうね。85176
潜在思念は、人畜共通なのでしょうね。101455
> 「言葉」って重要だなぁと思う。活力に繋がったり、追い詰めてしまったり。「期待⇔応合」の充足を得ているのことが事実なのに、表現する言葉によっては「苦しい」「辛い」と相手や自分が捉え間違うこともある。
意思が無ければ、その自由もない。84027(正誤表:意思でしなくして→意思でなくして)
意思の自由が無ければ、何事を為すのにも努力の一点張りになるのでしょうね。92540
「苦しい」「辛い」は、本人の実感でしょう。86547
同じ道をたどっていても、真の登山家とシェルパでは実感が異なるようなものでしょう。
> だからこそ、「頑張る」という空っぽな言葉ではなくて、「相手の期待に応えること自体が、同時に自分の充足となる」や「役に立てたら嬉しい」など、もっともっと具体的な言葉が必要なんだろうと思った。
意思の内容が自他共に明らかになる社会であれば、その掛け声も ’Take it easy’. (気楽にやれ) といったようなものになるのかもしれない。
> 春が来た。新しい仲間へ、単なる「頑張る」「頑張れ」「頑張ろう」より、「充足の中身」を伝えたいと思った。潜在思念で捉えている可能性を顕在化させ、現実を対象化する言葉、そんな力強い言葉で実現の可能性へと向かっていきたい。
意思を表現する自由を得れば、潜在思念で捉えている可能性を顕在化させることができます。英語を使用すれば、意思を明らかにすることが可能になります。英語は、思索の努力に答えることの出来る力強い言語です。すべての考えは、文章になります。文章にならないものは、考えではありません92480。だから、アッケラカンとした世界の中で、ドライに割り切ることが可能になります。92935
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応援板
107155 > 言葉から学ぼう
寺嶋眞一 ( 68 静岡 無職 ) 06/03/11 PM03 【印刷用へ】
> 応援板
> 1360 言葉から学ぼう
> 小林雅志 ( 35 岡山 営業 ) 02/04/13 PM10 【印刷用へ】
> 私は大学で数学を勉強していました。
> そのとき言われて印象深かったのは、「数学は言語である」という言葉です。
> 例えば「1と1を足すと2になる。」は「1+1=2」と書く。
> これは「これはペンです。」を英語なら「This is a pen.」と書くのと何ら変わりはないというのです。
同感です。さすが大学で数学を勉強された方だけのことはあると感心いたしました。
> つまり数学という言語を理解し、その言語を使って対応するのが数学を学ぶことであるというわけです。
> 数学は決して難しい学問ではないけれど、目に見える自分の世界に持ってきて考えようとすると、途端に太刀打ちできなくなるということを言っています。
> 丁度パイロットが肉眼ではなく計器を頼りに操縦するように。
> 数学を普段使っている言葉や図に変換して考えていくのもいいですが、あるレベルになると普段の言葉や具体像が追いつかなくなり、思考できなくなるわけです。
同感です。
アングロ・サクソン族の考え方にしても決して難しい考え方ではないけれど、我が国の現実の世界に持ってきて考えようとすると、途端に太刀打ちできなくなります。丁度、英米人が現実ではなく英文法を頼りに考えを進めているように。101092
英語を普段使っている日本語に変換して考えていくのもいいですが、ある概念のレベルになると普段の言葉や具体像が追いつかなくなり、思考できなくなるようです。84909
たとえば、‘reason’ は、「理性・理由」と訳され、’reasonable’ は、「適当」と訳されています。が、日本語の「適当にせよ」は「不適当でもかまわない」という意味にもなるので、日本人には ’reasonable’ の真の意味の理解が難しいようです。84116
’reasonable’ は、英語では「理性になりうる・理由になりうる」であるので、’unresonable’ となれば、「理性になりえない・理由になりえない」である。されど、日本語では「不適当・理不尽」と訳される。83749
日本人には「あるべき姿」(things-as-they-should-be) の考えがないので、自己の ’reason’ を求められると、事の次第を延々と述べることになるが、事の次第は現実であり「今ある姿」(things-as-they-are) であるから、何時までたっても個人の ‘reason’ (理性・理由) を明らかにすることにはならない。83201(正誤表:「あるべき姿」ない→「あるべき姿」のない)
そして、’accountability’ (説明責任) が果たせないとなれば、’irresponsible’ (無責任) となる。101058
英米人とこのような ’reason’ を求める議論をすれば、日本人は手も足もでない。自己の ’reason’ を出せば、相手はそれなりに納得するが、その逆もまた眞である。こうした事情により、日本人は国際的にも説得力がない。102748
「議論をすれば喧嘩になります」ということになるので、日本人は黙っているしかない。94775
個人の ’reason’ は、個人主義に支えられており、個人主義の認められない社会においては「とかく、この世は無責任」となる。82123
