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何で新理論(構造認識)が必要なの?
105009 > 個人主義の責任捨象と言い逃れ
寺嶋眞一  ( 68 静岡 無職 ) 06/02/02 PM06 【印刷用へ】

> 何で新理論(構造認識)が必要なの?
> 974 個人主義の責任捨象と言い逃れ
> 四方勢至  ( 老年 京都 編集 ) 01/03/07 AM02 【印刷用へ】
> 近代社会は、自由・個人・権利etcの観念を中核とする近代思想に導かれて発展してきました。しかしその結果が財政破綻・環境破壊・精神破壊であるとすれば、その責任は極めて重大です。ところが、個人主義は、これらの結果に対して、全く何の責任も取っていません。それどころか、「それは個人主義のせいではない」とか、「本来の個人主義は違う」とか、厚顔無恥な言い逃れに終始しています。

我が国は、近代思想に導かれて発展してきた近代社会ではないでしょう。84909
つまり、日本人は、見よう見まねでそれらしきものを作った。現在あるものは、気分・雰囲気の結果であると考えられます。83747
だから、現今の社会問題は、本来の個人主義により惹き起こされたものではないでしょう。
「みんなが、、、、、。みんなが、、、、、、。」といって力説している人たちが存在するから、全体があっても個人はないのでしょう。102795
この掛け声は、一昔前は、「お国のために、、、、、」であった。94865
つまり、「みんな」は存在するが、「個人」はない。だから、責任はみんなの責任である。91717
さすれば、一億総懺悔のようなものになる。これも、既に経験済みのことである。84432
没個性の社会では、「それは個人主義のせいではない」とか「本来の個人主義は違う」とかは、本当のことでしょう。
我が国の個人主義は、英米の個人主義とは似て非なるものなのでしょう。94438
輸入文化というものは、横文字に漢語を当てはめれば、それで全ての考えの理解が可能になるとは限りませんね。92856

> もしそれが個人主義のせいではないというのなら、いったい個人主義(を中心とする近代思想)以外のどんな思想が、近代社会を導いてきたと云うのでしょうか?それとも、社会を導いてきた思想などなかったと、主張するのでしょうか?だとすれば、個人主義も社会を導くことのできなかった、現実とは無縁な空理空論に過ぎないという事を、認めたことに成ります。

口先だけの個人主義は、空理空論ですね。社会を導くような内容にはらない。94200

> あるいは、現実を作ってきたのは自分主義(or利己主義)であって、個人主義ではないと、主張したとしても同じことで、それはやはり個人主義が現実を導くことのできなかった空理空論に過ぎないことを、認めたことに成ります。いったい、個人主義が登場して既に200年以上も経つのに(しかも、現実は行き詰まり、危機的な様相を呈しているのに)、「まだ本来の個人主義は実現されていない」などという言い訳が、現在でも通用すると思っているのでしょうか?

個人主義が実現されているのは、英米など極めて限られた国であると考えられます。103548

> むしろ、そんな言い訳しか出来ないという事実そのものが、個人主義が頭の中だけの幻想に過ぎないことを明瞭に物語っています。現実の行き詰まりや危機に対する責任を一切認めようとせず、言い逃れに終始する個人主義者たちのどこに「責任」意識があるのでしょうか?それは、まさに都合の悪い現実は捨象し、都合の良い頭の中だけの幻想=欺瞞観念をもって自己正当化を図ろうとする(そして何とか人々を欺こうとする)自我人間そのものの姿です。つまり、個人主義とは人々を欺く為の仮面に過ぎず、彼らの正体は自我の塊なのだということが、この間の議論を通じてほぼ明らかにされたのではないでしょうか。

日本人の個人主義は、頭の中だけの幻想でしょうね。82123
責任というのは、みんなの責任のことでしょう。84432
自我人間というのは、我利我利亡者のことでしょうね。94962
自我の無い人間は、つかみ所の無い人間と考えられます。82478
つかみ所の無い人間は、責任を一切認めようとせず、言い逃れに終始するしかありません。102335
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その他(マスコミ)
104897 > 人は一人では「信念」を持てない
寺嶋眞一  ( 68 静岡 無職 ) 06/01/31 PM06 【印刷用へ】