> 新しい認識を表す言葉も、同じようによく使う言葉に翻訳すると、翻訳した言葉の意味や印象に引きづられて、元々の内容からずれていく心配があります。
同感です。
英語には、’Shame on you!’ という言葉がある。94865
これを日本語で「恥を知れ」と訳すと、一応その意味が分かったような気がしてしまう。日本人に違和感も無く、名訳に聞こえます。
だが、この種 (理性を失った状態) の「恥」は日本語に無い。だから、日本人にも無い。’reason’の理解が十分でないように、日本人には ’Shame on you!’ の理解が難しい。103794
その結果、日本語に翻訳した言葉の意味や印象に引きずられて、元々の内容からずれていくことは避けられません。
> 認識を学ぶことは言葉から学ぶくらいに考えたほうがいいと思います。
> 友達に紹介するときもそう言ってみてはどうでしょう。
同感です。
アングロ・サクソン族の考え方を学ぶことは、英語から学ぶ必要があります。102212
わが国民も、その政治家も、この事実を深く理解すべきです。106655(正誤表:大学いかなくなる→大学に行かなくなる)
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その他(マスコミ)
107077 > 出世したくない理由
寺嶋眞一 ( 68 静岡 無職 ) 06/03/10 AM04 【印刷用へ】
> その他(社会統合)
> 69903 出世したくない理由
> 大森義也 ( 38 広島 建築設計 ) 04/04/05 PM11 【印刷用へ】
> 僕らくらいの年代は特に、出世したくない人は増えていると感じる。その理由は複雑だ。
> 10年くらい前までは出世欲はあった。が、カネ・名誉・女といった私権を手に入れたいという願望はもはや出世欲全体の10%くらい。残りの90%は、そのときの状況に満足できず「なんとか打破したい」という思いがあって、漠然とだったけれども、「出世すること=リーダーになること」でそれを実現したい、ということだった気がする。
漠然とであることに、同感です。出世欲は、伝統的なものですね。84803
日本人的リーダーは無為無策のことが多いですね。82735
序列順位の向上により、打破できる現実はあまりないですね。サル山のボスのようなものか。83579
> 周りの友達とかがさほど意思統一されていなかったためか、「仲間第一」や「役に立ちたい」とは、なんかウソ臭くて言えなかったけれども、思い返してみると内容的にはほぼ同じだったのかも知れない。
意思 (will) は、未来構文の内容ですね。106379
未来構文の内容が明らかにならないと、意思統一は難しいですね。82735
だが、日本語には未来構文がない。103994
「仲間第一」や「役に立ちたい」の内容は、なんか実感が湧かなくてウソ臭くて言えなかった。102080
それは、未来構文の内容を現実構文 (現在構文) の内容として語ると、実感が湧かないからです。102229(正誤表:なれない→ない)
> だが、がんばって少し出世してみても、現状はあまり変わらなかった。
現状は、我々の序列順位の変化と関係が無いですからね。ああ、空しい。104420
> 現状打破すること=強固だった旧体制を変えていくことは、想像以上に困難で、次第に戦意喪失していくのが関の山。得られるものがなにもない状況では出世意欲も次第に減退し、手短なところで代償充足でもするのが自然だったのだと思う。
同感です。無為無策では、現状打破は難しいですね。
> 翻って、現在の状況を見ると、旧体制はがたがた・形骸化し、世の中は一層閉塞。一方で「なんとかしたい」というみんな期待は日に日に顕在化しつつある。
旧体制は強固だったのではなくて、ただ我々が無為無策のために相手が強固に見えたのでしょう。
> 10年前と比べると、状況は好転しているのだ。とすると、出世して集団のリーダーになるということは、単一集団のみならず、社会全体のみんな期待を束ね、新しい社会を実現していくまとめ役としての期待がかかっているということにいつの間にか置き換わっている、ということなのではないだろうか。
無為無策であっても期待・願い・祈りをする内容は、いくらでもあるようです。106379
日本人には、新しい社会の実現を目的として、自分自身で具体的な行動を起こそうとする意思をもつことが難しい。94960
それは、日本語には、未来構文がないからである。83662
新しい社会は未来構文の内容であり、その実現を可能にする意思 (will) もまた未来構文の内容だからである。
> 出世しても出世しても実現できず、無思想・無関心を装いつつも、しかしどこか深いところでずっと燻っているあの時の“思い”を改めて掘り起こし、いつかみんなで一緒にやろうと潜在的に思っている人は、案外広い年齢層に分布していると思う。
> そのことに気づき、顕在化する人が増えれば、世直し運動の強力なブースターになりうると思う。
出世という単なる序列競争の次元では、この問題は解決しないでしょうね。82373
どこか深いところでずっと燻っているあの時の感情を理性により演出できるとよいですね。93729
英米人なら、それができる。106805
それが出来なければ、無哲学・能天気の民族ということになる。83415
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なぜ勉強しなければいけないの?