> その他(社会統合)
> 923 人は一人では「信念」を持てない
> 小西康雄  ( 37 大阪 企画 ) 01/03/06 PM09 【印刷用へ】
> 社会変革の議論を進めていると、「自己の意識改革」に期待する意見が多々見られます。

意識改革が伴わないと、社会変革は出来ません。82251
頭蓋骨の内側の改革なくして、外側の変革は望めません。103191

> 「人が人間の尊厳をもって振舞うことが出来るならばより良い社会は実現できる。」や「大人一人一人が自覚を持って子供に接すればより良い教育は実現できる。」と言ったたぐいの意見です。「少し意識を変え人々が信念を持てば社会を変えることが出来る。」とのご意見もこの範疇に含まれるかと思います。
> これらの意見そのものには、間違いは無いと思います。

意識を変えるのには、言語を変えなくてはならない。82373
英米人の意識に達するためには、英語を習得しなくてはならない。95706

> しかし、おっしゃられるような「尊厳の獲得」「信念を持つ」といった価値意識(これらの価値は我々が言うこところの本源価値に近いものだと思いますが)を人々がその内面に確立し、自我を律し、絶えず社会を対象化して行動するならば、より良い社会は実現できるでしょう。
> 現実社会において、このような社会が実現する兆しが私には見えません。

同感です。日本人に内面の確立は難しい。81994

> 個人主義においても、本当の個人主義社会を実現するには人が尊厳を獲得することによって利己性を制御できる人間になるよう努力することが不可欠であると説いていますが、長い間こう言い続けていつになったら実現するのでしょう。

日本語で考えていたのでは、理性判断は成り立ちません。82615

> 問題はどうすれば、これ(自分ひとりの力で自分の自我を制御すること)を実現できるかです。

英語で考えられるようになれば、実現可能です。82879

> 実現方針、実践行動なくしては単なる幻想に終わってしまうと思います。

国策として、英語圏への留学を進めるべきです。88345
外国人留学生を我が国に招き入れるばかりが能ではない。84641(正誤表:外国語の→公用語にの)
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近代思想の正体(成立構造)
104880 > 個人主義とは体制派の論理
寺嶋眞一  ( 68 静岡 無職 ) 06/01/31 PM00 【印刷用へ】

> 近代思想の正体(成立構造)
> 1367 個人主義とは体制派の論理
> 清水健作  ( 20代 大阪 塾講師 ) 01/03/14 PM03 【印刷用へ】
>>近代においても、『力関係を基盤にした秩序規範』というこの構図は、何ら変わっていない。

いつの時代でも、何処の国でも「力は正義」である。83579

>>例えば、力関係の弱者が社会主義や全体主義へ行くしかなかったのに対して、強者が「個人の自由」を謳歌し、弱者を悪者視するという構図がそれである。

弱者は、悪者ではない。弱者を悪者視するのは、序列観念によるものか。92478(正誤表:定時→呈示)

>>ここでは、「個人の自由」という観念が秩序規範の役割を果たしている。

「個人の自由」を理解することは、難しいですね。特に思想の自由と言うときの「思想」の意味の理解が難しい104107。
その内容は、恣意ではなくて、世界観である。恣意は分かっても、世界観は分からない。83201(正誤表:「あるべき姿」ない→「あるべき姿」のない)

> 中学生の歴史・公民の授業で教えている市民革命とは(人類社会史発展形の象徴として)虐げられていた平民が、時の絶対権力者に対し「自由」を勝ち取った、とされているが、その「自由」とは、実は「強者の論理」によって獲得したものだったなんて・・・。

「力は正義」である。より力のある相手でなければ、時の絶対権力者は妥協しない。現在における既得権益についても、これは同じである。97960 改革者には、圧倒的な力が必要である。92354

> これで、「個人の自由」を前提とした「個人主義」の欺瞞性も更に明らかになってくるものと思われます。

「個人主義」の欺瞞性とは、自由の履き違えのことですか84743。個人主義と利己主義の区別もはっきりしませんね95278。このような状態では、個人主義に力も正義も付いては来ない。ものの哀れか。99101

> なぜなら、個人主義を意固地に支持する人こそ体制派の人であり強者であるわけですから。

「力は正義」である。強者は体制を作る。だが、我が国においては、個人主義の体制は確立していませんね100288。個人主義者には力がない。他人と異なることには、報いの無い社会です。100239

> また彼らの地位を脅かすことになる「現体制がおかしい」なんてこと絶対に認めませんし、敵対者に対しては、常に「全体主義」「社会主義」のレッテルを貼って攻撃するわけです。

現体制はおかしいですね82023。理性がなくて序列制と恣意の自由があるからです93383。個人の意思のない国には個人の恣意があるのでしょう。82242
全体主義は、先の大戦で経験済みです。社会主義は、隣国で経験済みです。
事あるごとに「みんなが、、、、。みんなが、、、、、」と叫ぶのは、個人つぶしの為の掛け声でしかない。84432
これでは、言語活動に関する個人選びは難しい。101455
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その他(マスコミ)
104846 > STOP「第ニの敗戦」〜鎮魂の4月に
寺嶋眞一  ( 68 静岡 無職 ) 06/01/30 PM09 【印刷用へ】

> その他(社会統合)
> 70713 STOP「第ニの敗戦」〜鎮魂の4月に
> 田中令三  ( 47 香川 総務 ) 04/04/20 PM02 【印刷用へ】
> この沖縄へ向かう大和の士官室(ガンルーム)では、連日何のために死地に赴くかで言い合い、はたまた殴り合いがあったそうだ。
> 「ただ天皇陛下のために潔く死ねば良いのだ。」と主張するグループと「自分達の死の意味を有意義に後世に残すべきだ」と主張するグループの2つ。
> この2グループの間にあって哨戒長臼淵大尉は、薄暮の洋上に双眼鏡を向けたまま低く以下のように、呟くが如く言いその論争を決着させたと言う。

> 「進歩ノナイ者ハ決シテ勝タナイ

同感です。83554

> 負ケテ目ザメルコトガ最上ノ道ダ

目覚めるために負ける必要はありません。負けても目覚めない。ただ、びっくりするだけです。82879

> 日本ハ進歩トイウコトヲ軽ンジ過ギタ

同感です。104194

> 私的ナ潔癖ヤ徳義ニコダワッテ、本当ノ進歩ヲ忘レテイタ

気分・雰囲気が気になっていたのでしょうね。現実はそれほど気にならない。104714

> 敗レテ目ザメル、ソレ以外ニドウシテ日本ガ救ワレルカ

日本は救われるでしょうが、敗れても目覚めることは無いでしょう。83225

> 今目覚メズシテイツ救ワレルカ

今救われることはあっても、目覚めることは無いでしょう。83513

> 俺タチハソノ先導ニナルノダ

お気の毒です。海行かば、、、、、、102478

> 日本ノ新生ニサキガケテ散ル

新生日本は、装いを新たにした古い日本になるでしょうね。104668

> マサニ本望ジャナイカ」

哨戒長臼淵大尉はしかたがないかもしれないが、彼の考えには勘違いがある。95301
敗戦は、進歩に関する姑息な手段としかなりえない。84361

> その造艦に膨大な国力を傾注した巨大戦艦は、大音響と伴に永遠に姿を消した。

時代遅れの過ちですね。102033

> マスコミ(大新聞・系列テレビ局)も戦時中の大本営発表を鵜呑みに負け戦を「勝った、勝った」と言い続け、督戦報道し続けた報道機関と同じく、相変わらず旧態然とした「記者クラブ制」を中心に、一定の「ニュース源」の情報・発表を裏も取らず、吟味もせず、垂れ流し続ける92480。
> 自らは、その撒き散らかす「毒」にはお構いなし、数字が上がれば良いのだろう82144。
> そのためには、時に、「事実」すら捏造する有様だ99945。