107034 > 学習塾のこれから
寺嶋眞一 ( 68 静岡 無職 ) 06/03/09 PM03 【印刷用へ】
> なぜ勉強しなければいけないの?
> 2485 学習塾のこれから
> 河原里恵 ( 20 大阪 学生 ) 01/03/30 PM01 【印刷用へ】
> ゆとりある教育。
> 現在の子ども達の教育に一番必要であると現文部科学省は判断をくだし実行に移してきた。
> ゆとりとはなんであろうか、と私は思う。
> 確かに学校教育は走り過ぎていた。
> 詰め込み教育、偏差値教育、受験戦争など、子どもの教育は少し白熱し過ぎていた。
> その産物が「できる子」と「できない子」の差は広がる一方、中間層の子どもが少ない状態、いわゆる学力の低下である。
没個性的である横並びの競争による格差の検出では、詰め込み教育、偏差値教育、受験戦争など、子どもの教育に関する問題は解決しませんね。84200
> この現状を打破するべく登場したのが「ゆとりある教育」であるが、はたして打破できていると言えるのか。
> 答えはノーである。
> というのも子ども達の学力低下には歯止めがかかるどころか進行が進んでしまっているからである。
> 当たり前である。
> 大人達の考える「ゆとり」とは時間のゆとりであって、子どもが求めている「こころのゆとり」に配慮していないからである。
同感です。
横並びの競争で、日本の子供は休んでいる暇など無い。83459
> 難しい公式、漢字などは大きくなってから勉強しましょうね、今はのびのびあそんでいるだけでいいのよ。
> 社会の事、礼儀の事、友だちの作り方なんかを勉強しましょうね、など本来家庭で行われるべきことを学校がしなければならない。
> そりゃ時間もなくなります。
> こんなことではますます学力低下は進行し日本のお先は真っ暗である。
同感です。個人主義のない、横並びの競争では、個人ペイスの勉強はできませんね。
フランク・ギブニー (Frank Gibney) は、<人は城、人は石垣>の中の<日本文化のエコロジー>で、日本の子供について下の段落の如く述べている。
彼らは勉強しなければならない。、、、、、 実力主義は忠実に守られる。、、、、、どの大学に入れるか、それだけでなく、多くの点でこれからの全生活が、いかに「受験地獄」を突破するかによって決められかねない。しかしいったん、大学に入れば、控え目に表現しても、成績と出席はたるんでいる。大学卒を含め、日本の子供たちが習うものごとの中核は、主として十八歳までに吸収される。
> そんな今の子どもに必要なものは「学習塾」であるとおもう。
> 「勉強がしたい」というニーズにしっかり答えることができるのはやはり教育をサービスとして考え商売にしている「学習塾」であろう。
> もう学校はあてにならないでしょう!
つまり、我が国には、大人の教育がない。高等教育が無い82320。それを心配する人もあまりいない。
塾を大学に昇格させても、十八歳までの子供相手の教育内容では、あまり教育の向上は望めませんね。85988
大人の教育が、本当に人間が学問をする時期であるのに、惜しいことですね。82144
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