> 「我こそは良識の担い手、世論形成の担い手」の空虚なプライドの下、彼らは、第ニの敗戦に向かう実態(=敗勢の戦況)を隠蔽しようとするばかりだ。84909
> いや敗勢の気配すら感覚が麻痺し判断出来ないのだろう。100053
> ましてや、その裏にある「真の事実」など見えない。104809

> 様々な改革は進んでいるはずなのに、なぜ良くなる場面が見えないのか、世界に比しても優れた勤勉性を保持していた国民が築き上げて来た「有形無形の物」=言わば「戦前の戦艦大和・武蔵に匹敵する物」=「国民の富と技術の成果物」は、どこへ消えたのか?そして再生出来るのか?104119

日本人の考えは、目先・手先に関する事柄に限られていて世界観が無い。94865

> 誰の責任・リーダーシップで解決して行くのか、いや果たして本当に解決出来るのか、その余力は日本に残っているのか?

「とかく、この世は無責任」です84432。「そのうち、何とかなるだろう」とは行きませんね。90706 
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プロ(学者・官僚・政治家・マスコミ)による観念支配こそ、時代閉塞の元凶
104809 > 歴史は、学ばないから繰り返す
寺嶋眞一  ( 68 静岡 無職 ) 06/01/29 PM11 【印刷用へ】

> プロ(学者・官僚・政治家・マスコミ)による観念支配こそ、時代閉塞の元凶
> 104724  歴史は、学ばないから繰り返す
> コユウ  ( 25 東京 設計 ) 06/01/28 PM06 【印刷用へ】
> 1)国民的熱狂を作ってはいけない
> 彼は、第二次世界大戦は、マスコミに煽られた国民の熱狂が作り出したと言われています。国民が熱狂した事で政府もそれに後押しされた側面があるようです。燃え上がると熱狂そのものが、権威になってしまう。まさに戦争反対を唱える奴は非国民な訳です。

県民感情の代表者、国民感情の代表者は大きく報道される82476。
それは、感情が主張の由って来るところであるからである104323。
まさに感情反対を唱える奴は非国民な訳です102019(正誤表:でるので→できるので)。

> この本には、三国同盟の話も出ていますが、彼はこの同盟を結んだのも一言で「時の勢い」といっています。

感情は、「時の勢い」となりやすい。為政者は、「時の勢い」を利用して、問題の解決を計ろうとするようだ97096。だか、この盲目の判断は極めて危険な賭けである84641。

> 2)日本人は、抽象的な観念論を好み具体的案方法論を検討しようとしない
> 彼いわく、日本人は、自分にとって都合のいいも目標を立てるのは、非常に得意なのでそうです。そして、その通りに物事が動いてくれると考えてしまうといいます。
> 例えば「ソ連に攻め込まれたくない」→「いや、せめてこない、最後まで中立を保ってくれる」という思い込みに変わってしまうのです。

我が国には、期待・願いが豊富にある102628(正誤表:層懺悔→総懺悔)。思い込みを強めることにより、真実・現実は見えなくなる100053。

> 3)蛸壺社会における小集団主義の弊害
> ある一部の連中だけが力を持ち、そのほかの部署でどんな貴重な情報を得てようが一切認めなかった

議論は最初からできない103932。大勢では談合もできない102033。それで、民は之によらしむべし。之を知らしむべからずとなる。

> 4)国際社会の中の日本の位置付けを客観的に把握できていなかった
> 戦争の終わり方を知らなかったようです・・・・ポツダム宣言を受諾した事が戦争の終わりだと思っていた。降伏文書が必要なのに。その間にソ連に攻め込まれて莫大な被害をこうむります。

誰にも責任は無い。考えを任せられた者など何処にもいない82735。だから、一億総懺悔となる84432。これが公平な考えなのか。

> 5)すぐに成果を求める
> その場その場の誤魔化し的な方策で処理して、大局観が全くなかった。

言霊が精神に宿る98123。世界観がない。我々は何処に行くのか、説いて聞かせる者はいない102840。
誤魔化し的な方策で処理して成功せず、あるのは、ただ脱力感のみ85728。つわものどもが夢のあとか。

> 6)根拠無き自己過信そして上手くいかなかった時の無責任
> 著者は、これが一番の問題点だと述べています。 

根拠・論拠には、なじみがなく102335、「とかく、この世は無責任」ですね84432。

> まさに歴史は、「学ぶ」ものだと痛感します。

歴史哲学が必要です95542。
感傷の内容が判断基準となっていては、「あやまちは、くりかえしませぬから」の言葉も過ちの反省にはならず、たちまち反故になる93835。
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その他(マスコミ)
104717 > どこへ行くのか?
寺嶋眞一  ( 68 静岡 無職 ) 06/01/28 PM01 【印刷用へ】

> その他(社会統合)
> 763 どこへ行くのか?
> ロココ  ( 23 東京 学生 ) 01/03/03 PM05 【印刷用へ】
> 実現論を読みました。全部は理解しきれていないかもしれませんが、気になった点が二つあります。
> 一つは、この実現論は今の社会の現状、何がその原因になったのか、起動修正するにはどうしないといけないのか等、書かれていますが、最終的にどのような世の中にしたいのかという最終目標がはっきりと書かれていなかったように思いました。

最終目的が必要ですね。103994

> もう一つは、この実現論という文は誰に理解してもらうための文なのか。今の社会を変えるには、もちろん類グループを知らない一般の人にも分かってもらわないと社会は変わっていかないのではないでしょうか。もし、そのつもりならば、この文章は少し難しいのではないのかと思いました。

全世界の人びとに理解可能な文章がよろしいですね。85831(正誤表:したしました→いたしました)

> 実現論を読んで、目指しているのはオランダの社会なのではと思いました。オランダと日本との最も大きな違いは、オランダは国土よりも海抜が高いため、常に水の恐怖にさらされているということ。水の恐怖の前ではどんなに金持ちでも貧乏でも、同じ国土に住む人間なんだというまさに共同体という意識がオランダ人全員の中に刻み込まれている。公共のインフラ、つまり排水路なしには生活できず、オランダにおける都市の共有に対する感覚が生まれた。「個人」の占める場が狭いのである。住宅ですら公共建築に限りなく近く、そのほとんどは、都市計画の一部として公主導の集合住宅という形で行われ、その建築表現も個々ではなく集合体としてのものなのである。(910)
> 「協議」「空間計画」「公共性」の三つの視点からオランダでは建築・都市計画・社会が密接に関わりあっていることが見えてくる。都市は「公共」のものであるという合意(コンセンサス)。都市は個人が所有するものではなく、協議の対象であるという認識がある。この概念が、建築と都市計画を深く結び付け、オランダ人すべての人々の意識を一つにしているのである。これがこれからの日本の社会にあるべきものなのではないでしょうか。共同意識をもたせるもの。それはやはり建築と都市なのではないでしょうか。(911)

同感です。都市のみならず、我が国土、全世界に関する計画が我々には必要でしょうね。83201(正誤表:「あるべき姿」ない→「あるべき姿」のない)
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その他(マスコミ)
104714 > やっぱりペテン
寺嶋眞一  ( 68 静岡 無職 ) 06/01/28 AM11 【印刷用へ】

> その他(社会統合)
> 670 やっぱりペテン
> こばやしみゆき  ( 101 ) 01/03/01 PM05 【印刷用へ】
> 「実現論」に書いてある通り、男も女もますます中性化してゆき、男らしさ、女らしさがなくなっていっていると思います。

そうかもしれませんね。主観的な中性化は、良いか悪いかの問題ではなく、趣味の問題ではないでしょうか。94200

> せっかく持って産まれることができた自分の特性なのに、それをお荷物のように考えてしまうのはもったいないことです。

同感です。自分の個性・特性を大切にしたいものですね。103454

> 自分の”らしさ”をプラスに考えて、魅力にしていければいいなと私は常に感じています。

同感です。だが、“らしさ”は、気分・雰囲気という感性の問題ですね。議論の対象にはなりにくいですね。94200

> 男も女も”らしさ”をうまく使ってこそ、社会のバランスがとれると思います。

“らしさ”の使い方は、個人の自由ですね。だが、気分・雰囲気の配慮だけで、社会を動かすことはできませんね。83954
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どうしたら、社会を変えられるの?
104701 > 今が社会変革の時代だ!!
寺嶋眞一  ( 68 静岡 無職 ) 06/01/27 PM10 【印刷用へ】

> どうしたら、社会を変えられるの?
> 246 今が社会変革の時代だ!!
> 角谷ナル  ( 20 大阪 学生 ) 01/02/17 PM00 【印刷用へ】
> 日本は時代に伴い変化をとげて、大きく成長した。
> まず、明治維新で農業から工業社会へと大きく変化した。
> 機械の導入によって、人が大量にリストラされた。
> そして今まさに工業社会からIT社会に変わろうとしている。
> つまり情化社会であり知識こそがわれわれを救うのだ。

同感です。哲学も必要ですね。82879

> そして共通として言えることが、変革期には必ず若者が活躍すると言う事だ。
> 明治維新の時も西郷隆盛や坂本竜馬などの若者が社会を変えた。
> 若者はバイタリテイがあり、無限の可能性を秘めている。
> だから、社会変革をおこすのはわれわれである。

同感です。「若者よ、頭を鍛えておけ、、、、、、」ということですね。84361

> もっと、全ての事に目をむけ、何事にも耳を傾け、疑問を抱き、解決することがこの歪んだ社会を変えてゆける方法だ。

同感です。何が歪んでいるかの考察も大切ですね。84641(正誤表:外国語の→公用語にの)

> 社会を信頼を失った政府や官僚に任せる事は出来ない。

同感です。彼らは「私ども役人は、明治政府が遺した物と考え方を守ってゆく立場です」という。104668

> 私たち若者が変革の先駆者にならなければいけない。

同感です。変革の先駆者は教養人でなくてはならない。84032
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プロ(学者・官僚・政治家・マスコミ)による観念支配こそ、時代閉塞の元凶
104668 > 統合階級を「公僕」というのは欺瞞
寺嶋眞一  ( 68 静岡 無職 ) 06/01/27 AM06 【印刷用へ】

> プロ(学者・官僚・政治家・マスコミ)による観念支配こそ、時代閉塞の元凶
> 61306 統合階級を「公僕」というのは欺瞞
> 藤岡聖子  ( 30 大阪 教育 ) 03/09/11 PM01 【印刷用へ】
> 国家や政府というのは、明らかに、社会統合のために存在しています。私権原理の中で、バラバラかつ無秩序に私権闘争を繰り広げられたら社会秩序は崩壊するので、序列原理にのっとり、序列の最上位に位置する「国家権力」→それを行使するお役人とか政治家が、秩序維持や社会統合の仕事をすることをみんな共認していたのだと思います。
だから、国家権力を実際に行使する官吏が「偉い」のは当然だったと思います。
> それが、市場社会になり、誰でもチャンスがあれば勝者になれる社会になると、国家は市場での「自由競争」がうまくいくために「調整」「奉仕」する存在だと言われるようになりました。公務員は公僕だとか、行政はサービス業の親玉みたいに、学校とかでは習いました。
けど、そんなのウソ・ゴマカシだと思います。
> ホントはまだ、やはり国家は社会統合のための機関だし、そのためには権力が必要なのだと思います。でも、あからさまに「お役人は偉いんだぞ」「権力持ってるんだぞ」というと、「民主主義」とか「平等」とかいう観念と矛盾するから、ゴマカシてるんだと思います。

ウソ・ゴマカシは、ゴマカス人とゴマカサレル人がいて、成り立つのでしょうね。84687
日本国中が気分・雰囲気に酔っている。98872
日本人のメンタリティが改善されなければ、考えも低迷すると考えられます。84361
司馬遼太郎は、<翔ぶが如く>の後に付けられた<書きおえて>において、次の段落のように述べている。

そのひとが、不意に杯を置いて、「日本の政府は結局太政官ですね。本質は太政官からすこしも変わっていません」と、いった。、、、、、官吏は、運営者である。根源的な問題につきあうべきでないということだったのか、あるいはそういう官吏としての自分の立場を明快にするための表現だったのか。「私ども役人は、明治政府が遺した物と考え方を守ってゆく立場です」という意味のことをいわれた。私は、日本の政府について薄ぼんやりした考え方しか持っていない。そういう油断の横面 (よこづら) を不意になぐられたような気がした。私は、兵隊にとられている間じゅう、日本の国というものについていまなお言いあらわしようのない疑問を持っていたが、敗戦後、戦後社会がやってきたとき、ひどく明るい世界に出たような気がし、敗戦を、結果として革命と同質のものとして理解する気分にとりつかれた。いまでもその気持ちは変わらないが、よく考えてみると、敗戦でつぶされたのは陸海軍の諸機構と内務省だけであった。追われた官吏たちも軍人だけで、内務省官吏は官にのこり、他の省はことごとく残された。
機構の思想も、官僚としての意識も、当然ながら残った。太政官からすこしも変わっていません、というのは、おどろくに値しないほど平凡な事実なのである。

> 序列原理から共認原理へ、とは言っても、それは人々の潜在思念レベルの話で、まだ社会統合のシステムは古いままですから、「お偉いさん」が人々の知らないところで、権力を行使して、社会統合の仕事をしている事実は変わりません。ただ、最近になって、公務員を公僕というゴマカシが鼻につきはじめたということは明らかだと思います。

「鼻につく」というのも、感性によるものでしょうね。93729

> それは、ひとつには、「市民の自由と権利のために奉仕する」という旧観念のうさんくささがもはやごまかせなくなってきたからであり、また一方では、役に立たない「偉い人」などちっとも偉くないではないか、という、統合階級への疑問→序列原理での統合への疑問が、人々の中で段々と膨れ上がって来た、というせいでもあるのではないかと思います。

我が国には、ゴマカシばかりがはやって、真実を語る人がいないのですね。83909  
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その他(マスコミ)
104577 > スムーズな転換
寺嶋眞一  ( 68 静岡 無職 ) 06/01/25 PM10 【印刷用へ】

> その他(社会統合)
> 9581 スムーズな転換
> 井上宏  HP  ( 39 新潟 建築コンサル ) 01/09/01 PM09 【印刷用へ】
> 革命まで行かなくても、いま注目される、小泉改革にしても何か悲壮感が漂っている気がする。

意思のないことをするのは、悲壮ですね82242。 彼らには意思があるのか。90887

> 国民の期待があっても、マスコミや官僚・他の政治家の目を気にしてなかなか具体的に行動できないジレンマを感じる。

国民の期待・願いだけでは、現実は動かない103794。見栄と外聞ばかりを気にしていては、なかなか具体的な行動に移れない。84743

> それは、革命や改革が、既得権を持つ者の抵抗を受けることの必然性から来るのであり、そして既得権を持つ者達が大きな力を持っているから、それを突破しようとすると、悲壮な覚悟がいるからだろう。

「力は正義」である。既得権を持つ者達よりも大きな力を持つことにより、革命や改革が進む83579。悲壮な覚悟だけでは進まない。竹槍戦法のようなものか。83554

> “共認すればしまい”というパラダイム転換は、そんな連中を通り越して、とてもスムーズに世の中を変えていける可能性を感じる。

際限なく話し合いを続けることになるのであろうか。101092
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